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2007年8月

2007年8月19日 (日)

さゆのことが好きでほんとうによかった。

今週のヤンタンはまだ聴いていない。毎週土曜日は仕事なので、聴けるのはいつも日曜日以降。ついさっき掲示板の実況及び関連スレッドの閲覧を終えたばかりだが、今週もさゆ発信の話題で大賑わいのようである。

先週の放送では道重さゆみが山口県の実家に帰って顔に少しお肉がついたことを明石家さんまに揶揄され、ブタや相撲の親方やデブタレントのモノマネを強要されたり、親方と呼ばれたり、番組は盛り上がっていたものの、さゆが精神的にダメージを受けているようでもあり、聴くのがかなり辛かった。この問題に今後どのように対処していくべきかオレも考えようと、さんまやヤンタンのことを色々と調べてみたりもした。正直、今週の放送がどうなることやら気が気でなかったわけである。

収録はおそらく金曜日に行われたのだが、その後に道重さゆみは高橋愛、ジュンジュン、リンリンらとBerryz工房のコンサートを観覧している。mixiなどの目撃情報によると、特にテンションが低そうな様子もなかったため、ひとまず安心はしていた。長髪のスタッフといちゃついていたという情報があがり、一部のヲタが反応していたものの、ソースとしてあげられていた一般人の日記がおそらく捏造であることが暴かれたことと単にスタッフと親しく話していただけという目撃談があがったことから、アンチの工作ということで、このネタはすでに沈静化している。

ヤンタンに対してのさゆヲタの反応はさまざまだが、中には降板を希望する極端なものもある。オレはこの番組がさゆのトークスキルを上げる良い勉強の場だと思っているし、何よりもさゆ本人が前向きに取り組んでいるため、ぜひ応援してあげたいというのが基本姿勢である。ただし、先週のようにセクハラ発言がキツかったり本人が精神的に凹んでいるのに執拗に同じネタを繰り返すことの対しては、正直疑問を持った。さらにさんまやヤンタンのことを調べているうちに、さんまが過去に何人ものアイドルや女優を精神的に追い詰めたあげく泣かせていることや、笑いを取るためには相手が嫌がっていても執拗に弄ってくる点などを確認し、かなり不安になった。それでは、さゆは今後これにどう対処していけばいいのだろうと考えた結果、やはりさゆ本人が語っている「収録は戦場に行く気分」を地でいくべく、さゆなりのバトルを仕掛けていくべき、という結論に至った。

しかし、相手はキャリアの長い押しも押されぬ人気芸人であり、何よりもこの番組のメインパーソナリティーである。気分を損ねては元も子もない。いったいさゆにどのような戦い方が有効なのだろうか。正直、そこまでは考えることができなかった。というか、さゆが元気でいるかどうか、そればかりが心配で仕方なく、そこまで考える精神的余裕がまったく無かった。

さて、以下の番組内容に関する記述は、すべて番組の実況及び関連スレッドをソースとしていて、音源はまだ一切聴いていない。よって、事実と異なる部分もあるかもしれない。しかし、これだけは今日のうちに書いておきたかった。

明石家さんまが女優の長澤まさみのことをとても気に入っていて、秋からはドラマで競演することについては、この番組でも度々語られてきた。しかし、先週は長澤まさみの熱愛報道がマスコミを賑わせ、番組はこの話題からスタートした。おそらくこの話題からの流れだったと思うのだが、さんまがさゆに「お前オレと付き合ってもええって言うとったもんな」というフリをしていたらしい。これは、何回か前の放送で、さゆが恋愛に年齢は関係ない、さんまさんやショージさんでも恋愛対象になりうるという発言をしたことを指していると思われる。オレとしては、平均年齢が高いと言われるさゆヲタに夢を与えるアイドルとして正しい発言と評価しているのだが、もしかすると全くの天然かもしれない。これに対し、さゆは「これを機に私に乗り換えませんか?」と切り返したというのだ。これがスレッドで波紋を呼んだ。

番組を実況するスレッドでは「さゆつえーーーー」「さゆwwwwww」「道重はさすがやな」「さゆおもすれー」「今日のさゆのさんまおちょくりが冴えてるな」「さゆいい切り込みしてるよ」「さんまは道重に動揺か」などの書き込みが乱舞する。一方、おそらくアンチの仕業だと思うのだが、番組中に「さんまと付き合う気満々の道重」というスレッドが立ち、ここに番組を聴いていない住人が集まってくる。さらにさゆみん本スレもヲタ、アンチ、工作員入り乱れてのまさしく戦場の様相を呈する。「さゆに裏切られた」「ヲタやめるわ」といった内容のアンチの工作なのかマジヲタなのか判断しかねる書き込みが増え始める。

さらにさゆが番組中でRADWIMPSというバンドの名前を挙げたことにも、なんでさゆがこんなバンド知ってるんだとか男の影響かといったマジヲタか工作員かよく分からない書き込みが集まってくる。アイドルヲタであるがゆえのスリリングかつエキサイティングななんとも言えない感情。天然なのか計算なのか、ヲタをこんな気持ちにさせてしまうさゆは、まさにアイドルオブアイドルや!

