05.Best of 「生きる」ブログ。

2009年3月22日 (日)

死なないでください。

このタイトルはいったい何事かという感じなのだが、昨年秋ツアーで広島県福山市を訪れた時に、道重さゆみが会場のファンに向けて発した言葉である。

広島県は道重さゆみの地元、山口県の隣であり、その山口県ではコンサートが開催されない。そこでファン達はこの広島公演を道重さゆみ凱旋コンサートにしようと思い立ったのだ。そして、アンコール時にさゆみんコールと、道重さゆみのイメージカラーであるピンクのサイリウムの嵐となった訳だ。これに感動した道重さゆみの発した言葉が「死なないでください」。

いつもながらの不思議で独特な言語感覚として処理していたのだが、後日の「今夜もうさちゃんピース」を聴き、これには、そこにいたファンの人達に対し、心から生きていてほしい、次に会う時まで元気でやっててね、またいつか絶対会いたいという思いから自然と出た言葉だということを知った。

それだけで、充分生きる理由になるだろう。なんて重要な言葉なのだろう。

山口県宇部市のときわ公園で、2輪の桜の花が咲いているのが観測された。開花宣言には5輪咲いていることが条件らしいが、22日には発表されるだろう。昨年よりも9日間も早い。道重さゆみがモーニング娘。の一員として山口県を訪れる4月4日まで咲いているだろうか。

花は蕾から咲き、やがて散る。限りある生命の象徴であり、その短い最盛期を我々は愛でる訳だ。

桜の花なんていうのは毎年見てきている。しかし、その美しさを味わう程の心の余裕はオレには常に無かったし、そのような感性が著しく欠如しているのではないかと思っていたのだ。

しかし、昨年4月に思いがけず出会ったときわ公園の桜にオレは感動した。花を見て美しいと素直に感じている自分に驚いた。

愛する人と会えなくなる日は、いつか来る。だから、悔いがないように、いま、ここを大切に生きなくてはいけない。

昨年秋に12年ぶりに帰省した理由の大きな1つは、祖母の病状が悪化しており、入退院を繰り返していると聞いていたことだった。思ったよりも元気だったが、オレが東京から訪ねたことに何度も礼を言い、もう会うのはこれが最後だと思うけど、ということを繰り返し言われた。

先日、名古屋ローカルで放送されたテレビ番組、「3ミニッツSHOW!」において、道重さゆみは、恋人の条件の第1に健康であることを挙げていた。円グラフの半分。

東京で毎日、電車で移動していると、何日に1回は人身事故でどこかのダイヤが乱れている。感覚が麻痺しているが、人が死んでいるのだ。生きることがつらい。生きづらい。自分の生活が一番自分を傷つけると泣いている。もしくは、生きる理由が分からない。喜びも楽しみもない。誇れない。生存するという動物としての最も原初的な本能すら破壊されている。けして他人事でなはい。

だから、オレはいつも言いたい。言える状態でいたい。死なないでください、と。オレに道重さゆみが必要な理由とは、実はそんなところなのかもしれない。少なくても、煙草をやめて、食事と睡眠を規則正しく取ろうとするようになったのは、自分で選択してより良く生きようという気になったからだし、そのことと道重さゆみとはかなり密接に関係している。闇は深いが、光は射している。ため息をつくのはもうやめよう。おやさゆみん。

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