02 道重さゆみ 

2014年11月30日 (日)

フクムラダッシュ。

道重さゆみがモーニング娘。’14を卒業してから3日間が過ぎたが、いまもインターネットには道重さゆみについて語る言葉が溢れている。

11月26日に横浜アリーナで行われた卒業コンサートは、途中で道重さゆみが足を痛めるというアクシデントに見舞われたが、メンバー、スタッフ全員でその困難を乗り切り、また、道重さゆみ自身も足の痛みと悔しさと闘いながら、最後まで素晴らしいコンサートをやり遂げた。

実際に横浜アリーナでこのコンサートを観ていた私には、じつはこのアクシデントがあったことすらかなり後になるまで気づかなかったのだが、終演後に知った情報が増えたり、スカパーで放送された動画を観ることによって、その事実を知り、あれはとてつもないコンサートだったのだということを再認識したのであった。

そして、新しい情報はいまもまだ更新され続けている。道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、ネットパトロール的なことによって知った情報では、メドレー中に足に異変を覚えた道重さゆみは、途中でセンターステージでパフォーマンスする曲になっても動くことができず、1人だけメインステージに残ってパフォーマンスを続けた。

道重さゆみと譜久村聖によるデュエット曲「好きだな君は」の時には、センターステージにいた譜久村聖がメインステージの道重さゆみに向って全力疾走して、メインステージで一緒にパフォーマンスするという場面があり、これは「フクムラダッシュ」として、一部ファンの間で伝説化しつつある。

「青春コレクション」は鈴木香音、飯窪春菜、佐藤優樹、工藤遥、小田さくらによって歌われるため、道重さゆみは一旦、ステージを離れた。そして、ファンには見えないところで号泣し、スタッフに謝罪を繰り返していた。。道重さゆみは卒業コンサート翌日に更新したブログにおいて、この足を痛めた件について、「すごぉぉく悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴っているが、これはファンを必要以上に心配させないように、わざとできる限り軽めに書いているのだろう。

次の曲は「LOVEマシーン(updated)」だが、スタッフは道重さゆみにここで少し休むことを提案したようだ。1人のスタッフはおそらくステージの方に向って、道重さゆみは「LOVEマシーン(updated)」の1コーラス目では出ないということを伝えたようだ。しかし、無理をしなくていいというまた別のスタッフの言葉を振り切って、道重さゆみは泣きながらふたたびステージに戻り、「LOVEマシーン(updated)」のパフォーマンスに加わったのだった。

あの愛に包まれた夢のようなコンサートの舞台裏で、このような壮絶なドラマが起っていたのだ。このような状況を知った上で、アンコール前最後の曲である「Be Alive」での涙に溢れたパフォーマンスを再度観直すと、初めとはまったく違った種類の感動がある。

このコンサートについて、多くの人たちがいまも語っているのだが、やはり当事者であるメンバー、特に道重さゆみからも聞きたいのは当然なのだが、すでに休業に入ってしまったため、それは叶わない。であれば、後輩メンバーが出演するラジオを聴いてみようということになった。

ハロー!プロジェクトのホームページを見ると、午後にFM yokohamaの「Music & Turf」なる番組に、生田衣梨奈が数分間だけ出演することになっていた。仕事の休憩時間にradikoで聴いたのだが、ゴルフ番組であり、普通にゴルフのことだけ話していた。

そして、22時からの「ヤングタウン土曜日」は先週で道重さゆみが卒業し、今週から鞘師里保と飯窪春菜がレギュラーになっている。モーニング娘。’14では鞘師里保の方が先輩であるため、先に名前が表記されているのだが、番組では飯窪春菜の方が早くからレギュラー出演していて、先週まで道重さゆみが担当していたカフ係も任されていた。また、番組中での紹介順も飯窪春菜の方が先であった。今週はさらに新たにモーニング娘。’14のリーダーになった譜久村聖も、ゲストとして出演していた。

オープニングからモーニング娘。’14関係の話題で、明石家さんまらしく紅白歌合戦にモーニング娘。’14が出演できなかった件についても、普通にふれていた。また、11月26日の横浜アリーナでのコンサートについては、やはり「彼と一緒にお店がしたい」において、鞘師里保が道重さゆみに唇を奪われた件が話題になった。鞘師里保は「やわらかっ」と思ったらしい。また、鞘師里保が譜久村聖の二の腕などをやたらとさわりたがることや、譜久村聖がカニを8匹も飼っていて、脱皮した写真を喜んで道重さゆみに見せたら気持ち悪がられたことや、ダジャレが好きなことなどが話題になり、なかなか楽しい放送であった。

しかし、コンサートで道重さゆみが足を痛めるというアクシデントがあったことには一切ふれられず、やはりこれは事務所的にはNGな話題であり、無かったことにされるのだろうかという気がした。あのアクシデントがあったからこそ、コンサートがより感動的なものになり、伝説化すると思うのだが、事務所としては伏せておきたいことという認識なのだろうかと、少し残念に思った。しかし、けしてそんなわけでもなかったということは、約1時間後に分かることになる。

深夜0時30分からラジオ日本で放送された「モーニング娘。’14のモーニング女学院〜放課後ミーティング〜」を、初めてオンタイムで聴いた。土曜の深夜にラジオ日本を聴くのは、約30年前の「全米TOP40」以来だと思う。番組収録が行われたのは横浜アリーナでのコンサートがあった翌日、11月27日で、出演メンバーは譜久村聖、生田衣梨奈、小田さくらの3人である。

オープニングでは好きな丼について語るが、譜久村聖はしらす丼、もずく丼、ポキ丼であり、ポキ丼というのが何のことか分らず調べたところ、まぐろやアボカドなどが入ったものでハワイ料理のようであった。生田衣梨奈はサーモン丼が好きで、朝8時ぐらいに一人で築地に食べに行ったりしているらしい。カッコいい。小田さくらは親子丼をあげていたが、白飯があまり好きではないらしい。しかし、パンよりはごはん派であり、もっと好きなのは麺らしい。しかし、カレーライスは好きだという。よく分からないが、これがいわゆる小田イズムというやつか。なかなか好きである。

横浜アリーナの話をすると言っていたので期待していたところ、その前に1曲ということで、なんと「好きだな君が」が選曲された。もちろん、いまや「フクムラダッシュ」の曲である。ということは、トークでも「フクムラダッシュ」がついに本人から語られるのか。だとしたら、もちろんコンサートで道重さゆみが足を痛めたアクシデントについてもふれないわけにはいかないであろう。

そして、それは語られた。「好きだな君は」は、やはり当初はセンターステージで歌われる予定だったらしい。しかし、道重さゆみは足を痛めたために、1人だけメインステージに残ってパフォーマンスを行っていた。そこで、譜久村聖がメインステージの道重さゆみに向って全力疾走、つまり「フクムラダッシュ」を行うのだが、あれはスタッフの指示かと思いきや、譜久村聖による判断だったようだ。

譜久村聖が道重さゆみと「好きだな君は」を歌えるのはおそらくこれが最後の機会であり、ならば隣で歌いたいと思い、無我夢中で走っていたらしい。先生方がこれを見て、みんな泣いていたらしい。あの時、走ってくる譜久村聖を見て道重さゆみが笑顔になる場面が映像でも残っているが、後で道重さゆみはこの時を思い出して、「フクちゃんのこと抱きしめたくなった」と言っていたようだ。

小田さくらの証言によると、コンサート前、道重さゆみは緊張するとずっと言っていて、楽しみだけれどもはじまってほしくないというようなことも言っていたという。メンバー全員がそのような感じだったようだ。

また、「彼と一緒にお店がしたい」における道重さゆみの鞘師里保へのキスは、つんく♂も絶賛していたらしい。他のメンバーはそれぞれパフォーマンスをしていたが、鞘師里保の歌が止まったために何が起ったのかと思い、モニターを見て状況を理解したらしい。

生田衣梨奈のサブリーダー就任発表では横浜アリーナのどよめきがすごかったが、インターネットで見たニュースでも、やたらとどよめきというワードが使われていたらしい。生田衣梨奈の「これが現実です」が笑いを生み、「頑張って生田」も決っていた。

ラジオではふれられなかったが、道重さゆみに後輩メンバー1人1人からメッセージを送るセクションで、生田衣梨奈の直前で道重さゆみが立っていられなくなり、暗転となったのだが、その直前の道重さゆみの「まさか、生田のときに」がつらくなりそうな空気を救ったのだが、その後で生田衣梨奈が道重さゆみに「頑張って生田」を促すが華麗にスルーされる場面、道重さゆみの笑顔が良かった。