さゆは以前から「セクシー担当」を目指すと言い出したり、「ハロプロやねん」のオープニングで「今夜はさゆみの色っぽいトークで眠らせないぞ」と言ってみたり、小悪魔に憧れるという発言があったりと、理想とするセルフイメージの中にかわいいお色気があることを匂わせていた。オレの脳内におけるさゆにもこのキャラ設定はすでにあったため、今回の発言についても不快には感じないし、むしろかなり刺激的に感じた。しかし、さゆに純粋無垢で清純派のイメージを投影していたヲタにとっては辛い発言かもしれないし、その気持ちも分からないでもない。しかし、まさかさんまを本気で誘惑しているわけではないだろう。

ここからは完全なオレの妄想なので、ぜひ軽く流してほしい。思うに、先週の収録の後で、さゆはさゆなりに葛藤したと思うのだ。チャンスに食らいついていこう、番組を面白くしようとする積極的な姿勢で挑んだが、結果的に精神的に凹んでしまう結果になった。だとしたら、今後どうしていけばいいのか。そして、やはり収録は戦場に行く気分であり、だとしたらさんまさんに対抗する武器として自分は何を持ちうるだろうと。その結果が今回の発言だと思うのだ。オレはまだ音源を聴いてはいないし、ただの天然だったのかもしれないが、そう考えたほうが感動的なのだ。今週のこんうさピーがいつ収録されたのかは定かでないが、あれが先週のヤンタン収録以降であったとしたら、随所にみられたドSみんの片鱗にも合点がいくというものだ。

番組後半ではさんまもすっかり忘れていた先週の親方ネタが蒸し返されたらしい。愛ちゃんはまた怒っていたらしいのだが、さゆはそれを受け入れ、軽くこなしていたという。強くなったな、さゆ。よく頑張ったよ。

さゆの葛藤と成長をヲタとして体験できる喜びを誇りに思う。さゆのことが好きでほんとうに良かった。ありがとう、さゆ!!

おやさゆみんノシ

2007年8月18日 (土)

オレは道重さゆみになにを求めているのか。

思い出は案外といい風に変えてるもので、過去の記憶は時が経つにつれ、より美しいものへと加工されていく。中学生や高校生の頃というのは実のところ、屈辱と無力感に満ち溢れたものだったはずなのだが、いま思い出そうとすると、悪いことはあまり覚えていない。この頃の風景として鮮明に覚えているのは、授業でも部活でも学校行事でもなく、なぜか放課後の教室である。仲間たちと他愛のないくだらない話を、窓から差し込む日差しが色を変え、やがて闇へと消えていくのも気にせずに、いつまでも延々と続けていた。オレたちはあの時、いったいなにを伝えたかったのだろう。

勝ち気で生意気な女の子たちがいた。もう名前も顔の輪郭すらもうまく思い出せない。学校の成績はオレのほうが少しよかったのだが、話していると明らかに向こうのほうが頭がいいことが分かる。音楽や映画や小説のことなど、彼女たちは饒舌で、内容はころころと変わる。オレが論理や理屈で理解しようとしても、すぐにスルリと逃げていってしまう。まるで魔法のポケットにでも閉じ込められたかのように、その時間は秘密めいていて、他の誰にも入り込むことはできない。

甘いお菓子やかわいいお店、か弱さとたくましさ、子どもっぽさと計算高さ、信じられないくらいやわらかい場所、女の子はいつもオレが知らない素敵なものをたくさん教えてくれる、とても不思議で素晴らしい存在。だからずっと日が暮れるまで、おしゃべりをしたり、振り回されたりしていたいのだ。ぜひそうするべきだし、しなくてはいけない。

いくつもの夏が無残にも通り過ぎていったのだが、オレの女の子観というのはいまだにそういうものであり、おそらく死ぬまで変わりはしないだろう。それが現実に問題を生じさせる。しかし、オレはこのリアリティーから永久に逃れることはできない。きわめて現実的な性愛を奨励する風潮がいくらはびころうとも、これは変わらない。時代遅れで気持ちが悪い。でも、それは仕方がないこと。とびっきりの女の子と本屋さんで待ち合わせをしないと。それが人生の価値。

オレはこの先、家庭も壊さなければ子どもをつくることも無いだろう。現在続けられている生活を、なるべく嫌な思いをさせないように、自分が極力傷つかないように、小さくて確実な幸福感を日々積み重ねていくのだろう。すべての問題の本質はきわめて個人的であり、愛は負けるが、親切は勝つ。そういうものだ。やれやれ。

相手をを思い続けることによって、そのイメージは意識の中で結晶化し、それはもはや相手のの本質とは無関係に、オレの意識に存在するようになる。生活や関係という退屈を回避して続けられる萌えという精神充足活動は、このようにして成立している。高度な結晶化による現実の超克、そして新しいリアリティーの獲得こそを命題とするやり方。

道重さゆみが生まれ育ったと思われる山口県の町を訪ねた。知識や情報の断片を組み合わせ、パズルを完成させていくかのような作業。フジグラン宇部という商業施設は、道重さゆみがかつてよくプリクラを撮りに行っていた場所らしい。それすらもネットで誰かが書き込んだ情報にすぎず、それがどの程度ほんとうなのか定かではない。しかし、そんなことは問題ではない。ファンタジーの質を高め、それをリアリティーに変換するのだ。地方都市のごくありふれた家族、休日の買い物というきわめて凡庸なシチュエーション。オレがあんなにも回避しようとしていた小市民的なありきたりの幸福。その想像がなぜオレを悲しくさせる。人生は選択の連続であり、現在はオレが好き好んでやってきたことのとりあえずの帰結。もしもなんていうことはありえないし、考えてはいけない。それならば、なぜに泣く。

