2017年4月11日 (火)

さんタク

一度眠った後で目を覚ましたため、寝床にてiPhoneを操作していた。YouTubeのアプリケーションでおすすめ動画が表示されるのだが、おそらく過去の視聴履歴などを参照しているのであろう。その中で、道重さゆみ関連の新しいものがあった。どうやら、先日、「ヤングタウン土曜日」に出演した時のもののようだ。

道重さゆみは今年の3月19日から丸の内のコットンクラブで「SAYUMINGLANDOLL~再生~」公演に出演していて、これが芸能活動復帰第1弾となったのだが、メディアにおいてはその前日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」において、その声を久しぶりに聴かせることになった。

明石家さんまがメインパーソナリティーを務めるこの番組において、普段はモーニング娘。'17の飯窪春菜と工藤遥がアシスタントのような立場であるヤン娘。として出演している。しかし、この週はモーニング娘。'17のコンサートツアー初週ということもあり、お休みとなった。そこで、ピンチヒッター的に道重さゆみが出演したのであった。他には、道重さゆみにとってモーニング娘。の先輩であり、一緒にエコモニ。というユニットで活動していたこともある石川梨華、また、アップフロントクリエイトに所属するアイドルグループ、チャオ ベッラ チンクエッティのリーダーである岡田ロビン翔子も出演していた。

道重さゆみの約2年4ヶ月ぶりのメディア復帰にして、石川梨華はつい数日前にプロ野球、埼玉西武ライオンズの野上亮磨と結婚を発表、さらには岡田ロビン翔子も数日前が24歳の誕生日と、かなり話題づくしであった。

そして、この日はスタジオにさらにもう1人、日本の芸能界を代表するビッグスターの1人がいた。元SMAPであり、俳優で歌手の木村拓哉である。

明石家さんまと木村拓哉が一緒にやっているテレビ番組「さんタク」のカメラが、MBSのスタジオに入っているという。番組の企画で、木村拓哉が明石家さんまの付き人を務めていて、その様子を撮影しているのだという。

私のiPhoneに表示された動画は、その時に放送されたもののようであった。

私は当日、「ヤングタウン土曜日」をリアルタイムで聴いていた。収録されたのは、放送前日の3月18日だったようだ。約2年4ヶ月ぶりに聴く道重さゆみの声だったが、思っていた以上に当時のままであり、まるでしばらく会っていなかった友人と数年ぶりに再会したかのような、感激と安心感があった。

早口でおもしろいトークも、当時のままである。木村拓哉のことを「キムタク」と何度も言い、その度に明石家さんまに注意されるのだが、ずっと芸能活動を休んでいて一般人の感覚でテレビを観ていたので、やはり「キムタク」という感じなのだ、と主張する。

ラジオで聴いていてもかなりおもしろかったが、「さんタク」ではこの場面が映像で流れたわけで、さらに楽しむことができた。

芸能活動を再開して初めてのラジオ、そしてテレビが明石家さんまの番組となったのである。思えば、モーニング娘。'14卒業、そして、芸能活動休止前の最後のテレビ出演も明石家さんまの「明石家電視台」だったのではなかっただろうか。

私が道重さゆみの魅力に気がついたのはいまから10年前、2007年の春先のことだったと思う。当時、モーニング娘。はすでに国民的アイドルグループと呼ばれていた時期を過ぎ、人気はかなり落ち着いていたような印象がある。それでも、前年秋にはシングル「歩いてる」が久しぶりのオリコン第1位に輝き、8期メンバーとして光井愛佳が加入するといった話題もあった。

道重さゆみは当時のモーニング娘。の中で、必ずしも人気がある方のメンバーではなかった。それどころか、6期メンバーの中で最も人気がなかったのではないだろうか。6期メンバーは道重さゆみと一緒にオーディションに合格した亀井絵里、田中れいな、そして、すでにソロ歌手としての実績があった藤本美貴であった。

前年、2006年の秋から東海地区でしか聴くことができないCBCラジオで、道重さゆみの「今夜もうさちゃんピース」というラジオ番組がスタートした。この番組はなかなかおもしろいと評判で、そのトーク内容がインターネット掲示板で話題になることも少なくなかった。私が道重さゆみの魅力に気がつくきっかけになったのも、インターネット掲示板で見たこの番組でのトーク内容であった。

それから過去のラジオ音源を全部集めて聴いてみたりするうちに、すっかり道重さゆみのことが好きになってしまった。アイドルの写真集を買ったり番組収録に足を運ぶという、当時の私には考えられなかった行動にまで及ぶようになっていた。

この年の春、モーニング娘。のリーダーを務めていた吉澤ひとみが卒業し、それまでサブリーダーだった藤本美貴がリーダーに昇格した。しかし、まもなく写真週刊誌にスキャンダルが掲載され、事務所との話し合いの結果、藤本美貴はモーニング娘。を脱退することになった。代わって、サブリーダーに就いたばかりの高橋愛がリーダーになり、サブリーダーには同じく5期メンバーの新垣里沙が抜擢された。

当時、「ヤングタウン土曜日」のヤン娘。としては、藤本美貴と高橋愛が出演していた。しかし、この件があり、藤本美貴が降板することになった。代わって抜擢されたのが、道重さゆみだったのである。

すでに道重さゆみのライトなファンになりたてであった私だが、ラジオならばすでに「今夜もうさちゃんピース」があるので、この枠は他のメンバーでもいいのではないか、などとぬるいことを思っていた。

当時のモーニング娘。において、いまひとつパッとしないポジショニングであった道重さゆみは、トークという武器によって、自分の居場所を確保しつつあるような感じがあった。ここでめぐってきた、「ヤングタウン土曜日」のレギュラーというチャンスである。道重さゆみはこの好機を生かそうとかなり頑張っていたが、当初はそれが空回りするような場面も少なくはなかった。

道重さゆみが推していたナルシスティックなキャラクターは、明石家さんまの芸風と反発するような場面も当時はあり、また、10代のアイドルにエロティックとも取れるセリフを無理やり言わせて楽しむタイプの「癒せません」のコーナーなど、聴きようによってはセクシュアルハラスメントなわけである。

当時、道重さゆみファンの間でも、「ヤングタウン土曜日」への出演には賛否両論があったのである。道重さゆみのストレスが限界に達し、明石家さんまに対して鉛筆を投げつけるという事件もあった。

私はそれらのことについて、いちいち暑苦しくブログに感想や分析を書いたり、インターネット掲示板では翌日も朝から仕事だというのに、アンチとわりと本気で論争していたりしたものである。

しかし、収録現場は戦場だと見なし、チャンスを生かそうと本気で取り組む道重さゆみの姿勢が、ある時期から明石家さんまにも正しく理解されはじめたように思える。道重さゆみは間違いなくこの番組によって、トークやバラエティーにおける対応力を身につけ、それがテレビの音楽番組出演時のトークのおもしろさ、そして、2009年以降、バラエティー番組でも活躍することにつながったのである。

「ヤングタウン土曜日」に出演して間もない頃、私は道重さゆみはこの番組に出演する必要はないという主張をしていたはずだし、その記事はこのブログの中のどこかにまだ残っているはずだ。しかし、それは完全な間違いであった。道重さゆみをあまりにも甘く見過ぎていて、そのことについて深く反省している。