収録日の前日に行われた横浜アリーナのコンサートを振り返り、生田衣梨奈は「やってやった感あるよね」と言っていた。そして、譜久村聖によると、この時にすごいドヤ顔をしていたという。また、13人になった次のツアーが楽しみだとも言っていた。コンサート終演後には先生方に期待しているよなどと言われ、期待されるもの何もないですなどと言って号泣していたらしい。やはり、生田衣梨奈にはものすごく可能性を感じる。

小田さくらは27日の朝に目を覚まし、一言目が「道重さん」だったらしい。さゆロスの症状はメンバーにもあらわれているらしい。しかし、生田衣梨奈は前に進んでいくのだと、力強く言っていた。

そして、最後に「歩いてる」がかかった。道重さゆみが見せてくれた景色を忘れない、という発言もあった。このメンバーたちならば、道重さゆみイズムを受け継ぎ、さらに進化させていくことができるのではないか、と感じた。そして、ぜひそれを見ていきたいと強く思った。

2014年11月29日 (土)

好きだな君が。

iPhoneのホーム画面に道重さゆみのアメーバのブログがアイコン化されていて、1タップで開けるようにしているのだが、もちろん11月27日13時35分15秒に投稿された「卒業」という記事が最新のままで、ついに更新をあらわす「NEW!」の文字も表示されなくなってしまった。これにさゆロスの初期症状ともいえるさびしさを覚えなくもないのだが、ピンク色のサイリウムで染まった横浜アリーナの写真も表示され、あの光の1つになれたことを、とても誇らしくも思うのであった。

日常はすっかり平常に戻ったかのようではあるが、自由な時間はやはり道重さゆみについて書かれた文章を読んでいる。もう道重さゆみ本人による新しい言葉はおそらくしばらくは読むことはできないのだが、いま、かなりたくさんの人たちが道重さゆみについてかなり熱烈に語りたくなっているので、それで極度のさゆロス状態を回避できている部分もある。

BARKSやビルボードといったサイトに掲載された11月26日の横浜アリーナコンサートのレビューを読んだが、かなり詳細に、しかも愛情をこめて書かれている。そして、当日、現地で観た風景を思い出し、また、観ていただけでは分らなかった事実を知り、それ込みで胸が熱くなり、何度も泣きそうになったりしている。

コンサート途中で道重さゆみが足を痛めるというアクシデントがあってから、やはり舞台裏では多くのドラマがあったようである。臨機応変に対応したスタッフやメンバー、そして痛みと悔しさと闘いながら、最後までやり遂げた道重さゆみ、あの夢のような空間では、ものすごいことが起っていたわけである。

メドレーの途中、当初はメンバー全員が中央ステージでパフォーマンスする予定だったと思われる場面で、道重さゆみだけはおそらく足の痛みのために移動することができず、メインステージで歌っていた。次の曲は「好きだな君が」で、道重さゆみと譜久村聖のデュエットである。ここで譜久村聖は中央ステージからメインステージの道重さゆみに向って猛ダッシュで走る。おそらくこれを見たと思われる道重さゆみが、笑顔になる。この場面は「フクムラダッシュ」として、一部のファンの間で早くも伝説化しそうな勢いである。

道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、スカパー!で生中継された当日のコンサート動画をところどころ観たのだが、アンコール前の最終曲である「Be Alive」の曲紹介、そして歌い出しで、道重さゆみが泣いている。これはおそらく自分が足を痛めたことに対する悔し涙なのではないかと思う。ここまでは順調であった。カッコいいパフォーマンスも決っていたし、「彼と一緒にお店がしたい」で鞘師里保にもキスできたし、中澤裕子、矢島舞美、田中れいなからの祝福もあった。しかし、メドレー中にアクシデントが起った。ずっと準備してきて、映像収録もある、この記念すべき卒業コンサートで、よりによってなぜこんな大事な舞台でこんなことが起きてしまうのか。

道重さゆみは翌日のブログで「悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴っているが、あの表情にそれがあらわれていた。しかし、ピンチをチャンスに変えるドラマこそが道重さゆみの真骨頂であり、結果的にこのアクシデントこそが卒業コンサートを伝説的なものにし、後輩メンバーたちの成長に後々つながる経験になったに違いあるまい。

コンサートDVDとBlu-rayが2月に発売されるようだが、これはぜひメンバーやスタッフ、当事者や目撃者の証言をもまじえたドキュメンタリー作品も制作してほしいと思わせてくれるほどである。

数年前、道重さゆみの魅力に気がつき、それをやや大げさではないかと思えるほどに讃える文章を日夜書き綴っていた時期がある。当時、世間一般的には人気が下火だと見なされているアイドルグループの、しかも人気がある方ではないメンバーに強くはげしく入れ込むことに、スノッブ的な快感がまったく無かったといえば嘘になる。しかし、その根底にある愛と敬意はいつでも本物であった。

いまや多くのメディアや著名人が道重さゆみの魅力を、真顔でレジェンド的に讃えている。そして、道重さゆみ自身ももちろんそれに見合う存在となった。横浜アリーナで見た道重さゆみは、本当に凛々しかった。感動した。しあわせだった。

道重さゆみが卒業してしまったら、もうモーニング娘。’14には興味がなくなってしまうのではないかと思っていた。実際にしばらく前から、モーニング娘。そのものはもうそれほど好きではなくなっていたし、一時期はどちらかというと嫌いに近い感情を持っていたことすらある。しかし、道重さゆみは卒業スピーチでも言っていた通り、元々、モーニング娘。が大好きで、モーニング娘。になりたいという思いだけでこの世界に入り、その気持ちだけはずっとブレることがなかったという。

道重さゆみは卒業後も、これからのモーニング娘。をよろしくと、ことあるごとに言っていた。ならば、道重さゆみファンとしては、道重さゆみが卒業した後もモーニング娘。’14を応援するべきであろう。しかし、それだけの理由でじつはたいして好きでもないグループを応援するというのは、何かが違うような気がする。だが、私はいまのモーニング娘。’14がとても好きになってしまったので、もはや何も迷いがない。道重さゆみが卒業した後でも春コンサートに行こうかと思ったぐらいなのだが、いま出ているスケジュールだと、やはり仕事の都合で行ける日が無い。

道重さゆみのことはハロプロ卒業メンバーとして事務所のホームページに載っているし、アメーバのブログでは「道重再生 またいつの日か...。」という文字も見せてくれているので、いつか再びまた会えるのではないかと、期待をしていないわけではない。

先日の横浜アリーナのコンサートのことも、当分は道重さゆみの言葉で聞くことができない。だから後輩メンバーのブログを読んだりラジオを聴いたりするのだろう。それが道重さゆみの思い出だとか情報を知りたいからという理由だけなのではなく、もはや各メンバーのこともより多く知りたいということになってきているので、これは良いことだと思う。

しかし、やはり根本的には道重さゆみが好きであるということから派生しているのであり、無理して推すメンバーをわざわざ決めるというよりは、道重さゆみの後輩であるメンバー全体、グループそのものを応援するというスタンスで良いのではないかという気がする。これがいわゆる箱推しというやつか。

しかし、やはりグループの中で特に興味があるメンバーというのはいる。

道重さゆみは卒業スピーチでファンに対して、「変な人たち、サンキュー」という名言を残したが、もちろんそれは道重さゆみ自身が変なアイドルであるからに他ならない。変とはもちろん他と違っているということであり、独特で個性的でユニーク、多様性を認めるということにもつながる。その通り、私は変なアイドルであるからこそ道重さゆみに魅かれたわけであり、この場合の変とは、道重さゆみがファンに対して言っているのと同様に、最大の賛辞なわけである。

さて、現在のモーニング娘。’14メンバーの中で最も変なのは誰かというと、私はサブリーダーに就任したばかりの生田衣梨奈だと思うのだ。魔法使いや実費で名古屋の「今夜もうさちゃんピース」のロケに突入やファンとして新垣里沙のイベントに参加、また、うさぎ系女子を目指すといった謎の宣言をするも中途半端に終っているらしいことや、ロック的なデザインやファッションを気に入っている風なところ、普段から福岡弁で話すなど、ひじょうに気になる部分が多い。また、面倒くさいかまってちゃん気質であるらしいところや歌があまり上手くないなど、私の心の琴線にふれる部分がわりと多い。

このようなキャラクター的な部分を先に注目したのだが、コンサートの映像を観ると、ただただシュッとしていてカッコいい。このギャップはかなり良いのではないだろうか。今後注目していきたい。