道重さゆみは今後どのようなタレント活動を続けていくのだろう。それは本人が家族や事務所と話し合って決めていくことだ。ほんとうに大切なことを見失わずに、ぜひ最高にしあわせになってほしいと願う。オレはいつまで道重さゆみの成長や葛藤を見続けることができるのだろう。いつか必ずその日はくる。

未来への期待が、日常を生きる価値があるものにする。オレは古いタイプの人間なので、終わりなき日常なんていうのは生きられない。やろうとしてみたが、ダメだった。そして、すれっからしのペシミストを目指した。しかし、それは切ないし悲しい。おいしいものを食べたり、かわいいものを集めたり、目の前のことに一生懸命になったり、そういうことをもっと真剣にやらなくてはいけない。オレにとって道重さゆみとはそういうものであり、その日までになんとかしなくてはいけない。

おやさゆみんノシ

2007年8月12日 (日)

ヲタであるということ。

ほんとうにイタい文章をこれから書こうとしています。

8月2日に大阪でリアルさゆみんを見てから、明らかにオレの中で何かが変わってしまった。それ以前にはどのような感情を抱いて生活していたのかすら、もはや鮮明には思い出すことができない。

現実は厳しい。思うようにいかないことばかりである。そんな積み重ねの中で、かつては輝いていたはずの夢や理想は薄汚れ色褪せていく。そして痛みに対する予防腺の張り方を学習し、意図的に無感覚状態をつくり出していく。すれっからしのペシミストを気取り、不承不承というスタイルの完成へ向けて技術を高めていく。現実はクソッタレであり、それはどう足掻いてもオレの手には負えないものである。ならば分かったようなふりをして醒めたアタマで踊り続ければいい。目的もゴールも無い。都合のいいアイデアやアイテムを駆使して、悲しい夜をぶっとばしていこう。

オレがポップ文化や仮想世界のコミュニケーションに求めていたのは、言ってみればそんなもの。すべてはそこにあり、オレはそこにはいない。だからそれはけして意図したものではなかった。

キツいことやイタいことを回避するために、いつも最新の道具を探すことに躍起になっていた、ただそれだけ。かわいくておもしろくて、オレが苦々しく思っている風潮の真逆のベクトルを体現するものとして、道重さゆみが存在しているかのように錯覚した。あるいは、オレの脳がそのように仕立てあげた。オレの頭の中の道重さゆみは、リアルさゆみんとは無関係に存在するホログラムのようなものであり、それは安全な場所でオレと世界の闘いにおいてオレを肯定してくれる都合のよい存在。かつてモリッシーやカート・ヴォネガットや橋本治あたりがそうであったように。

そんな風に思っていられるうちは安全だった。

オーサカキングのOKステーションで収録された「ぷらっと☆ほーむ」というラジオ番組、そのガラス張りのスタジオに道重さゆみが現れた時、それはオレの脳内でつくりあげたコンセプトが明確な強度を持って立ち現れた瞬間であった。息を飲むほどの美しさに圧倒されてはいたが、それはCGキャラクターのように身体を伴わない概念にすぎなかった。会場を埋め尽くした多数のヲタたち。いっしょにうさちゃんピースはしてみたものの、オレはそこにいて疎外感を感じてもいた。オレはいったい何をしているのだ。なぜここに来ているのだ。

家庭を持ち、仕事でもいちおう管理職の役職があったりする。しかし、現実は一向にオレを満たしはしない。終わり無き日常がただ続いていく。スカスカの時間を満たすための趣味や娯楽。それで何が変わるわけでもない。しかしオレはこの無意味を飼い慣らし、死ぬまでずっと平気なふりを続けるのだ。たまに落ち込むことはあったが、寝る暇と眠る暇をスピードで誤魔化す手段ならば、いくらでも知っている。そんな風にして、毎日は知らぬ間に季節をめくる。意味が分からない。理想は無い。だから、傷つくはずなんてない。勤労の義務だって果たしているし、ちゃんと税金も払っている。文句を言われる筋合いは無い。

何かが足りない。間違っている。だからと言って、オレに何が出来る? ビジネスライクに愛想を振りまけ。高いレベルでリーダーシップを習得しろ。家庭のゴミを分別して出せ。書類は期限までに完全な状態で提出しろ。自傷癖のある女子高校生の相談にのれ。部下のモチベーションを高めろ。流行に乗り遅れるな。新聞には目を通せ。栄養バランスに気をつけろ。タバコはやめよう。印象をよくしよう。経費を削減しろ。論理的に話す訓練をしよう。しかし、いったい何のために...?

心沈む日のワイン、体持たぬ日のビタミン、NMEの最新号、新作のDVD、今夜もうさちゃんピース、ホワイト・ストライプスの新作、ダグラス・クープランドのJPodがペーパーバック化、海外音楽雑誌の歴代ベスト・アルバム特集、夏のプレイリスト、インターネット巡回、最新の流行スポット、クールビズ、ハロモニ@録画予約、今週の全英ヒットチャート、栄養ドリンク、オフィスで手軽にできるダイエット、サングラス、一歩差をつけるプレゼンテーション術、生活習慣病、愛人契約の迷惑メール、うつ病診断テスト、新人OLはあなたのこんなところを見ている、丸井メンズ館でバーゲン、こんばんピンク、セクハラ講習会、1件の日記にコメントがあります、着信履歴に会社、Microsoftアップデート、ヲタ論争、ベイビーシャンブルズ、カシスオレンジ、ポスト・フォーディズム、日経アソシエ、男はカネと権力だ、アイズレー・ブラザーズの「サマー・ブリーズ」、パンク40周年、スマート・ドラッグ、’07夏「モテる仕事人」はここが違う!、出品者からのメッセージが届いています、合コンで効くテク厳選20、アーバントランスまで続けるテクノストレス....。