寧ろ、明石家さんまは道重さゆみにとって恩人の1人だと言っても過言ではないだろう。

だからこそ、芸能活動復帰第1弾のラジオやテレビが明石家さんまの番組であることには、じつに合点がいくのである。

私事だが、じつはこの春、ものすごく悲しい出来事があった。道重さゆみが芸能活動を再開するので、それならばその悲しみも帳消しにしてくれるのではないかと淡い期待も抱いたのだが、けしてそうはならなかった。そもそも、アイドルにそこまで依存する方がどうかとは思うのだが、いずれにせよ、私はいまものすごい悲しみや心の痛みをかかえて日々をやり過ごしているわけで、そんな中、楽しみに近いものを少しでも思い出させてくれる存在として、道重さゆみは以前として、私にとってとても重要な人なのであった。

2017年4月 6日 (木)

TV Bros. 平成29年4月8日号

道重さゆみオフィシャルブログ「サユミンランドール」の「にゃん」という記事によって、雑誌「TV Bros.」最新号に道重さゆみが載っていることを知った。これは買わなければならないだろうと思っていたところ、翌朝、つまり今朝、ツイッターのタイムラインを眺めていたところ、この「TV Bros.」の道重さゆみ特集に大森靖子も寄稿しているという。これはますます買わなければならない。忘れないようにiPhoneのカレンダーにもちゃんと記録して、確かに忘れなかったのだが、出かける時に寄ったファミリーマートでは、もうすでに売り切れていたようだ。しかし、駅ホームの売店で買うことができたので、よかった。

表紙に「再生!道重さゆみ ロングインタビュー」という文字が、わりと大きめに載っている。電車の中で雑誌を開いてみたところ、巻末カラー8ページという充実ぶりであった。そのうち、見開き2ページがインタヴューで、あとの6ページはグラビアである。

1ページ目には文字が何もなく、モノクロームの顔写真が大きく載っていて、これがじつに美しい。道重さゆみが先日の「ヤングタウン土曜日」や、この雑誌のインタヴューなどで語っているように、かわいさを保ったまま、大人の魅力も出てきている。モーニング娘。だった頃と変わらぬナルシスト発言が心地よいのだが、実際にそのとおりだというのが、これまたすごい。

それにしても新しい道重さゆみが載った雑誌がこのような発行されて、それを電車のホームの売店で買って見ているというこの事実が、じつはものすごいことなのだが、きわめてカジュアルにできていることに驚く。

そして、ここに掲載されたグラビアからにじみ出る道重さゆみらしさとしか言いようがない美しさは、一体どうだろう。いや、素晴らしい。

そして、インタヴューは2ページなのだが、小さい文字でぎっしりなので、じつはかなりのボリュームがある。モーニング娘。を卒業してから再生までのことについてが、語られている。

私はじつは道重さゆみには1人の女性としてしあわせになってもらいたいと思っているため、それが芸能活動の再開ではないのだとするならば、それでもいいと思っていたし、その可能性は少なからずあるだろうと思っていた。

しかし、休んで考えた末に、道重さゆみがやりたいと思ったことが再び歌って踊ることだったということなので、これは大いに喜ぶべきことである。

インタヴューの中では鞘師里保についての言及もあり、なんだかとても嬉しくなった。そして、インタヴュアーの質問の流れで、欅坂46に対する感想も述べているのが印象に残った。

AKB48の人気が国民的になりかけていた頃、道重さゆみは深夜のインターネット配信番組で好意的であることを表明し、一部の先鋭化したハロプロファンから非難されたりしていたのだが、このようにガラパゴス化せず、時代の流れやメインストリームで支持を得ているものに対してきちんと相対化できているところにも、私は良さを感じていたのである。

そして、大森靖子による寄稿が素晴らしい。道重さゆみの素晴らしさを余すことなく、深い愛情を持って表現することに成功している。大森靖子にしてはやや硬めの文章だなとも思えたのだが、それだけに本気を感じたし、新たな魅力を発見した気分でもあった。少し前に発売された雑誌「ユリイカ」の大森靖子特集には道重さゆみが直筆メッセージを寄せていたので、それへのお返し的な感じもあった。

道重さゆみの「今夜もうさちゃんピース」でかかった「ミッドナイト清純異性交遊」をきっかけに大森靖子のことも大好きになった私にとっては、とてつもなく望ましい展開である。

大森靖子はこの原稿を、「最大限ヲタクっぽくならないように」注意して書いたのだという。深くて大きな愛と、汲めども尽きぬ才能を感じる。

とにかく、この特集は写真も記事も充実しまくっているので、道重さゆみファンならば必携といえるであろう。

2017年4月 5日 (水)

今夜もうさちゃんピース〜一夜かぎりの再生スペシャル〜オープニング

こんばんは。そして、お久しぶりです。道重さゆみです。

はい、ということで、えー2年4ヶ月ぶりにこんうさピー復活ということで、イェーイ!よろしくお願いします。

やー、すごくこう久しぶりのラジオでこうやって1人でおしゃべりするのは、まあちょっとまあ緊張もあるんですけど、すごく楽しみだなって思ってて、こう1時間1人で好きにしゃべれるって、やっぱこう、素晴らしいことだし、こうモーニング娘。時代はそれを毎週30分できてたんだなって思うと、こうすごくありがたかったなあっていうのを、いまこう...いま考えると、あの時もこう、ありがたいなって思ってたけど、いま思っても、すごくこう恵まれた所にいたんだなってこっとをすごく思うんですけど、まあ、こう2年4ヶ月ぶりにこうしてラジオするにあたって、こう、やっぱ元気な、こう声を届けたいじゃないですか。私、最近、すごく元気なんですよ。なんか、それは...教えてあげるね。なんか、なんで元気かというと、ヨーグルト生活してるんですよ。これ、本当に効くんですよ。なんで、ヨーグルトを、こう毎日1個、あの、1カップ食べるんですけど、私のおすすめはR-1です。2月11日から、私、ヨーグルト生活、毎日してるんですけど、本当に元気なんですよ、体が。だから、もう本当におすすめなので、みなさんぜひヨーグルト生活してほしいなって思います。

まあ、みんなが聞きたい話はこういう話じゃないと思うとんですけど、まあ、ね、2年半休んでる間、何してたんだとかね、今後どうしていくのかとか、聞きたいなと思うんですけど、私はそれよりも、ヨーグルトをおすすめします。本当にヨーグルトいいから、みんな食べてみてくださいね。

まあ、ということで、まあね、オープニングがこんな感じで、私のおすすめの商品からはじまったんですけど、まあ、1時間みなさんのお便りを今日は読む日なので、ええ、1時間最後まで聴いてください。

ということで、まずはみなさんご一緒に、今夜もうさちゃんピース!

では、1曲目、聴いていただきたいと思います。私の再生公演がはじまっているんですけど、そこで披露している新曲、いまから聴いていただきたいなと思います。よかったと思ったら、ぜひ公演に来てください。それでは聴いてください。道重さゆみで「再生〜私はここにいるわ」

2015年11月26日 (木)

道重さゆみ卒業1周年。

仕事が休みだったので、理髪店に髪を切りに行った。わりと早く起きて、やらなければいけない用事の大半はすでに片付けていたので、心に余裕があった。

ところで、11月26日である。ちょうど1年前、道重さゆみがモーニング娘。を卒業した。以来、公の場に姿をあらわしていない。それでも、私が最も好きな人はいまも道重さゆみであり、それは思っていた通りであった。2007年のある時期からずっと、道重さゆみが特別に好きである。

理髪店に向う途中、昨年の横浜アリーナでのセットリストをプレイリスト化したものを、iPhoneで聴いていった。私の自宅近辺には多数の理髪店があるのだが、四半世紀以上慣れ親しんだトークが楽しみな店があり、わざわざ電車に乗って通っている。