こうすることによって、当分は深刻なさゆロスは回避できそうだし、おそらくこのようにモーニング娘。’14を好きになって道重さゆみが卒業した後も応援し、しかしもちろん道重さゆみこそが一番好きである、という状態こそが道重さゆみが最も望んだものだったのではないか、という気がする。

2014年11月27日 (木)

今日はなんだか。

昨夜は横浜アリーナで開催されたモーニング娘。’14のコンサートに行き、夢のような時間を体験することができた。この日を最後にモーニング娘。’14を卒業した道重さゆみは、最高にカッコよくてかわいくて美しかった。たくさん感動したし、泣いたし、道重さゆみからの「変な人たち、サンキュー」の言葉がものすごく心に沁みた。最上級に嬉しかった。私が道重さゆみを本格的に見つけたのはデビューしてから4年ぐらい経った頃だし、途中からはあまり熱心なファンではなくなってしまったけれども、それでも道重さゆみが好きだという気持ちはずっと続いていたし、その存在には感謝しかなかった。そして、モーニング娘。’14としての活動の最後になって、以前と同じ感じでまた強く好きになれて、初めて握手もして本人に直接気持ちを伝えたり、コンサートにも行けて本当によかった。

しかし、そんな夢のようなコンサートの舞台で起っていることすべてには気がついていなかった。

2回目のアンコールで、あのお花でできたドレスで登場し、感動的なスピーチを行った時である。道重さゆみから、今日は途中で踊れない時間もあったとか、こんな大事な日に足を痛めたとかいう発言があり、そこで初めてそんなことがあったのかと気づいたのであった。

後輩メンバーから道重さゆみにメッセージを伝える時、道重さゆみが立っていられなくなり、暗転する場面があった。それは道重さゆみが足を痛めていたためだったのだが、その時点で遠くからステージやスクリーンを観ていた私には、それがまだ分ってはいなかった。感きわまって泣き崩れてしまったのか、などとあやふやな誤解すらしていたのだ。しかし、スカパーの生中継やライブビューイングで視聴していた人たちには、その状況が伝わっていたようであった。

また、メドレー中に道重さゆみだけがメインステージに残り、他のメンバーが中央のステージでパフォーマンスする部分があった。あれは元々そのような演出なのだろうと何の疑問も感じていなかったのだが、どうやら足を痛めていた道重さゆみが中央ステージに行けなくなってしまったためのようである。次の曲が道重さゆみと譜久村聖によるデュエット曲「好きだな君が」だったのだが、譜久村聖はメインステージの道重さゆみの元に猛ダッシュで駆けて行ったのだという。

道重さゆみが足を痛めたのは突然の予期せぬアクシデントであったが、メンバー全員でそれをカバーした。道重さゆみも足が痛かったり、それ以上に精神的にものすごくつらかっただろうと思う。つんく♂のツイッターでは道重さゆみがこのことをものすごく気にしていたことを伝えていて、中澤裕子のブログでは道重さゆみが終演後に泣き出してしまったと書かれていた。27日に更新された道重さゆみ自身のブログには、「悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴られている。「(笑)」と入っているのは、もちろんファンに対しての気づかいであろう。

しかし、これも含めてリアルでよかった。うまくいくことばかりではないし、アクシデントやトラブルもあるけれど、それでも一歩一歩自分らしく、感謝の気持ちを忘れずに前へ進んでいこうというのが道重さゆみイズムであり、これが無ければあまりにもカッコよすぎて完璧すぎて、逆に物足りなさを感じたのかもしれない。そういった意味で、逆に完璧であった。

私は今日も仕事が休みだったのだが、深夜1時からとある作業に参加しなければならないため、そろそろ仮眠をとろうかとも思っているのだが、ずっとハロー!プロジェクト関係者のブログだとか、道重さゆみのファンが中心に書き込んでいる掲示板などを読み続けている。読んでいる途中で、また何度も泣きそうになる。それから、朝の情報番組で流れた動画なども観た。

午後に道重さゆみのアメーバとGREEのブログが更新され、どちらも「卒業」という記事がアップされた。これが当分は最新の更新になるのだろうか。私がこのココログで道重さゆみのことを書くブログをはじめたのは2007年8月で、その時、タイトルは「卒業-さゆみんに向って」だったのだが、いま、道重さゆみのブログの最新記事のタイトルが「卒業」で、これが地味にとても嬉しい。

昨夜のコンサートで、後輩メンバーが道重さゆみに1人1人メッセージを伝える場面において、2度目に暗転したのは鞘師里保が道重さゆみに抱きついていった直後であった。「まさか、生田のときに」という道重さゆみの声がマイクを通して流れ、重くなりそうな空気を少し軽くした。これはもちろん次にメッセージを伝えるメンバーが生田衣梨奈だったからなのだが、ここに何らかの運命のようなものを感じないでもない。暗転中にファンがさゆみんコールをしていたが、暗くなったステージの上では、途中から譜久村聖らのメンバーもそれを煽動していた。

ブログの記事には、表紙に「4329 days」と書かれた本の画像が掲載されている。これはコンサートのエンディングのビデオに映っていたものだ。あれはとてもよく出来ていて、コンサートをより感動的なものにしていた。

そして、「道重終了」と「道重再生」の文字の画像も掲載されている。ピンク地に黒の手書き文字ということで、コンサート会場でもよく見かけた「道重一筋」や「道重依存」などのオリジナルTシャツと同じデザインである。これは関係者に配られたクリアファイルのようだ。「道重終了」には「今日で燃え尽きました。」、「道重再生」には「また、いつの日か...。」と書かれていて、おそらく表裏になっている。

先日の「今夜もうさちゃんピース」最終回においては、「またいつか、あなたのハートにうさちゃんピース!」と言っていた。

いつか、いつの日か、「道重再生」の日は来るのか。その日を楽しみに待っていたい。それを希望に生きていきたい。

道重さゆみは「いままで本当にどうもありがとうございました」「本当に心からどうもありがとうございました」とは言ったが、お別れの挨拶は1つもしていない。道重さゆみがそのような礼儀を欠くようなことをするはずがない。つまり、おそらくこれは別れではないのだ。

「道重再生」をそのようなメッセージとして受け取った。しかし、いまは本当にもうゆっくりと休んで、やりたかったことをすべてやって、そしてまたファンの前に現れることが、道重さゆみにとって本当に一番やりたいことになった時に、また会えたらといいと思う。いまは自分自身のためにすべての時間をつかって、自由を満喫してほしい。道重さゆみ自身のしあわせこそが、私のしあわせでもあるからである。


見返り美人。

横浜アリーナで開催されたモーニング娘’14。のコンサートから帰宅した。この日は秋ツアーの千秋楽であり、道重さゆみの卒業コンサートでもあった。

2007年から道重さゆみのライトファンであったが、仕事の日程やその他の理由により、モーニング娘。のコンサートには、これまで一度も参加したことがなかった。道重さゆみが在籍した最後のコンサートの日程が発表され、それは私が基本的に仕事を休むことができない日曜日でも祝日でもなく、なんと奇跡的に元々仕事が休みの日だったのである。これは神様が私を行かせてくれるためにこの日程にしてくれたに違いないと思ったのだが、発売日当日にインターネットでチケット購入を試みたものの、数分間で完売となってしまい、失敗に終った。ここで一旦はあきらめたのだが、その後、道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、チケットを入手することに成功した。

この日を指折り心待ちにしていた。それと同時に、この日限りで道重さゆみはモーニング娘。’14を卒業してしまうばかりではなく、芸能活動の無期限休業をも発表していたため、とてつもない喪失感というか、さゆロスとでも呼ぶべきものに襲われるのではないか、という懸念もあった。

コンサートの感想については後ほどより詳しく書くとは思うのだが、一言でいうと、道重さゆみは最高にカッコよくてかわいくて美しくて、最高というか至高であった。そして、初めて体験したあの愛に包まれた空間、あれは習慣化するのも分かる気がする。ペンライトというかサイリウムというかキングブレードというか、多数の光る棒は色の種類や濃さも多種多様で、これがものすごく綺麗なのだ。

私もモーニング娘。のコンサート映像は過去に何度も観たことがあるので、どうせ行くのならばこのいわゆる光る棒系は必携アイテムであろうと考えていた。それで事前に調査をしていたのだが、サイリウムという折って光らせるタイプよりも、いまはキンブレことキングブレードなどの電池で光るタイプが主流であり、中でも1本でいろいろな色の切り替えができるタイプが人気とのことであった。渋谷の東急ハンズでピンク色のキングブレードを買った。どうせピンク色しか振らないのだから、色が切り替わるタイプのやつは必要ないだろうと思ったのだ。