オーサカキングのメインステージで司会進行のなすなかにしがモーニング娘。の道重さゆみと光井愛佳を紹介、ピンクのキャミソールと白のホットパンツ、自宅から持参したお揃いの髪飾り、重さんプロデュースです、今日のポン!、ステージを降りて移動、柵の前の最前列にいた一般の女子高生たちが押し寄せるヲタたちに本気で引く、オレはここで何をしているのだ、幻覚とリアル、シラフで分かる意味の濃さ、さゆうううううううううううう、韜晦、自虐、トリックスター、時空の歪み、おつかレイナ、バイバーイ、擬似恋愛、リスペクト、現実逃避、マジヲタ、生きる理由。

オレはオレの日常がいかにつまらなくクソッタレで取るに足らず、そして、目が見えないふりや耳が聞こえないふりをして生活しているかに気がついてしまった。いや、そんなことはとっくに分かりきっていたのだ。では、どうする。

性懲りもなく証拠を突きつけてくるアイツが憎らしい。

生々しい生を引き受けて生きていかなくてはならない。痛みや屈辱や失望を抱きしめていこう。終わり無き日常なんて塗り替えてやればいい。不様に足掻き続け、躓き転がって、その先にしかありえないリアルを手に入れなくては。

オレの脳内の道重さゆみは、相変わらずオレが知っている知識や情報によってオレが都合よくつくりあげた存在に過ぎず、リアルさゆみんとどの程度関係があるのかは定かでない。しかし、オレはオレが生活するリアルな現実に、道重さゆみが身体を伴った存在として実存することをはっきりと認識してしまった。オレの脳内の道重さゆみがなぜオレにとってリアルであり、オレを感動させるかというと、それは理想と現実との葛藤を生きる活動の連続、すなわち存在そのものが圧倒的な美として成立しているからである。それはオレが潜在意識で、こうあるべきと思っている価値観を痛々しいほど浮き彫りにし、後ろめたさや無力感を認識させる。そして、オレは本気でそれをどうにかしたいと思うのだ。

さゆみんに向かっての卒業とは、つまりはそういうことである。

神とはその人の苦痛を測る概念である-ジョン・レノン「神」

おやさゆみんノシ

2007年8月10日 (金)

聖地巡礼。

「私は山口県の緑豊かなところで育ちました。毎日きれいな空気を吸って、ものすごくきれいな夜空を見てきた日々は、何ものにも代えがたい体験です」

これは「小学六年生」今月号の「ストップ!地球温暖化!」大特集に道重さゆみが寄せたコメントの一部である。ファンの方々ならばご存知のとおり、道重さゆみは過去のコメントやトークにおいても、地元への愛着を度々語ってきた。モーニング娘。のオーディションに合格した中学1年生まで生活した山口県の環境が道重さゆみのパーソナリティー形成に大きく影響していることは間違いない。道重さゆみをより深く知るために、ぜひこの環境がどのようなものであったのか、機会があればぜひ肌で感じてみたいと思っていた。この度、時間は限られていたものの、機会を持つことができたので、簡単にレポートしておきたい。

まず、芸能人とはいえ、やはりプライバシーは守られるべきである。道重さゆみ本人にとって迷惑となるような行為は本意とするところではない。では、道重さゆみの地元の情報は、どこまでが本人の意思で公表されているのだろうか、また、どこまでが周知の事実として知られていて、いまさら公表したところで本人及び関係者に不利益をもたらすものではないと判断してよいのだろうか。ファン歴が浅いオレにとっては、この辺りの判断がなかなか難しい。マスコミに流れた情報というところでは、オーディション合格時に地元の新聞がかなり特定可能なレベルで実家の住所、在学中の中学校及び卒業した小学校の名称までを公表したことがあったようだ。また、一般の書店やコンビニエンスストアなどで販売されている芸能人のスキャンダルを中心とした内容の雑誌には地元住民による談話が載っていたり、友人に宛てた手紙が流出して掲載されたりしていたようだ。また、特にオーディション合格当初は2ちゃんねるの地元スレッドなどに同級生や友人などの書き込みがいくつか見られるが、メディアの性格上真偽の程は確かではない。

道重さゆみ自身がダウンタウン司会の音楽番組「HEY!HEY!HEY!」出演時に「宇部線」という単語を連呼したことから、宇部線沿線に実家があったというところまでは問題ないだろう。また、常盤公園やカッタ君などと結びつけたネタやがファンの間でよく語られることや、地元の新聞に掲載された出身小中学校名から、新山口駅から約30分間の常盤駅近辺であることも特定できる。これは同じく地元の新聞が載せてしまった当時の実家の住所とも一致している。

翌日には予定が入っていたため、許された時間はわずかであった。滞在時間を少しでも長くするため、当日は始発で出発するつもりだった。ところが、寝る前にオーサカキングで収録された「ぷらっと☆ほーむ」の音源がアップローダーに上がっているという情報が入り、これをダウンロードし、iTunes及びiPodに転送して聴いたりしているうちに随分と遅い時刻になってしまった。結局寝すごしてしまい、目が覚めたのは午前8時すこし前。それから出発すれば、宇部線常盤駅に到着するのは午後3時すこし前。常盤公園の閉園は午後5時であり、それ以外にも周りたいところはたくさんある。また、翌日は早朝に山口県を発たなくてはならないため、ほとんど時間がない。交通費と宿泊費だけでも4万5千円はかかる企画である。やるのであればちゃんとやりたい。一瞬だけどうしようかと迷ったが、やはり行きたい。いま行かなくてはダメなんだ。ノートパソコン、デジカメ、携帯、財布、iPod、そして「17~アロハロ!道重さゆみDVD」をカバンに詰め込んで、とりあえず急いで家を出た。