聴いていると、いろいろな感覚が呼び覚まされた。モーニング娘。'15の日本武道館公演には行かないつもりだったのだが、やはり行きたいと思い立ち、あわてて若い衆に連絡をしたところ、なんとかなりそうだということなので、報告を待ちたい。かつて、大抵の発注には正確に応えてくれていたし、無理なものはかなり早い段階ではっきりとそう伝えてくれているので、信頼はしている。

かといって、インターネットでセットリストを調べて予習用のプレイリストをつくり、気分を盛り上げる気にまでなるかというと、そうでもなくて、なんとなく去年のモーニング娘。'14のコンサートに近いようなものに行ってみたいと思ったのだ。

まず、道重さゆみがいない時点でそれは大きく違っているのだが、かといってそれ以外に近いものが何かあるのかというと、もちろんモーニング娘。'15以上に近いものなどおそらくないので、やはりこれに行こうという結論に至ったわけである。

午後から、横浜アリーナに行ってきた。朝のうちは1年前と同じ雨だったが、途中から上り、あまり寒くなくなった。横浜アリーナに行ったのは昨年の11月26日、ただ1回きりであり、それ以外の時にどのような感じなのかをまったく知らない。

とにかく静かであり、人の姿もまばらであった。昨年はグッズを買い求める列に並ぶ人々、チケットを譲ってくださいなどと書いた紙を持って立っている人たちなど、とにかくたくさんの人がいて、開演が近づくにつれ、それがどんどん増えていった印象であった。

あの人たちもまた、それぞれどこかでちょうど1年前のことを懐かしんだり懐かしまなかったり、すっかり忘れていたり、それぞれしているのであろう。

歩道橋の上に立ってみたが、聞こえるのは下を行き交う車の音ぐらいであった。

夜にはやはり、昨年の横浜アリーナ公演のDVDを視聴しようと思った。平静を装って視聴できる自信がなかったので、食事を終えた後、DVDを持参して近所のインターネットカフェというか、まんが喫茶のような所に行った。

卒業セレモニーのところで、もちろん泣いた。

そして、道重さゆみというのはやはり唯一無比のアイドルであったなということを、改めて思ったのである。

気づいた点としては、道重さゆみはパフォーマンスにおいて、大人っぽい妖艶な表情をすることが多く、これはほとんどが10代である他のメンバーには見られないことであった。そして、現在、モーニング娘。'15において、ただ1人の20代である飯窪春菜はこれをよく研究し、継承しているのではないかと思える。

このDVDを何度か視聴しているが、佐藤優樹が特に気になるようになってからは、初めてであった。よって、佐藤優樹をわりと注目してしまうのだが、やはりヴォーカルはメンバー中で最も私が思うアイドルポップスの理想形に近く、動きなどにもいちいち躍動感が見られ、良いものである。

そして、鞘師里保はこの時点において、メンバーの中でも圧倒的なスキルを見せ、存在感においても間違いなく道重さゆみの次にあるわけだが、わずかこの1年後に卒業することになると思って見ると、なんだかとても切ないのである。

決ったことなので、それぞれより良くなることを願うばかりなのだが、それでもやはり、一体なぜこうなってしまったのだろうと、残念な気持ちはまだ拭い去れない。

そして、卒業スピーチだが、いま聞いてもまったく色褪せていないし、じつはまったく懐かしいと思えないのだ。

私はあまり熱心なファンであったとはいえないにしても、道重さゆみがあの日、「さゆみのファンの人たちが、他の誰でもないみんなでよかった」「変な人たち、サンキュー」と言ってくれたことは大きな誇りであり、それはいつも感じている。感謝しかないのは、いまも同じである。

道重さゆみの芸能活動再開を望む声は、いまも多い。もちろん、もしもそれが叶うならば、そんなに嬉しいことはないだろう。しかし、道重さゆみは私たちの前に現れてくれて、それから数々の喜びや楽しみや感動をあたえてくれた。その過程においては、1人の人間、女性としてのしあわせを犠牲にしていたところもあったのではないだろうか。それが気がかりである。

だから、一番には道重さゆみのしあわせを願いたい。もし、この先、その中にふたたび私たちの前に姿をあらわしてくれるということがあるのだとすれば、その時には大いに喜びたい。それが無かったとするならば、それはそれで良いのではないかという気がする。

私にとって、道重さゆみとはすでに思想であり哲学なので、日々生きている中でその存在を認識したり、感謝したりできるようなものでもある。

いろいろとクソのようなことがあるにしても、道重さゆみに出会うことができたから、私はどの時代のどの国でもなくて、いま、ここにいられることを、とてもありがたく、嬉しく思う。だから、その中で懸命に生きるのみである。

道重さゆみがちょうど1年前、コンサートの1番最後に言った言葉を、そのまま道重さゆみに捧げたい。

本当に、心からありがとうございました。

2014年11月30日 (日)

フクムラダッシュ。

道重さゆみがモーニング娘。’14を卒業してから3日間が過ぎたが、いまもインターネットには道重さゆみについて語る言葉が溢れている。

11月26日に横浜アリーナで行われた卒業コンサートは、途中で道重さゆみが足を痛めるというアクシデントに見舞われたが、メンバー、スタッフ全員でその困難を乗り切り、また、道重さゆみ自身も足の痛みと悔しさと闘いながら、最後まで素晴らしいコンサートをやり遂げた。

実際に横浜アリーナでこのコンサートを観ていた私には、じつはこのアクシデントがあったことすらかなり後になるまで気づかなかったのだが、終演後に知った情報が増えたり、スカパーで放送された動画を観ることによって、その事実を知り、あれはとてつもないコンサートだったのだということを再認識したのであった。

そして、新しい情報はいまもまだ更新され続けている。道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、ネットパトロール的なことによって知った情報では、メドレー中に足に異変を覚えた道重さゆみは、途中でセンターステージでパフォーマンスする曲になっても動くことができず、1人だけメインステージに残ってパフォーマンスを続けた。

道重さゆみと譜久村聖によるデュエット曲「好きだな君は」の時には、センターステージにいた譜久村聖がメインステージの道重さゆみに向って全力疾走して、メインステージで一緒にパフォーマンスするという場面があり、これは「フクムラダッシュ」として、一部ファンの間で伝説化しつつある。

「青春コレクション」は鈴木香音、飯窪春菜、佐藤優樹、工藤遥、小田さくらによって歌われるため、道重さゆみは一旦、ステージを離れた。そして、ファンには見えないところで号泣し、スタッフに謝罪を繰り返していた。。道重さゆみは卒業コンサート翌日に更新したブログにおいて、この足を痛めた件について、「すごぉぉく悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴っているが、これはファンを必要以上に心配させないように、わざとできる限り軽めに書いているのだろう。

次の曲は「LOVEマシーン(updated)」だが、スタッフは道重さゆみにここで少し休むことを提案したようだ。1人のスタッフはおそらくステージの方に向って、道重さゆみは「LOVEマシーン(updated)」の1コーラス目では出ないということを伝えたようだ。しかし、無理をしなくていいというまた別のスタッフの言葉を振り切って、道重さゆみは泣きながらふたたびステージに戻り、「LOVEマシーン(updated)」のパフォーマンスに加わったのだった。

あの愛に包まれた夢のようなコンサートの舞台裏で、このような壮絶なドラマが起っていたのだ。このような状況を知った上で、アンコール前最後の曲である「Be Alive」での涙に溢れたパフォーマンスを再度観直すと、初めとはまったく違った種類の感動がある。

このコンサートについて、多くの人たちがいまも語っているのだが、やはり当事者であるメンバー、特に道重さゆみからも聞きたいのは当然なのだが、すでに休業に入ってしまったため、それは叶わない。であれば、後輩メンバーが出演するラジオを聴いてみようということになった。