しかし、実際にコンサートに参加してみると、特定のメンバーがフィーチャーされた時に一斉にそのメンバーの色に切り替えたりするのがものすごく綺麗で、楽しそうなのだ。サプライズ的に田中れいなが登場した時、おそらくメンバーカラーであったと思われる青が一気に多くなった。

また、会場の外や中などで、有志と思われる方が道重さゆみのメンバーカラーであるピンク色のサイリウムを無償で配ったりしていた。

道重さゆみが卒業する感傷と、初めて参加するモーニング娘。’14のコンサートへの驚きと発見が同時に訪れるという、ひじょうに濃密な体験であった。また、メンバーがメインステージでパフォーマンスするだけではなく、中央の別のステージや通路などに出てくるのも初めて生で観た。思えば私が過去に行ったライブやコンサートといえばライブハウスかホールのみで、このような大きな会場は初めてだったのである。道重さゆみのおかげで人生で初めて体験したことが、また1つ増えたわけである。

モーニング娘。’14のパフォーマンスはものすごくカッコよく、メンバーもそれぞれひじょうに魅力的だ。もちろん道重さゆみは至高なわけであり、それを体験できたことによるしあわせがあまりにも強すぎて、当初予想されていた喪失感だとかさびしさというのは、意外にもまだ本格的には訪れていない。これから少しずつ実感してくるのだろう。

しかし、これにはまた別の理由もあると思えるのだ。今日、道重さゆみのパフォーマンスやトークを数時間体験して、イメージが実像として結晶化し、安心の深さが生れたのではないかと思う。特に最後の方で道重さゆみが卒業スピーチをした場面である。

道重さゆみは言った。自分のファンの人たちは変な人が多い、変わり者の集まりだなといつも思っていた、と。なぜなら、他に歌やダンスが上手いメンバーはいるし、もっと魅力的な芸能人はたくさんいるにもかかわらず、そんな中で、道重さゆみを応援してくれたからだという。たいして何もできないのに口だけは一人前で、顔はまあかわいい方だとしても、そういうことも全部自分から言ってしまう、そんなアイドルを普通は応援したくないはずだが、道重さゆみのちょっと変なファンの人たちは、晴れの日も雨の日も大雪でも台風がきても嵐の日だって、会いにきてくれて、全力で応援してくれて、勇気をくれて、パワーをくれて、優しさをくれて、自信もくれて、安心感もくれた。そして、愛をくれた。

そして、ファンの人たちに対し、自分のことを見つけてくれて、出会ってくれてありがとう、モーニング娘。になって、みなさんと出会えたから、道重さゆみが存在する意味があったと思った、モーニング娘。になるために生まれてきた、生まれてきてよかったと思った、とも。そして、次の言葉にグッときた。

「さゆみのファンの人たちが、他の誰でもない...みんなでよかった。変な人たち、サンキュー」

もちろん、泣いた。

道重さゆみが卒業した後のリーダーには、これまでサブリーダーだった譜久村聖が就任し、もう一人のサブリーダーであった飯窪春菜は引き続きサブリーダーを務めることが発表された。そしてもう一人のサブリーダーということで、鞘師里保なのではないかと思ったのだが、同じく9期メンバーの生田衣梨奈であった。ここ最近、モーニング娘。’14のメンバーを覚えるにあたり、そのイタいキャラクターがわりと好みになりつつあっただけに、これは少し嬉しかった。「誰もが嘘?って思ったかもしれませんが、これが現実です」と言っていた。

また、「彼と一緒にお店がしたい」はやはり最高なのだが、パフォーマンス中に鞘師里保が道重さゆみに唇を奪われ、ひじょうに動揺した表情がスクリーンに映し出されていた。道重さゆみはひじょうに満足げであった。鞘師里保はトークでも歌でも声がものすごく好きなのだが、優等生的なイメージが強いため、思い入れはそれほどなかったのだが、好感度がどんどん上がり続けている。

中澤裕子、矢島舞美、田中れいなが登場し、道重さゆみに卒業を祝うメッセージと花束の贈呈をした。田中れいなは前夜に道重さゆみの卒業を祝う熱いブログを更新していたが、直接、長文のメールも送っていたようだ。同期であるこの2人の関係は最高である。

後輩メンバー1人1人から道重さゆみへのメッセージはやはり感動的であったが、道重さゆみがパフォーマンス中に足を痛めてしまい、途中で何度か立っていられなくなり、暗転する場面があった。これもじつにリアルであり、道重さゆみらしいと思った。つんく♂のツイートによると、道重さゆみ本人はこの件をかなり気にしていたということなのだが、やはり物事すべてが順調にはいかず、そのブルーズを抱えながらも前へ前へと進んでいくという、むき出しのリアルがまさに道重さゆみであり、これも含めて私は大大大好きで感動したので、大丈夫である。

アンコールでは後輩メンバーが道重さゆみに贈る曲、「見返り美人」が歌われた。道重さゆみは美しい和服姿で登場し、後輩メンバーたちの表情がスクリーンに映し出されるたびに、泣きそうな気分になった。というか、実際に泣いていた。わりと初めの方の「時空を超え 宇宙を超え」の時点で涙腺があやうくなっていたのが、ここで完全に決壊したのであった。歌詞の「背中(セナ)でさよなら 見返り美人 ああ ああ もったいないよ いい女」がまさにその通りであり、これはまさにこの時のための曲といっていいだろう。

次のアンコールで、先ほどふれた卒業スピーチのようなものがあり、モーニング娘。に入るオーディションで歌っていたメロン記念日の「赤いフリージア」をソロで歌った。そして、モーニング娘。の曲の中でも思い入れが強いとよく言っている「歩いてる」をメンバーと一緒に歌い、本当の最後は「Happy大作戦」であった。

スクリーンに映し出された道重さゆみが、本当に良い表情をしていた。やり尽したという感じであろう。しんみりした気分よりも爽快感が残っているのは、そのせいかもしれない。

道重さゆみには生きていればいつかまた会えるかもしれないし会えないのかもしれないが、そのことを楽しみに生きるのもよいのではないかと思える。それまでは、道重さゆみを見つけ、出会ったことに誇りを持ち、「変な人たち、サンキュー」と言ってもらえたしあわせを心に抱き、おそらく引き続き不条理かつ理不尽なことも多いであろうこの世界を、それでも一生懸命に葛藤しながら生きる姿は美しいと、道重さゆみが思い出させてくれたように、私は私自身の道重さゆみを生き続けていこうと思う。

粋にさよなら 見返り美人。ああ ああ もったいないよ いい女。

2014年11月23日 (日)

合言葉は勇気。

道重さゆみが出演する最後の「ヤングタウン土曜日」が終った。聴きながら歩いて帰るために、今週も仕事には自転車ではなく徒歩で行った。道重さゆみ卒業スペシャルとでも言うべき内容で、過去の放送からの音源もいくつか流された。伝説の鉛筆投げ事件にもふれられていて、とても楽しかった。

私が道重さゆみに本格的に興味を持ちはじめたちょうどその年の6月から、道重さゆみは「ヤングタウン土曜日」のレギュラーになった。当初、頑張ろうとする余り空回りしているような場面や、明石家さんまのセクハラ、パワハラ的発言に苦戦したり、親方という不本意なあだ名に本気で落ち込んでいるように聞こえることもあった。

しかし、いつからかそれらに対応するし、むしろ逆手に取って楽しむぐらいの成長を見せていた。この番組での経験が、後のバラエティー番組進出時に役立ったことは間違いないだろう。

道重さゆみの後任には鞘師里保が選ばれた。この番組も、今後また新しい歴史をつくっていくことであろう。

道重さゆみのアメーバのブログではモーニング娘。’14のメンバー1人ずつをタイトルにした記事が上げられていて、いまこれを書いている時点で、最新なのは工藤遥である。

浜松のコンサートで道重さゆみと石田亜佑美とが抱き合う場面があったらしい。それを見ていた工藤遥が、コンサート中で音がガンガン鳴っている中で、「い''い''なぁぁぁぁ!!!!!」と言ったらしく、それは道重さゆみにはっきりと聞こえたのだという。

「い」に濁点とはどのような発音なのだろうかという気もするのだが、確かに工藤遥はそのように発声したのだろうと、なんとなく想像できてしまうのだ。

それで、コンサートが終ってから、道重さゆみは工藤遥を抱きしめたのだという。その写真が掲載されているのだが、これはとても良い。工藤遥のものすごく嬉しそうな表情、そして、道重さゆみの穏やかな微笑み、心が洗われるようである。

