04 Sleeping with NME(※更新停止)

2010年5月21日 (金)

Sleeping with NME更新停止のお知らせ。

突然だが、So-netブログ時代から数えると約四年四ヶ月にわたって続けてきた「Sleeping with NME」の更新を、停止することにした。楽しみにしていただいていたみなさん、すみません。以前にも二ヶ月ぐらい停止していたことがあったが、今度は本当にもう復活しないような予感でいっぱいである。

NMEの内容については、かなりの部分をNME.COMがフォローしているので、英語とはいえ、こちらを見ればだいたい分かるようになっている。

そもそもブログというものをちゃんとやろうと思った時に、当時、最も興味を持っていたものが、このNMEというイギリスの音楽週刊紙が紹介する音楽だった。
元々ポピュラー音楽は好きだったんだが、1992年の春先に、UKインディー系音楽を好きな女の子のことがちょいと気になり、彼女にモテようと思って読みはじめたのが始まりだ。
結局彼女とはコーヒーをおごって、お礼にオリジナル選曲のカセットをもらって、電話番号を交換したが、それ以上はどうにもならなかった。
しかし、NMEはすごく面白かった。とにかく紹介している音楽や、ユーモアやウィットに富んだ文章など、最高だった。毎週週末に渋谷のウェイヴや新宿のシスコなどに買いに行っていた。これを読んでいる時間が最も充実しているという時すらあった。この刊行物からいただいたものは計り知れない。

ブログをやろうと思った時も、真っ先にこれをテーマにしようと思った。アークティック・モンキーズやクラクソンズといったお気に入りバンドのことを、NMEの内容を伝えるていで書くことができたのは、良い思い出である。
昨年から、元々道重さゆみちゃん専用のブログとして開設したココログブログを総合的なものにしようと、このNME関連コンテンツも、So-netからココログへと移した。

もうNMEを読みはじめてから十八年にもなる。AKB48の渡辺麻友ちゃんなどがまだこの世に存在しない頃から読んでいたのだ。それぐらい年月が経てば、人の趣味嗜好も変わってしかるべきである。編集者やライターだって、とっくに世代交代しているのだから。

ポピュラー音楽を聴くことは相変わらず好きだが、どうも昨年あたりから、自分が好んで聴くものとNMEが取り上げるものとの間にギャップができはじめた。また、インターネット文化やモバイル機器の発達に伴い、雑誌というメディアが私のライフスタイルに合わなくなりつつもある。昔は雑誌を読んで、そのレヴューから音を想像したりして、レコード屋さんでジャケットとにらめっこして、吟味に吟味を重ねてから買うものを決めたりしていた。今は、ネットでレヴューを読み、気になったらサンプル音源を視聴し、欲しいと思えばワンクリックですぐに買える。ものを読んだり聴いたりするのも、家でじっくり腰を据えてというよりは、移動中や外出先の細切れの時間でもサクサク進める。どちらが優れていて幸福度が高いのかは定かではないが、要は今の私がそのようなスタイルを選んでいるということ。

NMEを読むのにだいたい五時間かかり、それからココログの記事にするのに約一時間かかる。週に約六時間。かつてはこの時間がひきょうに充実していたのだが、今は他にもっとやりたいことがたくさんある。しかし、何となく流れで続けてきた。一度停止した時に、意外にもそれを惜しむ声が多数寄せられたということもあった。

先週、道重さゆみちゃんのラジオ番組「今夜もうさちゃんピース」の書き起こしを止めたが、こちらも同様であり、以前はこの時間が私の生活にとってとても重要な意味を持っていたが、現在はそうではなくなったということである。もちろんこれらを楽しみにしていた方々には申し訳ないのだが、私としては、外のメディアや他人ではなく、自分自身が自分として生きることによりウェイトが置けるようになったということは、ひじょうに健全なことだと思っている。

今後も気になった音楽や作品のことはブログでネタにしていくとは思うが、このような形で毎週のNMEの内容を書き記す作業というのは、一旦やめたい。

楽しみにしてくれていたみなさん、重ね重ね申し訳ないです。今までご愛読ありがとうございました。

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