ハロー!プロジェクトのホームページを見ると、午後にFM yokohamaの「Music & Turf」なる番組に、生田衣梨奈が数分間だけ出演することになっていた。仕事の休憩時間にradikoで聴いたのだが、ゴルフ番組であり、普通にゴルフのことだけ話していた。

そして、22時からの「ヤングタウン土曜日」は先週で道重さゆみが卒業し、今週から鞘師里保と飯窪春菜がレギュラーになっている。モーニング娘。’14では鞘師里保の方が先輩であるため、先に名前が表記されているのだが、番組では飯窪春菜の方が早くからレギュラー出演していて、先週まで道重さゆみが担当していたカフ係も任されていた。また、番組中での紹介順も飯窪春菜の方が先であった。今週はさらに新たにモーニング娘。’14のリーダーになった譜久村聖も、ゲストとして出演していた。

オープニングからモーニング娘。’14関係の話題で、明石家さんまらしく紅白歌合戦にモーニング娘。’14が出演できなかった件についても、普通にふれていた。また、11月26日の横浜アリーナでのコンサートについては、やはり「彼と一緒にお店がしたい」において、鞘師里保が道重さゆみに唇を奪われた件が話題になった。鞘師里保は「やわらかっ」と思ったらしい。また、鞘師里保が譜久村聖の二の腕などをやたらとさわりたがることや、譜久村聖がカニを8匹も飼っていて、脱皮した写真を喜んで道重さゆみに見せたら気持ち悪がられたことや、ダジャレが好きなことなどが話題になり、なかなか楽しい放送であった。

しかし、コンサートで道重さゆみが足を痛めるというアクシデントがあったことには一切ふれられず、やはりこれは事務所的にはNGな話題であり、無かったことにされるのだろうかという気がした。あのアクシデントがあったからこそ、コンサートがより感動的なものになり、伝説化すると思うのだが、事務所としては伏せておきたいことという認識なのだろうかと、少し残念に思った。しかし、けしてそんなわけでもなかったということは、約1時間後に分かることになる。

深夜0時30分からラジオ日本で放送された「モーニング娘。’14のモーニング女学院〜放課後ミーティング〜」を、初めてオンタイムで聴いた。土曜の深夜にラジオ日本を聴くのは、約30年前の「全米TOP40」以来だと思う。番組収録が行われたのは横浜アリーナでのコンサートがあった翌日、11月27日で、出演メンバーは譜久村聖、生田衣梨奈、小田さくらの3人である。

オープニングでは好きな丼について語るが、譜久村聖はしらす丼、もずく丼、ポキ丼であり、ポキ丼というのが何のことか分らず調べたところ、まぐろやアボカドなどが入ったものでハワイ料理のようであった。生田衣梨奈はサーモン丼が好きで、朝8時ぐらいに一人で築地に食べに行ったりしているらしい。カッコいい。小田さくらは親子丼をあげていたが、白飯があまり好きではないらしい。しかし、パンよりはごはん派であり、もっと好きなのは麺らしい。しかし、カレーライスは好きだという。よく分からないが、これがいわゆる小田イズムというやつか。なかなか好きである。

横浜アリーナの話をすると言っていたので期待していたところ、その前に1曲ということで、なんと「好きだな君が」が選曲された。もちろん、いまや「フクムラダッシュ」の曲である。ということは、トークでも「フクムラダッシュ」がついに本人から語られるのか。だとしたら、もちろんコンサートで道重さゆみが足を痛めたアクシデントについてもふれないわけにはいかないであろう。

そして、それは語られた。「好きだな君は」は、やはり当初はセンターステージで歌われる予定だったらしい。しかし、道重さゆみは足を痛めたために、1人だけメインステージに残ってパフォーマンスを行っていた。そこで、譜久村聖がメインステージの道重さゆみに向って全力疾走、つまり「フクムラダッシュ」を行うのだが、あれはスタッフの指示かと思いきや、譜久村聖による判断だったようだ。

譜久村聖が道重さゆみと「好きだな君は」を歌えるのはおそらくこれが最後の機会であり、ならば隣で歌いたいと思い、無我夢中で走っていたらしい。先生方がこれを見て、みんな泣いていたらしい。あの時、走ってくる譜久村聖を見て道重さゆみが笑顔になる場面が映像でも残っているが、後で道重さゆみはこの時を思い出して、「フクちゃんのこと抱きしめたくなった」と言っていたようだ。

小田さくらの証言によると、コンサート前、道重さゆみは緊張するとずっと言っていて、楽しみだけれどもはじまってほしくないというようなことも言っていたという。メンバー全員がそのような感じだったようだ。

また、「彼と一緒にお店がしたい」における道重さゆみの鞘師里保へのキスは、つんく♂も絶賛していたらしい。他のメンバーはそれぞれパフォーマンスをしていたが、鞘師里保の歌が止まったために何が起ったのかと思い、モニターを見て状況を理解したらしい。

生田衣梨奈のサブリーダー就任発表では横浜アリーナのどよめきがすごかったが、インターネットで見たニュースでも、やたらとどよめきというワードが使われていたらしい。生田衣梨奈の「これが現実です」が笑いを生み、「頑張って生田」も決っていた。

ラジオではふれられなかったが、道重さゆみに後輩メンバー1人1人からメッセージを送るセクションで、生田衣梨奈の直前で道重さゆみが立っていられなくなり、暗転となったのだが、その直前の道重さゆみの「まさか、生田のときに」がつらくなりそうな空気を救ったのだが、その後で生田衣梨奈が道重さゆみに「頑張って生田」を促すが華麗にスルーされる場面、道重さゆみの笑顔が良かった。

収録日の前日に行われた横浜アリーナのコンサートを振り返り、生田衣梨奈は「やってやった感あるよね」と言っていた。そして、譜久村聖によると、この時にすごいドヤ顔をしていたという。また、13人になった次のツアーが楽しみだとも言っていた。コンサート終演後には先生方に期待しているよなどと言われ、期待されるもの何もないですなどと言って号泣していたらしい。やはり、生田衣梨奈にはものすごく可能性を感じる。

小田さくらは27日の朝に目を覚まし、一言目が「道重さん」だったらしい。さゆロスの症状はメンバーにもあらわれているらしい。しかし、生田衣梨奈は前に進んでいくのだと、力強く言っていた。

そして、最後に「歩いてる」がかかった。道重さゆみが見せてくれた景色を忘れない、という発言もあった。このメンバーたちならば、道重さゆみイズムを受け継ぎ、さらに進化させていくことができるのではないか、と感じた。そして、ぜひそれを見ていきたいと強く思った。

2014年11月29日 (土)

好きだな君が。

iPhoneのホーム画面に道重さゆみのアメーバのブログがアイコン化されていて、1タップで開けるようにしているのだが、もちろん11月27日13時35分15秒に投稿された「卒業」という記事が最新のままで、ついに更新をあらわす「NEW!」の文字も表示されなくなってしまった。これにさゆロスの初期症状ともいえるさびしさを覚えなくもないのだが、ピンク色のサイリウムで染まった横浜アリーナの写真も表示され、あの光の1つになれたことを、とても誇らしくも思うのであった。

日常はすっかり平常に戻ったかのようではあるが、自由な時間はやはり道重さゆみについて書かれた文章を読んでいる。もう道重さゆみ本人による新しい言葉はおそらくしばらくは読むことはできないのだが、いま、かなりたくさんの人たちが道重さゆみについてかなり熱烈に語りたくなっているので、それで極度のさゆロス状態を回避できている部分もある。