「ヤングタウン土曜日」では、高橋愛からのメッセージも紹介されていた。明石家さんまのトークにしてもそうなのだが、道重さゆみの無期限休業について、本当に何も決っていなくて誰も何も知らないのか、知っているがゆえにうまく話しにくいのか、どちらともとれる感じがするのだが、もうジタバタしても仕方がないわけであり、いずれにしてもそれを受け入れて、ただ道重さゆみのしあわせを祈りたいと思う。

2日後には「今夜もうさちゃんピース」が最終回となり、そして、26日の卒業コンサートである。感謝の気持ちだけをもって、その日を迎えたいのである。

2014年11月22日 (土)

卒業-さゆみんに向って。

風呂上りに、ジェームス・テイラー&J.D.サウザーの「憶い出の町」を聴いている。道重さゆみが大好きな岩塚製菓の味しらべは自宅の近所のスーパーマーケットで売っていたので、もちろん買ってきた。甘辛くてとても美味しい。亀田製菓のハッピーターンによく似ているような気もする。

モーニング娘。’14は台風のため延期されていた浜松でのコンサートを終え、道重さゆみが在籍しての公演は、26日の横浜アリーナを残すのみとなった。「道重さゆみ」というタイトルの記事が、アメーバのブログにアップされた。浜松のコンサートがすごく楽しかったため、テンションが高くしあわせだという内容である。そして、「キメてるさゆみ ではなく 『道重さゆみ』 を好きになってくれて、ありがとう」と綴っている。

アイドルにも芸能人にもそれほど興味がなくなって久しかった私が、なぜ道重さゆみだけをこれほどまで好きになったかというと、それは道重さゆみのことをアイドルでも芸能人でもなく、道重さゆみという人間として見ていたからに他ならないであろう。

もちろん私は道重さゆみのことをメディアを通してしか知らないし、そのようにして私の脳内につくられた道重さゆみのイメージがどの程度、本当の道重さゆみと関係があるのかは定かではない。しかし、それは現実の人間関係において出会う人々についても同じことがいえるし、私はおそらくこれまでの人生の中で、道重さゆみほどより深く詳しく知りたいと思えた他人とは出会えたことがなかった。

道重さゆみはあと数日間でモーニング娘。’14を卒業し、その後は休業することになっている。いつか休業が終り、ふたたび私たちの前に現れてくれてくれることがあるのかどうか、それはいまのところまったく分らない。それでも、私たちは人生を続けていかなければならない。

道重さゆみはアメーバのブログで、モーニング娘。’14のメンバー1人1人をタイトルにした記事を上げ続けている。そこにはタイトルになっているメンバーと2人で写った写真と、シンプルだが愛にあふれた言葉が綴られている。こういうのを見ると、いよいよカウントダウンという感じがしてきて、グッとさびしくなってくるものだ。

横浜アリーナのコンサートが終った後、おそらく私は道重さゆみがモーニング娘。’14を卒業し、芸能活動を休業することによる喪失感、さゆロスともいえる虚脱状態に陥ることがじゅうぶんに想定される。過去の道重さゆみ関連のコンテンツを視聴することはいくらでもできるが、新しい情報はもう更新されない。それをどこに求めるのかというと、おそらく道重さゆみが卒業した後のモーニング娘。’14なのではないかという気がする。

モーニング娘。’14は、おそらく道重さゆみが卒業した後で、新しいリーダーが率いることになり、12期メンバーも本格始動し、また新たな歴史をつくっていくのだろう。これまでのモーニング娘。がそうであったように、である。

しかし、道重さゆみが伝えたことは引き継がれていくわけであり、そこにしばらくは幻影を求めていくのではないか、という気がする。

道重さゆみが卒業する数日前になって、やっとモーニング娘。’14のメンバー全員の顔と名前が一致したというどうしようもなく不届き者な私ではあるが、道重さゆみのおかげでモーニング娘。’14のことも少しずつちゃんと知ることができて、本当によかったと思う。

あの時期に、芸能人にもアイドルにも興味がなくなって久しかった私が、なぜ道重さゆみだけをものすごく好きになったにかというと、そこにおそらく当時の私が人間として正しいと思ってはいたがいつしか失ってしまったものの大半があったからだと思う。

大阪の公開生放送で道重さゆみを見た時、その時間がずっと続いてほしいと思った。そのような感覚が存在することすら、長い間すっかり忘れていて、それを思い出させてくれたのが道重さゆみだった。

当時のグループの中で存在理由を見つけようと不器用に一生懸命頑張り、それでも自分らしさは失わず、時に空回りしたり傷ついたりしながらも、少しずつ夢を叶えていった。その様子を見て、道重さゆみに良いことがあった時は、まるで自分のことのように嬉しかった。道重さゆみを好きでいることそのものが、自己肯定感に繋がっていた。

その頃、道重さゆみのことを書くためにココログではじめたブログのタイトルは「卒業-さゆみんに向って」であった。これは1985年に発売された野々村文宏・中森明夫・田口賢司による「卒業-KYON2に向って」という本のパクリなのだが、もちろんちゃんと意味はあった。サブタイトルが「モーニング娘。道重さゆみをめぐる自分探し系ブログ」であったように、これは不活発で不承不承続けられているにすぎなかった私の人生を、不器用に一生懸命に葛藤する姿そのものが美であるような道重さゆみ的なものへと卒業させるまでのドキュメンタリーとして書いていたのである。

あれから7年と数ヶ月が経過し、道重さゆみはあと数日でモーニング娘。’14を卒業する。私の人生は道重さゆみにもはやそれほど依存しなくても平気な程度には大丈夫になったような気がしていたが、それはいつでもアメーバブログにアクセスしたり「今夜もうさちゃんピース」を聴きさえすれば、最新型の道重さゆみに出会うことができることを知っていて、安心していたからに過ぎなかった。本当の道重さゆみの不在などを生きられるはずがないし、道重さゆみがいない世界なんて生きたくもない。

道重さゆみに出会えたから、世界はふたたび輝きを取り戻したように思えたのだが、いったい道重さゆみの不在状態において、それは可能なのであろうか。でも、そうしていかなくてはいけないのであろう。好きでいる気持ちはおそらく今後、もしもう二度と道重さゆみに会えなかったとしてもずっと変わらないとは思うのだが、だからといっていつまでも依存しているわけにはいかないし、道重さゆみには本当に見合うだけのしあわせがすべて訪れてほしいと思うのだ。もう何度も書いてきたけれども、やはり道重さゆみになりたいし、私は私自身の道重さゆみを生きていかなければ。だからこのブログも、おそらく休んだり休まなかったりしながら、まだ続いていくのだろうな、という気がする。

モーニング娘。’14のメンバーで、「『生きる』ブログ。’14」の「生」の字が名前に入っているのは9期メンバーの生田衣梨奈だが、寝たフリをして自分で寝顔を撮ってブログにアップしたりしていたらしい。そのことを小田さくらがラジオ番組で話して、それを聞いて道重さゆみが「アホだなぁー」と言うのだが、それがとても嬉しそうで、しあわせな気分になる。

2014年11月21日 (金)

ピョコピョコ ウルトラ。

道重さゆみのモーニング娘。’14卒業まで、ついに1週間を切ってしまった。1週間後の今頃は、道重さゆみはもうすでにモーニング娘。’14ではないのだ、と当り前のことを書いている。

いまのところ順調にいけば、11月26日、私はなんとか最後の最後で道重さゆみのメインの仕事であったモーニング娘。’14のコンサートを、最初で最後に観ることができることになっている。

先日、夜に急遽、サイリウムや双眼鏡を準備しなければならないと思い立ち、2駅先のドン.キホーテまで歩いて行ったが、売っていなさそうだったので、そのまま歩いて帰ってきた。スーパーマーケットやコンビニエンスストアで、道重さゆみの大好物でもある石塚製菓の味しらべを探したが、意外にもどこにも売っていなかった。

ストロング缶チューハイと辛いスナック菓子などを買い、公園で飲食した。7年前の8月に、JR宇部線の常盤駅ホームでそうしたようにである。iPodのイヤフォンからは重ピンク、こはっピンクの「宝の箱」が流れ、空には東京ではあまり見られないようなきれいな星がいくつも光っていた。

帰宅してシャワーを浴び、パソコンの前で深夜0時30分がくるのを待った。もちろん、「今夜もうさちゃんピース」がはじまる時間である。この番組がきっかけで道重さゆみの魅力に気がついたわけで、ひじょうに思い入れの強い番組なのだが、これもついに次週で最終回となる。最後にその感謝の気持ちを伝えるために、メールフォームから初めて投稿した。