京王線と山手線を乗り継ぎ、品川から新幹線に乗車した。先週のオーサカキング行きが実に7年ぶりの新幹線だったのだが、1週間も経たずにまた乗ることになるとは。午後2時過ぎに新山口駅に到着した。山口県で降りるのは初めてだが、新幹線の駅がある街だというのに緑が多く、時間がゆっくりと流れているような印象を受けた。宇部線に乗り換えると、運転室付近でなにやら大声で叫んでいる初老の男性がいた。窓を美しい自然の風景が流れ、乗客は誰も実に素朴な感じである。常盤駅に到着する手前で、向かい側の窓越しに突然、海が現れた。電車は駅で停まり、ワイシャツにネクタイ、スーツのズボンとショルダーバッグのオレが電車を降りると、背が低く人のよさそうな初老が駅員が「青春18きっぷですか?」と、なぜだかオレに聞いてきた。

01_3 常盤公園は宇部線沿線でも最大規模のレジャー施設という印象があり、そのため駅舎も大層なものを想像していたのだが、実際には小高くなった場所にポツンとある田舎の駅という雰囲気だった。ホームの向こうには海が見え、潮の香りとそこから吹いてくる涼しい風が心地よい。愛してやまない道重さゆみがこのような環境で育ってきたことを思うと、なぜだか鼻の奥がツーンとなり、泣き出す直前のような激しい感情が胸に押し寄せてきた。この海は九州に通じる周防灘というものらしく、海沿いの一帯は常盤海水浴場になっている。道重さゆみが「ラブハロ!」のDVDでバケツにクラゲを獲ってきたと話していた近所の海とは、おそらくここのことだろう。

01_4 宇部市内の地図は駅前の本屋ででも買おうと思っていたのだが、店がありそうな気配がまったくしない。向こうから歩いてきた中学生風の男子に「すみません。この辺りに本屋さんはありますか」と尋ねると、「本屋は無いですね」と答えてくれた。時間もあまりないので、とりあえず大通りまで歩くことにした。常盤公園へ向かう標識が出ていたので、そちらへ向けて歩いていく。田舎の風景がずっと続き、何度も立ち止まり、デジカメのシャッターを押した。

017   常盤公園に着き、大きな湖のそばの洗面所でネクタイを外した。ヒゲをまだ剃っていないことに気がついた。園内にある案内ボードと「ラブハロ!」DVDを重ねて写真を撮ったりしているうちに、白鳥がたくさんいる湖にたどり着いた。小さな子供を連れたお母さんたちが贅沢な時間を楽しんでいる。幼少時のさゆみんとお姉ちゃん、そして母重を想像してみる。遠くには観覧車も見え、思ったよりも大きな施設であることに気づかされる。正面入り口付近では有名なカッタ君のお話が音声で流れていた。タクシーの運転手さんから聞いた話だと、常盤公園の面積は日本国内の公園としては奈良公園に続いて2番目。日本国内の動物園などの白鳥のほとんどはここで生まれている。ペリカンは空を飛ぶ。遠くへ行っても必ず園内に戻ってくる。しかし、過去に園内で花火をやった者がいて、この時に逃げたペリカンは帰ってこなく、そのうちの1羽は北海道にいるらしい。そういえば、さゆみんの通っていた小学校にはよくペリカンが飛んできて、運動会の徒競走にも参加していたなんていう話を読んだことがある。

038 実はその小学校はここから近かったのだが地図も無かった為、そんなことは知る由もなく、コンビニに出会うまで国道190号線をひたすら歩いていった。観光客はおろか、会社員のような人の姿も見かけず、途中何度かパトロール中の警官に怪訝そうな目で見られているような軽い被害妄想にかられた。職務質問でも受けて、携帯のさゆみん待受とカバンの中の「アロハロ!」DVDが見つかれば何の弁解もできないのだが。セブンイレブンで地図とタオルを買い、小学校を確認する。途中ヲタっぽい人を見かけたのだが、まさか聖地巡礼の人ではないよな。新幹線でサンドウィッチを食べただけだったので、国道沿いのファミリーレストラン、フラカッソに入る。冷製明太子スパゲティとグラスビールを注文。地図を広げ、これから巡る予定の場所を確認、コースを考えるが中学校が意外と遠い。さゆみんも確か自転車通学だったはずである。店内は70sポップスが流れていていい雰囲気、途中でお母さんと入ってきた中学生女子の制服が、以前何かの画像でさゆみんが着ていたものに似ている気がした。さゆみんはかつてウェイトレスに憧れていたと語っていたことがあるが、おそらくこの店は実家から最も近いファミリーレストランである。応対してくれた高校生風のウェイトレスはとても愛嬌があり、自然な笑顔が素敵である。精算時に、中学校までの距離を聞こうと思ったのだが、変に思われないようにという取り越し苦労から、向かい側にある病院までの距離を尋ねるふりをした。「あの、東京から来たのですが、○○病院ってけっこう遠いですかね」「○○病院ですか...?」「えーと、○○中学校の近くの」「あー、歩いていくにはちょっと...タクシー呼びましょうか?」という訳で、タクシーに移動手段を変更。