BARKSやビルボードといったサイトに掲載された11月26日の横浜アリーナコンサートのレビューを読んだが、かなり詳細に、しかも愛情をこめて書かれている。そして、当日、現地で観た風景を思い出し、また、観ていただけでは分らなかった事実を知り、それ込みで胸が熱くなり、何度も泣きそうになったりしている。

コンサート途中で道重さゆみが足を痛めるというアクシデントがあってから、やはり舞台裏では多くのドラマがあったようである。臨機応変に対応したスタッフやメンバー、そして痛みと悔しさと闘いながら、最後までやり遂げた道重さゆみ、あの夢のような空間では、ものすごいことが起っていたわけである。

メドレーの途中、当初はメンバー全員が中央ステージでパフォーマンスする予定だったと思われる場面で、道重さゆみだけはおそらく足の痛みのために移動することができず、メインステージで歌っていた。次の曲は「好きだな君が」で、道重さゆみと譜久村聖のデュエットである。ここで譜久村聖は中央ステージからメインステージの道重さゆみに向って猛ダッシュで走る。おそらくこれを見たと思われる道重さゆみが、笑顔になる。この場面は「フクムラダッシュ」として、一部のファンの間で早くも伝説化しそうな勢いである。

道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、スカパー!で生中継された当日のコンサート動画をところどころ観たのだが、アンコール前の最終曲である「Be Alive」の曲紹介、そして歌い出しで、道重さゆみが泣いている。これはおそらく自分が足を痛めたことに対する悔し涙なのではないかと思う。ここまでは順調であった。カッコいいパフォーマンスも決っていたし、「彼と一緒にお店がしたい」で鞘師里保にもキスできたし、中澤裕子、矢島舞美、田中れいなからの祝福もあった。しかし、メドレー中にアクシデントが起った。ずっと準備してきて、映像収録もある、この記念すべき卒業コンサートで、よりによってなぜこんな大事な舞台でこんなことが起きてしまうのか。

道重さゆみは翌日のブログで「悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴っているが、あの表情にそれがあらわれていた。しかし、ピンチをチャンスに変えるドラマこそが道重さゆみの真骨頂であり、結果的にこのアクシデントこそが卒業コンサートを伝説的なものにし、後輩メンバーたちの成長に後々つながる経験になったに違いあるまい。

コンサートDVDとBlu-rayが2月に発売されるようだが、これはぜひメンバーやスタッフ、当事者や目撃者の証言をもまじえたドキュメンタリー作品も制作してほしいと思わせてくれるほどである。

数年前、道重さゆみの魅力に気がつき、それをやや大げさではないかと思えるほどに讃える文章を日夜書き綴っていた時期がある。当時、世間一般的には人気が下火だと見なされているアイドルグループの、しかも人気がある方ではないメンバーに強くはげしく入れ込むことに、スノッブ的な快感がまったく無かったといえば嘘になる。しかし、その根底にある愛と敬意はいつでも本物であった。

いまや多くのメディアや著名人が道重さゆみの魅力を、真顔でレジェンド的に讃えている。そして、道重さゆみ自身ももちろんそれに見合う存在となった。横浜アリーナで見た道重さゆみは、本当に凛々しかった。感動した。しあわせだった。

道重さゆみが卒業してしまったら、もうモーニング娘。’14には興味がなくなってしまうのではないかと思っていた。実際にしばらく前から、モーニング娘。そのものはもうそれほど好きではなくなっていたし、一時期はどちらかというと嫌いに近い感情を持っていたことすらある。しかし、道重さゆみは卒業スピーチでも言っていた通り、元々、モーニング娘。が大好きで、モーニング娘。になりたいという思いだけでこの世界に入り、その気持ちだけはずっとブレることがなかったという。

道重さゆみは卒業後も、これからのモーニング娘。をよろしくと、ことあるごとに言っていた。ならば、道重さゆみファンとしては、道重さゆみが卒業した後もモーニング娘。’14を応援するべきであろう。しかし、それだけの理由でじつはたいして好きでもないグループを応援するというのは、何かが違うような気がする。だが、私はいまのモーニング娘。’14がとても好きになってしまったので、もはや何も迷いがない。道重さゆみが卒業した後でも春コンサートに行こうかと思ったぐらいなのだが、いま出ているスケジュールだと、やはり仕事の都合で行ける日が無い。

道重さゆみのことはハロプロ卒業メンバーとして事務所のホームページに載っているし、アメーバのブログでは「道重再生 またいつの日か...。」という文字も見せてくれているので、いつか再びまた会えるのではないかと、期待をしていないわけではない。

先日の横浜アリーナのコンサートのことも、当分は道重さゆみの言葉で聞くことができない。だから後輩メンバーのブログを読んだりラジオを聴いたりするのだろう。それが道重さゆみの思い出だとか情報を知りたいからという理由だけなのではなく、もはや各メンバーのこともより多く知りたいということになってきているので、これは良いことだと思う。

しかし、やはり根本的には道重さゆみが好きであるということから派生しているのであり、無理して推すメンバーをわざわざ決めるというよりは、道重さゆみの後輩であるメンバー全体、グループそのものを応援するというスタンスで良いのではないかという気がする。これがいわゆる箱推しというやつか。

しかし、やはりグループの中で特に興味があるメンバーというのはいる。

道重さゆみは卒業スピーチでファンに対して、「変な人たち、サンキュー」という名言を残したが、もちろんそれは道重さゆみ自身が変なアイドルであるからに他ならない。変とはもちろん他と違っているということであり、独特で個性的でユニーク、多様性を認めるということにもつながる。その通り、私は変なアイドルであるからこそ道重さゆみに魅かれたわけであり、この場合の変とは、道重さゆみがファンに対して言っているのと同様に、最大の賛辞なわけである。

さて、現在のモーニング娘。’14メンバーの中で最も変なのは誰かというと、私はサブリーダーに就任したばかりの生田衣梨奈だと思うのだ。魔法使いや実費で名古屋の「今夜もうさちゃんピース」のロケに突入やファンとして新垣里沙のイベントに参加、また、うさぎ系女子を目指すといった謎の宣言をするも中途半端に終っているらしいことや、ロック的なデザインやファッションを気に入っている風なところ、普段から福岡弁で話すなど、ひじょうに気になる部分が多い。また、面倒くさいかまってちゃん気質であるらしいところや歌があまり上手くないなど、私の心の琴線にふれる部分がわりと多い。

このようなキャラクター的な部分を先に注目したのだが、コンサートの映像を観ると、ただただシュッとしていてカッコいい。このギャップはかなり良いのではないだろうか。今後注目していきたい。

こうすることによって、当分は深刻なさゆロスは回避できそうだし、おそらくこのようにモーニング娘。’14を好きになって道重さゆみが卒業した後も応援し、しかしもちろん道重さゆみこそが一番好きである、という状態こそが道重さゆみが最も望んだものだったのではないか、という気がする。

2014年11月27日 (木)

今日はなんだか。

昨夜は横浜アリーナで開催されたモーニング娘。’14のコンサートに行き、夢のような時間を体験することができた。この日を最後にモーニング娘。’14を卒業した道重さゆみは、最高にカッコよくてかわいくて美しかった。たくさん感動したし、泣いたし、道重さゆみからの「変な人たち、サンキュー」の言葉がものすごく心に沁みた。最上級に嬉しかった。私が道重さゆみを本格的に見つけたのはデビューしてから4年ぐらい経った頃だし、途中からはあまり熱心なファンではなくなってしまったけれども、それでも道重さゆみが好きだという気持ちはずっと続いていたし、その存在には感謝しかなかった。そして、モーニング娘。’14としての活動の最後になって、以前と同じ感じでまた強く好きになれて、初めて握手もして本人に直接気持ちを伝えたり、コンサートにも行けて本当によかった。