そこで本格的に眠くなったので、iPhoneのradikoアプリで聴くことにして、写真集「YOUR LOVE」のことが話されて、「シャバダバ ドゥ~」が流れたところまでは覚えているのだが、そのまま寝てしまった。

翌朝、目を覚まして、自転車で仕事に行った。仕事を終え、帰宅して夕食を食べた。「踊る!さんま御殿!!」に、まだ道重さゆみは登場していないようだった。それで、ウォーキングに行くふりをして自宅から徒歩2分のまんが喫茶に行った。先日、「おしゃれイズム」を視聴するために初めて利用したので、会員証のようなものはすでに作られている。それで、今回はよりスムーズに席に着くことができた。前回と同じ方法でディスプレイにテレビを映し、日本テレビに合わせると、すでに道重さゆみが卒業の理由はかわいさのピークがきたからと話した後のリアクションのように見えた。

「ヤングタウン土曜日」で、道重さゆみはこの番組ではあまり活躍できなかったと話していた。それでも道重さゆみの姿を見て、声を聞くことが私にとってのこの上ない至福であるため、もちろん時間的に可能であるならば観ないはずはないのである。

今回、道重さゆみの席は日本エレキテル連合の前であった。日本エレキテル連合はいまが旬のお笑いコンビであり、今回の放送でも何度も映っていたため、必然的にその前に座っている道重さゆみもよく映った。明石家さんまが話しているのを聞いている素に近い状態の道重さゆみ、また、日本エレキテル連合が話している時、ちゃんと後を向いて、話している人を見て聞く道重さゆみ、このようなところに、また良さを感じる。

しかも、トーク部分においても、何ヶ所かちゃんと使われていたので、もう十分、大満足である。

たとえば2009年の「小学生クイズ」だとか「ロンドンハーツ」の頃、道重さゆみはモーニング娘。内での居場所すらよく分からない中で、とにかく前へ前へと果敢に出て行って、傷つきもした。そして、いまだに謎に包まれている2012年初めの携帯ドラマをめぐるあれこれがある。

道重さゆみはハロー!プロジェクト所属のアイドルとしては、グループに所属しながらも単体タレントとして前人未到の境地ともいえるぐらいにはよくやったし、もうそれで十分というか、ちょうどいいと思える。

道重さゆみは女の子の最高傑作なわけだが、それはいわゆる芸能界的な価値観に染まりきってしまえば失われてしまう部分をも含んでいるわけで、このような人が芸能界にいること自体がすごいことで、それゆえにわれわれは道重さゆみと出会うことができたわけだが、これからは従来の芸能界というかタレントという枠組みとは別のところで、ずっと道重さゆみでいてほしいと強く願うわけだが、たとえばそれが一般人としてということでしか可能性がないのであれば、われわれは道重さゆみとの接点を永遠に失ってしまい、ひじょうに悲しいことなのだが、また芸能界で活動を再開していくにしても、従来の枠組ではない、道重さゆみの魅力を一切損なわないようなかたちでの活動であるならば最高ではないかと思うのである。

さて、上記の文章は昨日の夜遅くに作ったのだが、途中で眠くなったので、下書き状態で保存したまま寝た。それまでに、新宿のヨドバシカメラで双眼鏡は購入していた。

初めに買いに行った時は笹塚で人身事故があり、電車がしばらく動かないということだったので、明大前で乗り換えて、新宿ではなく渋谷に行った。駅前にモーニング娘。’14の広告看板があった。ビックカメラの地下に双眼鏡があった。東急ハンズやロフトに行き、サイリウムがどのような状態で売られているのかを初めて確認した。いろいろなタイプのものがあり、果たしてどれを購入すべきか迷った。双眼鏡についても色の種類があまり無かったことや、思ったよりもいろいろな種類があって、これもよく分からなくなったので、一旦帰宅した。

再度、インターネットで詳細に調べ、最も適しているのではないかと思われるものを見つけたのだが、ヨドバシカメラのサイトでは実店舗での在庫状況も分かるようになっていて、これはとても便利だった。売り切れて後悔したくなかったので、食事の後、電車に乗って買いに行った。

サイリウムは当日に買うことにした。それまでに、どのようなものを買うか決めておかなければならない。

モーニング娘。の「Ambitious 野心的でいいじゃん」から「見返り美人」までのシングルのミュージックビデオを、出た順番にすべて観た。約3時間を要したが、すべてYouTubeの公式チャンネルにあったので手間はかからなかった。なぜ「Ambitious 野心的でいいじゃん」からかというと、私がモーニング娘。を意識的に視聴しはじめたのが、このシングルの頃からだったからである。

もちろんモーニング娘。の存在そのものは「サマーナイトタウン」あたりから知ってはいたのだが、すでに日本の芸能人やポピュラー音楽にはあまり関心がなく、ましてやアイドルなど、学生が夢中になる分には微笑ましいが、いい大人になってまで応援するようなものではないだろうと思っていた。

2003年の夏、深夜に当時の仕事先で作業を行っていた。新たにモニターを設置し、有線放送から送られてきた最新ヒット曲のミュージックビデオを流すようにしたのだが、その時、その1曲目にはモーニング娘。の「シャボン玉」が収録されていた。観るとはなしに観ていたのだが、知らないうちに随分とメンバーが増えて、訳が分からないことになっているな、という感想を持った。もちろん「シャボン玉」は道重さゆみを含む6期メンバーのデビュー曲であり、その4年後にファンになることなど、その時には知る由もなかった。

日曜の昼間にたまたま観た「ハロー!モーニング」と、暇つぶしに携帯電話で見ていたモ娘(狼)板がきっかけで、すでに世間一般的には人気がかなりなくなってきていたモーニング娘。を、いまさらネタ的に消費するということをやりはじめた。その頃は、亀井絵里がお気に入りで、道重さゆみのことはナルシストでブリッコのンネタキャラクターとして認識していた。

いつものように暇つぶしで見ていたモ娘(狼)板で、小学生の頃は地味でおとなしく、ダンゴムシしか友達がいなかった、男子から「みちし原人」と呼ばれて悲しくて家に帰って泣いていた、というようなエピソードをラジオ番組で話したことを知り、ひじょうに興味をひかれた。番組ホームページで私物の髪飾りを紹介していて、それが小学生の女の子が付けるようなウサギの形をしたかわいらしいもので、それを見た時に、しばらく忘れていた大切な何かを思い出さされたような気がした。

それから、道重さゆみのラジオ「今夜もうさちゃんピース」を聴きはじめ、約20年ぶりにアイドルの写真集を買ったりという、自分でも信じがたい行動がはじまり、さらには直接見るためにイベントに行ったり、どのような環境で生まれ育ったかが知りたくて、それまでまったく縁もゆかりも無かった山口県宇部市などという所を訪れたりということをやっていた。

そのような記憶をたどりながら、順番に観ていったのだが、「リゾナント ブルー」まではそれぞれ気に入っていたのだが、「ペッパー警部」のカバーは買ったもののあまり聴いてはいなかった。最後の「ペッパー警部よ」というのを道重さゆみが言っていたことすら、すっかり忘れていた。

2009年は道重さゆみがモーニング娘。を離れてバラエティー番組にも出はじめた年で、モーニング娘。の音楽を買ってはいたものの、どちらかというとそれ以外の活動の方を楽しんでいたと思う。「泣いちゃうかも」以降のシングルは、辛い恋をする女性を主人公とした内容のものが多く、アイドルポップのキラキラ感はあまり感じられなかった。秋にリリースされた「気まぐれプリンセス」ではシングル発売イベントに当選し、仕事の日程の関係でモーニング娘。のコンサートに行くことができなかった私が、初めてモーニング娘。のパフォーマンスを生で観た機会だったのだが、路線そのものは私好みのものからかなり外れてきていた。今回、観直して見ても、その印象は変わらなかった。

2010年の「青春コレクション」からいよいよ買わなくなるのだが、この頃、メンバーの中で道重さゆみだけが黒髪である。「女と男のララバイゲーム」はかなり特殊な感じの曲であり、この頃も「今夜もうさちゃんピース」は聴いたり聴かなかったりしていたのだが、かなり遠いところまで行ってしまったな、という印象を持った。

2011年の「まじですかスカ!」から9期メンバーが加入して人数が増え、次の「Only you」で高橋愛が金髪になっているのだが、これは曲がわりと気に入って、久しぶりに買ったのだった。高橋愛在籍時のラストシングル「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」はおそらく初めて聴いたが、なかなかカッコよかった。カップリングの「彼と一緒にお店がしたい」のビデオと繋がっていた。元々は両A面でリリースするつもりが、何らかの問題があってそうはならなかったというのは、先日知ったばかりである。