027 当然病院の入り口で降ろしてもらったわけだが、中学校はちょうど向かい側。さゆみんが部活に励んでいたテニスコートも、道路からよく見える。ひとしきり感慨に耽った後、近くのセブンイレブンの前からタクシーを呼ぶ。この運転手さんがとてもいい人。「オープン・キャンパスか何かですか?」「いえ、ちょっと友人に会いに」と訳の分からない嘘をアドリブで言っている。「これからどちらへお帰りですか」「ええ、東京まで」。この後、先程書いた常盤公園の話だとかオレが尋ねた山口県のお土産についてなど、色々と教えてもらった。これはさゆみんもこんうさか何かで言っていたが、山口県のお土産ではういろうが有名。名古屋のものとはまったく違うらしい。また、宇部のかまぼこもかなり美味しいという。ファミレスやコンビニの店員も駅員さんやタクシーの運転手さんなど、今回ふれた人たちは誰も、東京に比べてとても温性に優れ、親切でやさしいように思えた。

042 常盤駅でタクシーを降り、次の巡礼地を目指して国道220号線を歩いていく。この辺りはおそらくさゆみんが住んでいた場所にとても近いはずだ。ちょうど陽が沈んでいく時間でもあり、色々な場所でデジカメのシャッターを押した。さゆみんがおそらく何百回も見たであろう風景だと思うと感慨もひとしおである。病院の名前や政治家の看板、家の表札などを見ていて思ったのだが、この辺りは重という文字が入った苗字が比較的多いようだ。途中、草江の近くのローソンで水分補給し、ふれあい公園や宇部空港を道路越しに見ながら途中で右折。しばらく歩いてガソリンスタンドを右折した踏み切りの手前にさゆみんが通っていたといわれる幼稚園がある。ここを確認し、通りに戻ってそのまま歩いて行くと、最後の目的地であるフジグラン宇部という商業施設に着く。

059 1階には書籍、CD、DVDなどを販売しているバッハ書店や食料品売場、フードコートやアパレル、雑貨などの専門店が入っている。サンリオショップを見て、おそらくさゆみんとお姉ちゃんもここで買い物をしたのだろうなと思う。バッハ書店の入り口付近にはラブ&ベリーの機械も置いてあった。2階にはゲームセンターや映画館があり、さゆみんはよくここでプリクラを撮っていたという。1階にペットショップがあり、ハムちゃんはここで買ったのかなと思ったが、フジグランの隣のホームセンター、ダイキにも大きなペット売場があった。ここで、一家で買い物をする道重家を想像するうちにオレにありえたかもしれないもうひとつの現在などに思いを馳せ、とても切なく泣きたい気分になった。

019 そろそろ宿を探さなくてはならない。なるべくなら常盤の近くがよかったのだが、地図を見ても実際に歩いてみても宿泊施設などありそうにない。とりあえずここからいちばん近い宇部岬駅まで歩くことにする。フジグラン宇部を出ると、向かい側は何かの工場のようになっていて、夕暮れ時であることも伴い、何やら未来的というか不思議な感じの写真が撮れた。駅へ向かって歩いていると、どんどん細い路地へ入っていき、そこには田舎育ちのオレにとって懐かしい感じのする古き佳き生活の匂いのようなものが息づいていた。宇部岬駅から宇部線に乗り、何軒かのビジネスホテルがある東新川で下車した。駅を降りると真っ暗で、ほんとうにこんなところにホテルなんてあるのかと思ったのだが、少し歩くとすぐに見つかった。ロイヤルシティホテルにチェックインし、205号室でカバンを降り、ノートパソコンを立ち上げた。この時点でデジカメのメモリはすでに満タンになっていた。携帯で電車の時刻を調べると、あと5分ほどで新山口行きがある。まだ20時30分くらいであり、ホテルの部屋に長くいても仕方ないので、大急ぎで駅へ向かう。ホームを渡る階段を走って、なんとか電車に間に合うことができた。宇部線はこの時間にもなると、もう1時間に1本くらいしか走っていない。

060 ふたたび常盤駅で下車。夕食をとろうかとも思ったのだが、たいしてお腹がすいていないことに気がついた。さっき見た和風レストランかめうら亭というのが気になっていたのだが、まだ食事はしないことにした。まだ21時だというのに真っ暗である。時折ウォーキングをする人や自転車が通り過ぎるが、他はしーんと静まり返っている。私が覚えている田舎の夜とは確かこんな感じだったことを思い出した。草江のローソンまで歩き、携帯の充電器とタバコとライター、缶チューハイを買う。レジでタバコの銘柄や価格について薀蓄めいたことを延々と話している初老の男がいたのだが、女子高生風の店員は嫌がる風でもなく、世間話でもするように対応していた。携帯で調べると、なんと次の電車まで1時間以上ある。誰もいない常盤駅のホームでタバコと缶チューハイ、携帯でmixiのコメント返しやモ娘(狼)を閲覧したりする。iPodを取り出し、「宝の箱」を再生した。優しいギターのイントロと久住小春の歌いだしに続いて、さゆみんの歌声が確かな質感をともなって歌いかけてくる。「悲しみはそのうち忘れることができる あきらめず進もう、その自分のために 坂道を行って来て登下校の日々 毎日は知らぬ間に季節をめくる 躓いて傷ついて笑顔になって 大人へと近づいてく 幼い頃の宝箱を開けたら、ガラクタだけれどいとおしい思い出よ 喜びは誰かと分かち合えたらなおいい 可能性はいつでも限りなく秘めてる」。デジカメから不要と思われる画像をいくつか消去して、時刻表や改札口に「ラブハロ!」DVDを置いて撮影したりする。