しかし、そんな夢のようなコンサートの舞台で起っていることすべてには気がついていなかった。

2回目のアンコールで、あのお花でできたドレスで登場し、感動的なスピーチを行った時である。道重さゆみから、今日は途中で踊れない時間もあったとか、こんな大事な日に足を痛めたとかいう発言があり、そこで初めてそんなことがあったのかと気づいたのであった。

後輩メンバーから道重さゆみにメッセージを伝える時、道重さゆみが立っていられなくなり、暗転する場面があった。それは道重さゆみが足を痛めていたためだったのだが、その時点で遠くからステージやスクリーンを観ていた私には、それがまだ分ってはいなかった。感きわまって泣き崩れてしまったのか、などとあやふやな誤解すらしていたのだ。しかし、スカパーの生中継やライブビューイングで視聴していた人たちには、その状況が伝わっていたようであった。

また、メドレー中に道重さゆみだけがメインステージに残り、他のメンバーが中央のステージでパフォーマンスする部分があった。あれは元々そのような演出なのだろうと何の疑問も感じていなかったのだが、どうやら足を痛めていた道重さゆみが中央ステージに行けなくなってしまったためのようである。次の曲が道重さゆみと譜久村聖によるデュエット曲「好きだな君が」だったのだが、譜久村聖はメインステージの道重さゆみの元に猛ダッシュで駆けて行ったのだという。

道重さゆみが足を痛めたのは突然の予期せぬアクシデントであったが、メンバー全員でそれをカバーした。道重さゆみも足が痛かったり、それ以上に精神的にものすごくつらかっただろうと思う。つんく♂のツイッターでは道重さゆみがこのことをものすごく気にしていたことを伝えていて、中澤裕子のブログでは道重さゆみが終演後に泣き出してしまったと書かれていた。27日に更新された道重さゆみ自身のブログには、「悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴られている。「(笑)」と入っているのは、もちろんファンに対しての気づかいであろう。

しかし、これも含めてリアルでよかった。うまくいくことばかりではないし、アクシデントやトラブルもあるけれど、それでも一歩一歩自分らしく、感謝の気持ちを忘れずに前へ進んでいこうというのが道重さゆみイズムであり、これが無ければあまりにもカッコよすぎて完璧すぎて、逆に物足りなさを感じたのかもしれない。そういった意味で、逆に完璧であった。

私は今日も仕事が休みだったのだが、深夜1時からとある作業に参加しなければならないため、そろそろ仮眠をとろうかとも思っているのだが、ずっとハロー!プロジェクト関係者のブログだとか、道重さゆみのファンが中心に書き込んでいる掲示板などを読み続けている。読んでいる途中で、また何度も泣きそうになる。それから、朝の情報番組で流れた動画なども観た。

午後に道重さゆみのアメーバとGREEのブログが更新され、どちらも「卒業」という記事がアップされた。これが当分は最新の更新になるのだろうか。私がこのココログで道重さゆみのことを書くブログをはじめたのは2007年8月で、その時、タイトルは「卒業-さゆみんに向って」だったのだが、いま、道重さゆみのブログの最新記事のタイトルが「卒業」で、これが地味にとても嬉しい。

昨夜のコンサートで、後輩メンバーが道重さゆみに1人1人メッセージを伝える場面において、2度目に暗転したのは鞘師里保が道重さゆみに抱きついていった直後であった。「まさか、生田のときに」という道重さゆみの声がマイクを通して流れ、重くなりそうな空気を少し軽くした。これはもちろん次にメッセージを伝えるメンバーが生田衣梨奈だったからなのだが、ここに何らかの運命のようなものを感じないでもない。暗転中にファンがさゆみんコールをしていたが、暗くなったステージの上では、途中から譜久村聖らのメンバーもそれを煽動していた。

ブログの記事には、表紙に「4329 days」と書かれた本の画像が掲載されている。これはコンサートのエンディングのビデオに映っていたものだ。あれはとてもよく出来ていて、コンサートをより感動的なものにしていた。

そして、「道重終了」と「道重再生」の文字の画像も掲載されている。ピンク地に黒の手書き文字ということで、コンサート会場でもよく見かけた「道重一筋」や「道重依存」などのオリジナルTシャツと同じデザインである。これは関係者に配られたクリアファイルのようだ。「道重終了」には「今日で燃え尽きました。」、「道重再生」には「また、いつの日か...。」と書かれていて、おそらく表裏になっている。

先日の「今夜もうさちゃんピース」最終回においては、「またいつか、あなたのハートにうさちゃんピース!」と言っていた。

いつか、いつの日か、「道重再生」の日は来るのか。その日を楽しみに待っていたい。それを希望に生きていきたい。

道重さゆみは「いままで本当にどうもありがとうございました」「本当に心からどうもありがとうございました」とは言ったが、お別れの挨拶は1つもしていない。道重さゆみがそのような礼儀を欠くようなことをするはずがない。つまり、おそらくこれは別れではないのだ。

「道重再生」をそのようなメッセージとして受け取った。しかし、いまは本当にもうゆっくりと休んで、やりたかったことをすべてやって、そしてまたファンの前に現れることが、道重さゆみにとって本当に一番やりたいことになった時に、また会えたらといいと思う。いまは自分自身のためにすべての時間をつかって、自由を満喫してほしい。道重さゆみ自身のしあわせこそが、私のしあわせでもあるからである。


見返り美人。

横浜アリーナで開催されたモーニング娘’14。のコンサートから帰宅した。この日は秋ツアーの千秋楽であり、道重さゆみの卒業コンサートでもあった。

2007年から道重さゆみのライトファンであったが、仕事の日程やその他の理由により、モーニング娘。のコンサートには、これまで一度も参加したことがなかった。道重さゆみが在籍した最後のコンサートの日程が発表され、それは私が基本的に仕事を休むことができない日曜日でも祝日でもなく、なんと奇跡的に元々仕事が休みの日だったのである。これは神様が私を行かせてくれるためにこの日程にしてくれたに違いないと思ったのだが、発売日当日にインターネットでチケット購入を試みたものの、数分間で完売となってしまい、失敗に終った。ここで一旦はあきらめたのだが、その後、道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、チケットを入手することに成功した。

この日を指折り心待ちにしていた。それと同時に、この日限りで道重さゆみはモーニング娘。’14を卒業してしまうばかりではなく、芸能活動の無期限休業をも発表していたため、とてつもない喪失感というか、さゆロスとでも呼ぶべきものに襲われるのではないか、という懸念もあった。

コンサートの感想については後ほどより詳しく書くとは思うのだが、一言でいうと、道重さゆみは最高にカッコよくてかわいくて美しくて、最高というか至高であった。そして、初めて体験したあの愛に包まれた空間、あれは習慣化するのも分かる気がする。ペンライトというかサイリウムというかキングブレードというか、多数の光る棒は色の種類や濃さも多種多様で、これがものすごく綺麗なのだ。

私もモーニング娘。のコンサート映像は過去に何度も観たことがあるので、どうせ行くのならばこのいわゆる光る棒系は必携アイテムであろうと考えていた。それで事前に調査をしていたのだが、サイリウムという折って光らせるタイプよりも、いまはキンブレことキングブレードなどの電池で光るタイプが主流であり、中でも1本でいろいろな色の切り替えができるタイプが人気とのことであった。渋谷の東急ハンズでピンク色のキングブレードを買った。どうせピンク色しか振らないのだから、色が切り替わるタイプのやつは必要ないだろうと思ったのだ。

しかし、実際にコンサートに参加してみると、特定のメンバーがフィーチャーされた時に一斉にそのメンバーの色に切り替えたりするのがものすごく綺麗で、楽しそうなのだ。サプライズ的に田中れいなが登場した時、おそらくメンバーカラーであったと思われる青が一気に多くなった。