2012年の「ピョコピョコ ウルトラ」では高橋愛がいなく、さらに10期メンバーが加わったこともあり、かなり印象が変っている。軽快かつポップに突き抜けた感じがある。次の「恋愛ハンター」を最後に新垣里沙と光井愛佳が卒業し、「One・Two・Three」から道重さゆみがリーダーになる。この頃から、現在のEDMの要素を取り入れた路線になってきているようだ。「ブレインストーミング」とのダブルA面である「君さえ居れば何も要らない」を初めて聴いたが、かなり攻めた内容になっていてものすごくカッコいい。そして、「わがまま 気のまま 愛のジョーク」である。

モーニング娘。’14になってからはほぼリアルタイムで追えているのだが、これでやっときわめて軽くではあるが、流れを時系列で把握することができた。9期、10期、11期メンバーの加入から現在に至る変化も、ひじょうに大まかにではあるが、何となく追えたような気はする。道重さゆみ卒業まで1週間を切って、やっと全員の顔と名前が完全に一致した。

私がモーニング娘。の音楽をすべては買わなくなった「青春コレクション」の頃と比較すると、当時は黒髪のメンバーが道重さゆみだけだったのに対し、現在はほとんどのメンバーが黒髪である。最も髪の色が明るいように見えるのは、9期メンバーの生田衣梨奈である。以前は「世界一のアイドルを目指している」と自己紹介し、魔法使いキャラを推していたようだが、途中でやめたようである。断片的に聴いたラジオ音源では、うさぎ系女子なるものを目指していた形跡もあるのだが、現在も続けているのかどうかは定かではない。本人が目指しているものと現状とのギャップが比較的大きいようにも思われ、このあたりがわりと気になるところである。

メンバーそれぞれいずれもひじょうに個性があり、好感を持っているのだが、生田衣梨奈がグループ内におけるポジショニングなど、気になるところが多く、いまのところ注目しがちである。


2014年11月16日 (日)

おしゃれイズムなど。

久々に自転車で仕事に行った。そして、お昼には明太子スパゲティーを食べた。

モーニング娘。’14は大阪でコンサートがあり、私はインターネット掲示板、というかモ娘(狼)のスレッドで、MCの内容などについてのレポートを読むなど、いかにも在宅ヲタクといった行動を取っていたわけである。ただ今回いつもと違うのは、最後の横浜アリーナについては現場に行くつもりだということだ。

卒業まであと10日ということを聞き、そのことでMCの時に泣いてしまうということがあったようだ。やはりかなりさびしく、名残惜しい気持ちが出てきているのだろう。そういえば以前に道重さゆみは、「名残惜しい」のことを「馴染み惜しい」などと独特の日本語で言っていたが、いまはちゃんと覚えただろうか。

それはそうとして、「おしゃれイズム」の放送がある日であった。いまも道重さゆみがかなり好きであることがバレたくはないので、家のテレビでは道重さゆみが出る番組を観ない。これは好きでいることを知られるのが恥ずかしいという意味ではなく、本気だから悟られたくもないのだ。強い思いなので、秘めておかなくては勿体ないのだ。

ワンセグ機能付きの携帯電話を解約してiPhoneのみにしてしまったことを、初めて後悔した。KeyHole TVをダウンロードして日本テレビを視聴してみたが、画面が小さくて粗い上に、音声が途切れ途切れである。他に方法はないものかと思い、インターネットで調べてみた。いままで知らなかったのだが、まんが喫茶ではテレビを観ることができる場合が多いらしい。そこで、引っ越してきてから初めて、自宅から徒歩2分程度の所にあるまんが喫茶を利用することにした。

画面も大きく最高なのだが、さらに番組がものすごく面白かった。期待を大きく上回っていた。

白とピンクの衣装がとてもかわいく、さらに大きな画面に道重さゆみの顔が映ると、それだけで心に大きな花が鮮やかに咲いたように、しあわせが溢れてくる。そして、先日、握手会において至近距離で初めて見て、ほんの一瞬だけは私のことだけを見ていてくれたのは、確かにこの人に間違いないのだと再確認し、あの握手会には本当に行ってよかったと思った。

モーニング娘。卒業の理由から、ダンゴムシしか友達がいなかった話、久住小春の教育係がストレスで眉毛を抜いていた、お姉ちゃんが食器を風呂場に持っていくなどの話など、ベスト・オブ・道重さゆみともいうべき内容に加え、山口県の親友の証言と写真、オーディション時の映像、自宅の写真、高橋愛のVTR出演や飯田圭織のサプライズゲスト出演など、盛りだくさんであった。

山口県の親友は、道重さゆみがブログやラジオでよく話題にしているあの方だろうか。中学生時代に激モ会社という会社を道重さゆみと2人で興したというその方は、ブログに登場した時にも顔を隠されていた。今回の山口県の親友は末次さんと名前が出ていて、さらに写真でもしっかり顔が写っていた。

あと、自宅写真ではクマのぬいぐるみや小倉優子の写真集やCDのコレクションが写されていた。小倉優子の写真集を何十冊も持っているということを、先日言っていて、何十冊というのはさすがに大袈裟なのではないかと思いもしたのだが、あの写真を見る限り、本当にそれぐらいありそうであった。

先日、目黒駅から白金台方面に歩いている途中、クマのぬいぐるみをたくさん売っているかわいいお店を見つけ、ぜひ道重さゆみに教えてあげたいと思ったのだが、もうすでに知っているのだろうという気もする。DearBear(ディアベア)目黒店というお店である。

お父さんの話が出ていて、ラジオでも話していたことがある、娘である道重さゆみの出演番組をすべて教えなければならないという話が出たが、それを忘れた時のメールで、終ってしまったいま、後の祭りでしかありません、というような文面だったというのが、とても面白かった。

それにしても司会のくりぃむしちゅー上田晋也さんはゲストのトークを引き出して面白くするのがうまいな、と改めて思った。思い返せば、2009年1月3日に放送された「教科書クイズ」、道重さゆみがモーニング娘。を離れて、単体でハロー!プロジェクトの外のバラエティー番組に出た、おそらく初めての機会に、MCだったのも上田晋也さんだった。あの番組で上田さんがうまく道重さゆみの回答を拾ってくれて、大爆笑を連発させた。収録直後に共演者の片岡鶴太郎や矢口真里がブログに道重さゆみが大活躍したことを書き、当時、道重さゆみファンは放送日を待ちに待ったわけである。それは期待を大きく上回る内容であり、それがきっかけとなって、道重さゆみの単体でのバラエティー番組出演が増えていったともいえる。

そして、卒業10日前に、またこのような素晴らしい番組を届けてくれた。上田晋也さんは、間違いなく道重さゆみのライトファンである私が感謝しなければならない芸能人の1人である。

本当に楽しい時間であった。これが本当にあと10日もしないうちに終ってしまうのか。10日後、私はどのような心境で日常生活を送っているのであろう。それをまったく想像することができない。

このようなことを考えたのは、「おしゃれイズム」の放送が終って、しばらく経ってからである。観ている間はまったく考えなかった。画面に映る道重さゆみの姿、表情、しぐさ、そのすべてが私の美意識を強く肯定してくれて、それ以外のことなど何もかも完全に忘れさせてくれていた。私にとって道重さゆみとは、いつもそのようなものであり続けていた。そのことが、また思い出せて本当によかった。間に合ってよかった。

「かわいさ」とは「美」であり、それは「道重さゆみ」のことだ。

大人になれば 大人になれる。

「ヤングタウン土曜日」をradikoで聴きながら歩いて帰りたかったので、この日の自転車ではなく徒歩で仕事に行った。「ヤングタウン土曜日」にはBerryz工房のももちこと嗣永桃子も出演していて、安定の面白さだった。道重さゆみの出演はこの日を含めてあと2回だが、後任はまだ発表できないようだ。飯窪春菜が学生時代にボランティアなどをやっていたという話を聞き、また好感度が上った。

「ヤングタウン土曜日」はしばらく聴いていなくて、先週久しぶりに聴いた。初めて聴いたのは道重さゆみがレギュラーになった1週目、つまり2007年6月9日であった。約7年半近くレギュラーを務めたことになる。実はなかなか聴くことが難しい時間帯ではあるのだが、いまのところは道重さゆみが出演しなくなってからも時間があえば聴くかもしれないな、という印象である。しかし、その時間が合うこと自体があまり無いような気もするので、実際のところはよく分からない。