東新川に戻り、ホテルの向かい側のセブンイレブンで出雲風ぶっかけうどんや明太子のおにぎりや缶ビールやミネラルウォーターや着替え用のTシャツを買ってホテルの部屋に戻る。風呂を入れながら食事、デジカメの画像をパソコンに転送、携帯でモ娘(狼)を閲覧などを同時進行で行う。さゆみんのスレッドにこのブログを読んだと思われる人の書き込みがあったため、「それオレかも」とレスするが、「お前じゃねーよ ほんとうに狂ってるんだな」「いまさらヲタになる奴にロクなのはいない」などと瞬殺。確かに狂っているかもしれないし、ロクなものでもないと思う。しかし、つまりはそう言われるようなものこそを求めているのだろう。数分後に元々書き込んだっぽい人がまた現れ、「ここ数日でまとめてなかった? 24みたいでちょっと面白かった」と書き込みがあった。どうやら間違いなくここのことのようだ。

実は今回の目的のひとつにさゆの地元で「ラブハロ!」DVDを見るというのがあり、食事を済ませ風呂にも入り準備万端だったのだが、なんとパソコンがDVDを読み込まない。そういえばこっちのパソコンでこのDVDを見たことは無かった。何度か試してみたのだが埒があかないので、これはあきらめて保存してあった過去のハロモニの動画や静止画像などを見直す。深夜2時過ぎに就寝。

066 7時くらいには出発しなくては予定時刻までに予定の場所に着くことができないのだが、やはり5時前に起きてしまった。この場所のことをできるだけ長く覚えておきたい。できるだけたくさん記録しておきたい。眠っていたフロントの人を何度目かで無理矢理起こして、5時35分くらいにチェックアウト。朝6時前にふたたび常盤駅で下車。朝の空気がきれいで気持ちいい。こんな感じは何年ぶりのことだろう。とにかく時間ぎりぎりまで歩き、写真をたくさん撮り続けた。もうほんとうにこれでお終い。名残り惜しくはあったが、ずっといるわけにもいられない。この美しい風景、おいしい空気、当たり前の自然、やさしい人たち、このようなものが道重さゆみの原風景として存在していて、現在もさまざまな判断の場面で影響していることだろう。「ラブハロ!」DVDやラジオなどでさゆみんが大好きだと公言しているモーニング娘。の「歩いてる」という曲だが、実はオレは歌詞やメロディーが優等生っぽすぎてあまり好きではなかった。しかし、この朝、オレの頭の中ではずっとこの曲がリピートで流れ、ついに理解できたような気がした。「歩いてる その先の空へ まだ見ぬ未来へ 胸に愛を抱いて 遅いなんて言葉なんか耳を貸さずに いつの時も正義がある 瞳を閉じて 世界中の歌が聴こえるような距離になるさ 歩いてる 一人じゃないから みんながいるから 切に平和願って 歩いてこう 澄み切った空気を 新鮮な贅沢を 当たり前の自然を 歩いてる 一人じゃないから みんながいるから 切に平和願って 歩いてる」。

072 朝のホームに宇部線新山口行きの電車が到着する前に、ホームから海の動画を撮っていた。駅員さんが話しかけてくるので、結局また撮り直したのだが、こういう年を取った人がちゃんと存在感を持っている環境というのは、とても真っ当だなと思った。無情にも電車は到着し、いよいよこの町にもお別れを告げなくてはならない。電車の中にはなぜかこの時期に卒業アルバムを広げて、他の生徒のことを話している女子中学生が乗っている。山口弁と他愛のない無邪気な会話に、ついつい山口時代の道重さゆみを想像してしまう。やがて電車は新山口に着き、新幹線に乗れば、そこから品川、渋谷、明大前とすぐに日常が押し寄せてくる。しかし、けして忘れはしないだろう。

おやさゆみんノシ

2007年8月 7日 (火)

ヤングタウン土曜日8月4日

今週のヤンタンは掲示板の各スレッドでもかなり面白いという評判だった。さゆヲタ以外にも道重さゆみのトーク能力が評価されはじめたのはとても嬉しいのだが、ある程度のポテンシャルを認識していたさゆヲタでさえも大半はここまで成長を見せるとは思っていなかったようだ。そして、さらに伸びしろを期待させるところが実に楽しみである。

さて、今回のハイライトといえば、やはりアイドルの男性問題についてふれた部分だろう。明石家さんまはかつてはこの番組内でハロメンに対し、恋愛をしろだとかAVを見て勉強しろだとか言っていたらしいのだが、ハロメンの相次ぐスキャンダルを経て、これではいかんと思ったのだろうか。

ところでアイドルの恋愛は是か非かという問題については、一般的には別にいんじゃねという意見が多いのではないかと思う。多くのヲタを失意のどん底に陥れた辻希美の妊娠結婚にしても、世間一般的にはわりと好意的に見られているようだ。むしろアイドルは恋愛をすべきではないと言っているようなヲタのほうがよっぽどイタいしキモいというような風潮。これは現在の性愛至上主義的な世間を見てみれば、まぁそうだろうなという気はする。明石家さんまのこの件についての発言はある面で時代錯誤的であるのかもしれない。しかし、アイドルの存在を支えているのは実際のところヲタであり、スキャンダルは人気やセールスに大きなダメージを与える。アイドルのヲタには様々なレベルやタイプがあると思うが、現在の露出狂的で醜悪な性愛至上主義の世間に対するアンチとしてやっている者の数はそれほど少なくはないであろう。