また、会場の外や中などで、有志と思われる方が道重さゆみのメンバーカラーであるピンク色のサイリウムを無償で配ったりしていた。

道重さゆみが卒業する感傷と、初めて参加するモーニング娘。’14のコンサートへの驚きと発見が同時に訪れるという、ひじょうに濃密な体験であった。また、メンバーがメインステージでパフォーマンスするだけではなく、中央の別のステージや通路などに出てくるのも初めて生で観た。思えば私が過去に行ったライブやコンサートといえばライブハウスかホールのみで、このような大きな会場は初めてだったのである。道重さゆみのおかげで人生で初めて体験したことが、また1つ増えたわけである。

モーニング娘。’14のパフォーマンスはものすごくカッコよく、メンバーもそれぞれひじょうに魅力的だ。もちろん道重さゆみは至高なわけであり、それを体験できたことによるしあわせがあまりにも強すぎて、当初予想されていた喪失感だとかさびしさというのは、意外にもまだ本格的には訪れていない。これから少しずつ実感してくるのだろう。

しかし、これにはまた別の理由もあると思えるのだ。今日、道重さゆみのパフォーマンスやトークを数時間体験して、イメージが実像として結晶化し、安心の深さが生れたのではないかと思う。特に最後の方で道重さゆみが卒業スピーチをした場面である。

道重さゆみは言った。自分のファンの人たちは変な人が多い、変わり者の集まりだなといつも思っていた、と。なぜなら、他に歌やダンスが上手いメンバーはいるし、もっと魅力的な芸能人はたくさんいるにもかかわらず、そんな中で、道重さゆみを応援してくれたからだという。たいして何もできないのに口だけは一人前で、顔はまあかわいい方だとしても、そういうことも全部自分から言ってしまう、そんなアイドルを普通は応援したくないはずだが、道重さゆみのちょっと変なファンの人たちは、晴れの日も雨の日も大雪でも台風がきても嵐の日だって、会いにきてくれて、全力で応援してくれて、勇気をくれて、パワーをくれて、優しさをくれて、自信もくれて、安心感もくれた。そして、愛をくれた。

そして、ファンの人たちに対し、自分のことを見つけてくれて、出会ってくれてありがとう、モーニング娘。になって、みなさんと出会えたから、道重さゆみが存在する意味があったと思った、モーニング娘。になるために生まれてきた、生まれてきてよかったと思った、とも。そして、次の言葉にグッときた。

「さゆみのファンの人たちが、他の誰でもない...みんなでよかった。変な人たち、サンキュー」

もちろん、泣いた。

道重さゆみが卒業した後のリーダーには、これまでサブリーダーだった譜久村聖が就任し、もう一人のサブリーダーであった飯窪春菜は引き続きサブリーダーを務めることが発表された。そしてもう一人のサブリーダーということで、鞘師里保なのではないかと思ったのだが、同じく9期メンバーの生田衣梨奈であった。ここ最近、モーニング娘。’14のメンバーを覚えるにあたり、そのイタいキャラクターがわりと好みになりつつあっただけに、これは少し嬉しかった。「誰もが嘘?って思ったかもしれませんが、これが現実です」と言っていた。

また、「彼と一緒にお店がしたい」はやはり最高なのだが、パフォーマンス中に鞘師里保が道重さゆみに唇を奪われ、ひじょうに動揺した表情がスクリーンに映し出されていた。道重さゆみはひじょうに満足げであった。鞘師里保はトークでも歌でも声がものすごく好きなのだが、優等生的なイメージが強いため、思い入れはそれほどなかったのだが、好感度がどんどん上がり続けている。

中澤裕子、矢島舞美、田中れいなが登場し、道重さゆみに卒業を祝うメッセージと花束の贈呈をした。田中れいなは前夜に道重さゆみの卒業を祝う熱いブログを更新していたが、直接、長文のメールも送っていたようだ。同期であるこの2人の関係は最高である。

後輩メンバー1人1人から道重さゆみへのメッセージはやはり感動的であったが、道重さゆみがパフォーマンス中に足を痛めてしまい、途中で何度か立っていられなくなり、暗転する場面があった。これもじつにリアルであり、道重さゆみらしいと思った。つんく♂のツイートによると、道重さゆみ本人はこの件をかなり気にしていたということなのだが、やはり物事すべてが順調にはいかず、そのブルーズを抱えながらも前へ前へと進んでいくという、むき出しのリアルがまさに道重さゆみであり、これも含めて私は大大大好きで感動したので、大丈夫である。

アンコールでは後輩メンバーが道重さゆみに贈る曲、「見返り美人」が歌われた。道重さゆみは美しい和服姿で登場し、後輩メンバーたちの表情がスクリーンに映し出されるたびに、泣きそうな気分になった。というか、実際に泣いていた。わりと初めの方の「時空を超え 宇宙を超え」の時点で涙腺があやうくなっていたのが、ここで完全に決壊したのであった。歌詞の「背中(セナ)でさよなら 見返り美人 ああ ああ もったいないよ いい女」がまさにその通りであり、これはまさにこの時のための曲といっていいだろう。

次のアンコールで、先ほどふれた卒業スピーチのようなものがあり、モーニング娘。に入るオーディションで歌っていたメロン記念日の「赤いフリージア」をソロで歌った。そして、モーニング娘。の曲の中でも思い入れが強いとよく言っている「歩いてる」をメンバーと一緒に歌い、本当の最後は「Happy大作戦」であった。

スクリーンに映し出された道重さゆみが、本当に良い表情をしていた。やり尽したという感じであろう。しんみりした気分よりも爽快感が残っているのは、そのせいかもしれない。

道重さゆみには生きていればいつかまた会えるかもしれないし会えないのかもしれないが、そのことを楽しみに生きるのもよいのではないかと思える。それまでは、道重さゆみを見つけ、出会ったことに誇りを持ち、「変な人たち、サンキュー」と言ってもらえたしあわせを心に抱き、おそらく引き続き不条理かつ理不尽なことも多いであろうこの世界を、それでも一生懸命に葛藤しながら生きる姿は美しいと、道重さゆみが思い出させてくれたように、私は私自身の道重さゆみを生き続けていこうと思う。

粋にさよなら 見返り美人。ああ ああ もったいないよ いい女。

2014年11月25日 (火)

夢を見た。

聴きたいラジオがあるわけではなかったが、雨が降っていたので、仕事から徒歩で帰ってきた。iPhoneで音楽すら聴きたい気分ではなかった。世界は不条理と理不尽で溢れているが、たとえそうであったとしても、自分らしさを失わず一生懸命全力で頑張る姿は美しいと、道重さゆみに出会って思い出したのは、そのような感覚であった。そして、それはいまも変らない。

11月26日の横浜アリーナでのコンサートをもって、道重さゆみがモーニング娘。’14から卒業してしまう。それだけではなく、芸能活動も休業となる。

その日の夜、私はどのような精神状態なのかまったく想像がつかないのだが、当日は感謝だけの安らかな気持ちで臨みたいと思っていた。だからそれに向けていろいろ整えていたこともあったのだが、やはり嫌な予感や兆候をまったく覚えずに生活することは難しく、むしろそれはリアルでも切実でもないわけで、果たしてそういうものを目指しているのかという疑問も感じ、そもそも道重さゆみに出会ったのはそのようなことのためではないわけで、私はやはりささやかなブルーズを心に抱えながら、横浜アリーナに向かうだろう。