先週、コンサートの前の握手会のようなもので、道重さゆみのファンが後輩メンバーのレーンでさようならというようなことを言うケースが頻発したらしく、それに対してメンバー達がさびしい思いをするという事案が発生したらしい。私もどちらかというと、そもそも道重さゆみだけが好きであり、モーニング娘。’14については道重さゆみがリーダーのグループだから応援しているということに過ぎなかったわけだが、これはやはり切ないのではないかと思うのだ。しかし、道重さゆみがいない状態ではそれほど魅力が感じられないにもかかわらず惰性で応援していくのも何か違うような気もするので、ここでスパッとやめるというのも、確かに1つの選択なのかもしれない。

私はここ最近、モーニング娘。’14というグループやその作品、各メンバーについての魅力が分りかけてきたところなので、もしかすると道重さゆみが脱退した後もライトな感覚で気にしたりお金を少しだけ使ったりし続けるのではないかという気が少ししてきたのだが、いまはもちろん道重さゆみの卒業直前ということで、普通とは少し違う精神状態であることは間違いなく、実際のところはまったく分らない。

ところで、モーニング娘。10期メンバーの工藤遥は、もちろんその「大人は判ってくれない」的なムードが魅力だと思うのだが、道重さゆみは髪を伸ばしてほしいと思っているようだ。

原田知世主演の映画「早春物語」のような感じの、年上の男性に恋をして失恋するというほろ苦いストーリーを、ぜひ17歳ぐらいで演じてくれたら最高だな、と思うのだ。工藤遥は好きな食べ物に揚げパンや酢飯を挙げていたり、将来の夢が総理大臣やFBI捜査官だったり、チャームポイントは八重歯と垂れ目とハスキーヴォイス♪と、ちゃんと分っていたり、かなり注目に値する。1999年生れの中学3年生である。

いい年をして中学生ぐらいのアイドルが好きな大人達の気持ちがまったく分らなかったのだが、確かにこのように可能性の塊というか原石のような存在を追いかけるということは、未来への夢の可能性を切り拓いていく様を追体験するようでもあり、なかなか楽しいのかもしれない。あと、私はここ数年間、道重さゆみを通じてまさにそれをやっていたのか。

道重さゆみの休業はいつまで続くのか、それはいまのところ誰にも分っていないような気もするのだが、何らかの理由で本当に表舞台から半永久的に姿を消すことを本人が望んでいるのだとして、ならばそうなってまでわれわれが表立って応援することは果たして正しいのだろうかという疑問もあるのだが、ラジオでの発言やイベント参加者のレポートなどから判断すると、休業中も応援されることについては大丈夫なようである。

とにかく11月26日は出来うる限り最大限に応援はするとして、その後どうするかということについては、いまはあまり考えたくもないのだが、おそらく道重さゆみが休業に入ってしまったことによる喪失感は少なからずあるものと思え、そのいわゆるさゆロスを解消してくれるものは果たして何なのかと考えると、引き続きモーニング娘。’14を見ていくことなのではないか、というような気もする。しかし、いつまでも道重さゆみの幻影だけを探し求めるような応援の仕方がメンバー達にとって本意なのかというとおそらくそうではないであろう。

2014年11月15日 (土)

彼と一緒にお店がしたい!

NHK-FM「ヒャダインの“ガルポプ!”」を聴きながら帰りたかったため、自転車ではなく歩いて仕事場へ行った。モーニング娘。’14のツアーセットリストパターンAをプレイリスト化したものを聴きながら行ったのだが、「わがまま 気のまま 愛のジョーク」と歌っているのを聴き、iPhoneの画面で曲目を確認したのだが、これまで「気のまま」の部分を「気まま」だと思っていて、ブログにも間違えてそのように書いていた。とりあえず直せる分は直したが、他に間違えたままになっている部分が間違いなくあるはずである。

それはそうとして、午前中に横浜アリーナの座席を確認していたのだが、卒業セレモニーがこれまで通りの立ち位置だとするならば、道重さゆみはややこちら側を向いているであろうことが分った。しかし、距離が遠すぎるため、双眼鏡を準備する必要があるだろうということになった。コンサートには滅多に行かないし、バードウォッチングの趣味などもないため、双眼鏡は持っていないしおそらく買ったことすらないのではないかと思う。そもそもどこに売っているのかよく分からないのだが、インターネットでいろいろ調べているとビックカメラなどで売っているらしいので、来週あたり、近所のヤマダ電機にでも見に行ってみようかと思う。買いに行ける日が限られているので、さっさとやっておきたい。あと、その時に近所のドン・キホーテでサイリウムも確認しておきたい。家の人に気づかれるといろいろとややこしいので、こちらは公演当日に買っていくことにしようと思う。双眼鏡も急に買ったことがバレるといろいろあらぬ詮索をされて、これまでのステルス行動をふいにしてしまうリスクが考えられるため、箱の類いは外で処分しておきたい。

ところで、このプレイリストの「シャバダバ ドゥ~」「恋人には絶対に知られたくない真実」「ゼロから始まる真実」「彼と一緒にお店がしたい!」の流れが、私にとってはお気に入りすぎてたまらないのである。特に「彼と一緒にお店がしたい!」が好きすぎてビデオを観たところ、田中れいなのみならず、高橋愛、新垣里沙、光井愛佳などもいて、結構前の曲なのだなと思った。調べてみたところ、2011年9月14日にリリースされたシングル「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」のカップリング曲だったらしい。これは高橋愛が参加した最後のシングルで、当初は両A面だったはずが、いろいろな絡みで「彼と一緒にお店がしたい!」の方はカップリング曲になったというようなことが、ウィキペディアに載っていた。

センターは道重さゆみであるとも書かれていた。おそらく「今夜もうさちゃんピース」でかかったのを何度か聴いているはずなのだが、これまであまり強く印象に残っていなかった。

この曲は道重さゆみのポップでキュートな魅力がモーニング娘。のグループ全体に広がったような素晴らしい作品だと思うのだが、特に歌いだし部分で道重さゆみと田中れいながかけ合いのようにして歌うところが最高である。「でもやっぱ ああ 不安になるな」の「ああ」、そして、「不安」の「ふ」から「あ」にかけての抑揚がまさに芸術的に素晴らしく、こんな表現は道重さゆみにしかできないだろうな、と思えるのである。

仕事の休憩時間にradikoでラジオ日本を聴くと、「60TRY部」という番組で加藤多佳子さんという方が、道重さゆみを絶賛していた。先日のファンクラブイベントのことなどを熱く語っていた。舞台上で道重さゆみに花束を渡したらしく、その時に客席を初めて見て、ファン達の穏やかな表情に、また感動したらしい。

帰りにNHKラジオのアプリである「らじる★らじる」を起動したのだが、初めのうちうまく受信できず、ひじょうに動揺したのだが、なんとか22時6分ぐらいから聴くことができた。もちろん、「「ヒャダインの“ガルポプ!”」である。意外にも深田恭子の「スイミング」がかかっていた。モーニング娘。加入前に小倉優子などと共に好きだったらしい。小倉優子も深田恭子も小西康陽の曲を過去に歌っていて、その小西康陽は昨年暮れの時点では、道重さゆみのことをこれまでで出会った女性で一番美しいと思っていたようである。道重さゆみにもしも休業後の復帰があるとするならば、いつか小西康陽プロデュースによる作品が聴いてみたいと思う。

モーニング娘。の思い入れがある曲としては「歩いてる」、Berryz工房からは「ギャグ100回分愛してください」が選曲された。また、亀井絵里が卒業発表後のディナーショーで歌っていたのを聴いて感動したということで、いきものがかりの「泣くもんか」が選曲されていた。最後には「シャバダバ ドゥ~」がかかった。パーソナリティーのヒャダインがこの曲はつんく♂から道重さゆみへのプレゼントのようであり、リボンがかかっているような曲であるというようなことを言っていたが、それを道重さゆみがとても気に入ったようであった。

トーク部分は、いわゆる道重さゆみヒストリーを駆け足で追うような内容で、ファンにとっては知っている話が多かったのだが、これが普通にFM番組で流れているということ自体がすごいと思った。また、先日、「今夜もうさちゃんピース」の聴いていなかった回を聴いていた時にも思ったのだが、いつも間にか道重さゆみが藤本美貴のことを「ミキティー」と呼んでいる。以前は「藤本さん」としか呼んでいなかったと思う。何かきっかけがあったのか、自然にそうなったのかは定かではない。ブランクが空きすぎて、知らない変化がまだまだいろいろとありそうである。

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