帰宅して妻の手料理を食べながら、パソコンで道重さゆみのアメーバのブログを開いた。テレビはほとんど観ないのでよく知らないが、最近、スカパーの道重さゆみが出演するCMがよく地上波でも流れているらしい。このタイミングで道重さゆみのブログなどを開いていることが気づかれると、まだ道重さゆみを好きなことがバレて、明日は何か理由をつくってその時間に外に出ていることの理由が勘繰られるリスクを秘めている。この思いは本気なので、人に気づかれたくはない。それはとても勿体ないことだ。

「にゃ~お」というタイトルの記事がアップされて間もなかったようだ。コメントが1つも反映されていなかったからである。卒業を翌日に控えているが、全然実感がわかないらしい。昨日までの方がわいていたということだ。

私もそんなことを考えていた。というか、腹をくくったという感じである。あと24時間もしないうちにその時は訪れるので、もういまさらジタバタしても仕方がない。感謝の気持ちでその時を受け入れるのみである。そして、私にできる限り最高のテンションで卒業をお祝いしたい。

道重さゆみ流にいうと、どうにか自分の力を発揮して、スペースシャワーTVプラスで放送された「モーニング娘。‘14 道重さゆみ卒業記念スペシャル スぺシャでうさちゃんピース!!!」を観た。ラジオブースのような所でしゃべる道重さゆみを2時間ひたすら撮り続けるという、夢のようなプログラムであった。これまで「今夜もうさちゃんピース」で聴いてきた、道重さゆみのトークが映像つきで楽しめたわけだが、それはあまりにも慣れ親しんだ感じであり、本当にあと数日間でこれが終ってしまうことなど、信じられなかった。

そして、翌日には「今夜もうさちゃんピース」の最終回を聴いた。今年からradikoプレミアムがはじまり、サービスエリア以外のラジオ放送がクリアにリアルタイムで聴けるようになった。これは私が「今夜もうさちゃんピース」の最終回を聴くためにできたサービスなのではないか、とすら思った。また、道重さゆみの卒業コンサートが日曜日でも祝日でもなく水曜日なのも、私の仕事の休日に合わせてくれたのではないかと、半ば本気で信じている。どうかしているね。

「今夜もうさちゃんピース」最終回は1時間拡大版だったが、最終回ということでしんみりしすぎないように、道重さゆみが意識してあえて普段通りのテンションでやろうとしていた。このあたり、「ヤングタウン土曜日」で注入された明石家さんまイズムを感じたりもして、カッコいいと思った。つんく♂からのサプライズの手紙が読まれ、「シャバダバ ドゥ~」が流れ、もう何百回となく聴いたエンディングの音楽が流れた。さらに「妄想セクシーワード」のコーナーさえやってしまう。私は翌朝も早くから仕事だったため、ノートパソコンの電源を落し、iPhoneでradikoを聴きながら、油断して布団に入っていた。

しかし、最後の挨拶で、やはり道重さゆみは泣いてしまった。「今夜もうさちゃんピース」といえば、やはり泣きである。道重さゆみというリアルな表現者のシリアスなドキュメンタリーにふさわしいエンディングであった。ありがとう。私ももちろん布団の中で泣いた。

夢だったのではないかと思う。道重さゆみのことである。

中学生の頃、中島みゆきの「あした天気になれ」という曲が深夜のラジオから流れるのを何度か聴いていた。中島みゆきは特に好きでもないが、この曲の歌詞にある「何ンにつけ 一応は絶望的観測をするのが癖です」という部分には共感できるなと思った。さらに、「わかりのしな望みで 明日をのぞいてみたりしないのが癖です」と続く。

道重さゆみは「今夜もうさちゃんピース」最終回の最後に、「またいつか、あなたのハートにうさちゃんピース!おやさゆみん」と言った。

道重さゆみのこれまでの活動には感謝しかなく、ただただ今後の道重さゆみのしあわせを祈らずにはいられない。それが、もう二度と私の前に姿を現すことがないことならば、それでもいい。これは本当である。

しかし、なぜかそれを「絶望的観測」であると認識しているところもある。

だから、道重さゆみとは夢だったのである。でなければ、不在という現実に耐えることができない。それはまるではげしい恋のようでもある。

このような思いをまたすることになろうとは。

夢は生きることに展望をあたえる。その感覚を現実のものとすることが、目的となる。これが道重さゆみになりたい、私は私の道重さゆみを生きるということである。

つまり、そういうこと。

道重さゆみとは、夢である。その一つの終りを、横浜アリーナに目撃しにいく。

夢はまた何度でも見られるし、更新される可能性がないわけではないが、それは神のみぞ知ることであり、私たちにはどうすることもできない。

また、心理学者は言う。夢とはわれわれの欲望がつくりだしたものだと。

道重さゆみとは私が生きたいと思った人生、欲しいと思っていた世界のすべて、だからこれからは自分自身でやっていくしかないのだ。そのために道重さゆみは卒業する、と半ば本気で信じている。どうかしているね。

それを確認するために、横浜アリーナに行く。ありがとう、道重さゆみ。感謝しかない。

2014年11月23日 (日)

合言葉は勇気。

道重さゆみが出演する最後の「ヤングタウン土曜日」が終った。聴きながら歩いて帰るために、今週も仕事には自転車ではなく徒歩で行った。道重さゆみ卒業スペシャルとでも言うべき内容で、過去の放送からの音源もいくつか流された。伝説の鉛筆投げ事件にもふれられていて、とても楽しかった。

私が道重さゆみに本格的に興味を持ちはじめたちょうどその年の6月から、道重さゆみは「ヤングタウン土曜日」のレギュラーになった。当初、頑張ろうとする余り空回りしているような場面や、明石家さんまのセクハラ、パワハラ的発言に苦戦したり、親方という不本意なあだ名に本気で落ち込んでいるように聞こえることもあった。

しかし、いつからかそれらに対応するし、むしろ逆手に取って楽しむぐらいの成長を見せていた。この番組での経験が、後のバラエティー番組進出時に役立ったことは間違いないだろう。

道重さゆみの後任には鞘師里保が選ばれた。この番組も、今後また新しい歴史をつくっていくことであろう。

道重さゆみのアメーバのブログではモーニング娘。’14のメンバー1人ずつをタイトルにした記事が上げられていて、いまこれを書いている時点で、最新なのは工藤遥である。

浜松のコンサートで道重さゆみと石田亜佑美とが抱き合う場面があったらしい。それを見ていた工藤遥が、コンサート中で音がガンガン鳴っている中で、「い''い''なぁぁぁぁ!!!!!」と言ったらしく、それは道重さゆみにはっきりと聞こえたのだという。

「い」に濁点とはどのような発音なのだろうかという気もするのだが、確かに工藤遥はそのように発声したのだろうと、なんとなく想像できてしまうのだ。

それで、コンサートが終ってから、道重さゆみは工藤遥を抱きしめたのだという。その写真が掲載されているのだが、これはとても良い。工藤遥のものすごく嬉しそうな表情、そして、道重さゆみの穏やかな微笑み、心が洗われるようである。

「ヤングタウン土曜日」では、高橋愛からのメッセージも紹介されていた。明石家さんまのトークにしてもそうなのだが、道重さゆみの無期限休業について、本当に何も決っていなくて誰も何も知らないのか、知っているがゆえにうまく話しにくいのか、どちらともとれる感じがするのだが、もうジタバタしても仕方がないわけであり、いずれにしてもそれを受け入れて、ただ道重さゆみのしあわせを祈りたいと思う。

2日後には「今夜もうさちゃんピース」が最終回となり、そして、26日の卒業コンサートである。感謝の気持ちだけをもって、その日を迎えたいのである。

«卒業-さゆみんに向って。

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