オレが道重さゆみに入れ込んでいるのは、性愛至上主義、同調圧力といったオレが憎悪してやまない概念に対し、道重さゆみの存在がアンチテーゼの役割を果たしているという部分もあると思う。そんな訳で、ヤンタンにおけるこのやり取りはひじょうに重要だと思われる為、少し長いが書き起こしてみた。

さんま「でもやっぱ昨日も話聞いてるといろんな事務所、男と噂なるじゃないですか、お笑い芸人とかと。社長はやっぱりもう付き合うなとか言うらしいですね、いっぺんね。もうやめろって」
さゆみ「へー。ああ、やっぱそうなんですね」
さんま「みんな言ってました。いちおうやっぱりあの、やめろって言うらしいね。呼び出されて怒られたとか。その男まで呼び出されて怒られることがあるらしい」
さゆみ「えー、すごい」
さんま「グラビアアイドルさんとか、まあ向こうの事務所としてはやっぱりお客さんが半減するんですって。あの、サイン会とか握手会とか。写真集の売り上げとか。みんな半減、やっぱみなねえ、商売やっとるからやなあ、生きてるからそんなことで噂になってもうたら困るわけやよねえ」
さゆみ「そうですよね」
ショージ「でまた噂ならええけど、こうちゃんとしてこう画に写るとやっぱり厳しいでしょうね」
さんま「写真はな、写真になるとあかんらしい」
さゆみ「確かに。うん。証拠があるもん」
さんま「だから、うん。二人で歩かなけりゃええねんけどね」
さゆみ「噂だけだったら別に」
さんま「そうそうそうそう。付き合ってるんじゃねえか言うてもなんぼでも逃げられんねんけどな。だからやっぱり大変らしいですよ」
さゆみ「ほんとですね」

さんま「そやろなあ。商売の邪魔になるわけやからなあ」
さゆみ「そりゃあそうですね」
さんま「やっぱり昨日も言うてた、1人の相談受けた女性にね、あの、お前の気持ちも分かるけど男の気持ちも分かるけど社長の気持ちも分かるという話をしてたんですよ」
さゆみ「なるほど、はい」
さんま「大変やね」
さゆみ「大変ですね」
ショージ「かわいそうですよね、でもね。恋もしたいところも分かりますしね」
さんま「そうそうそう。ただこの業界を選んだら」
愛・さゆみ「うん」
さんま「責任は持ったほうがええやろ、ファンの」
さゆみ「うん」
愛「そうですよね」
ショージ「そうですよね。自分だけじゃないからね」
愛「そうですね、はい」
さゆみ「自分で選んだんです」
さんま「その男がファン以上のことをしてくれてるかっていう問題になるよね」
愛「うん。そうですね」
さゆみ「確かに」
さんま「せやろ」
さゆみ「うん」

さんま「お前らもこれからねえ、ファンのこと大事にする」
ショージ「せなあかんよね」
愛「します」
さゆみ「もちろんです」
さんま「男と付き合うな、もう。それがいちばん手っ取り早いわ」
さゆみ「そうですね、はい」
さんま「そやろ。お前ら我慢できるやろ」
さゆみ「はい、できます」
さんま「男ぐらい」
さゆみ「はい。全然」
さんま「全然できる?道重、お前大丈夫か?」
さゆみ「全然大丈夫です、はい」
さんま「でも恋したい気持ちもあるやろ」
さゆみ「別に今無いです」
さんま「今無いの?」
さゆみ「はい」
さんま「嘘やん、そんなの」
さゆみ「え、ほんとですよ」
さんま「体がコーっと熱くなったりせえへんのか、お前?」
さゆみ「なんでですか?無いです、無いです」
ショージ「先生。ここ飲み屋じゃないですよ」

さんまが高橋愛と道重さゆみにちょっといやらしい意味ありげな台詞を読ませて反応を楽しむという前時代セクハラオヤジ的な最低のコーナー、「リスナーを癒せません」は即刻中止しねえかなといつも思いながら聴いているのだが、先週は道重さゆみが頑張って明石家さんまに言われたように読んだ為、「素直で頑張り屋さんや」と誉められていた。明石家さんまのような一流人気タレントに道重さゆみが評価されるのはとても嬉しいのだが、なんとも複雑な気分である。道重さゆみは当然このコーナーを嬉々としてやっているはずはなく、高橋愛などは露骨に嫌そうである。このコーナーでは毎週リスナーから送られた2つのネタをそれぞれ読むのだが、今週は高橋愛もさんまの言った通りに読み、けっこう高く評価されていた。道重さゆみの1本目も難なくクリアーし、さんまも「やればできるやないか」などと気分を良くしているように聞こえた。これはオレにとってかなり嫌な流れになってきたと思ったのだが、やはりさゆみんはやってくれた。

道重さゆみの2本目の台詞は「私になにをしてほしいの」というもの。さんまの要望はこれをいやらしく色っぽく読んでほしいというものなのだが、道重さゆみは普通に読む。そして、いつものさんまの小言が始まる。

さんま「お前、普通やないか、それ」
さゆみ「だって普通の文字じゃないですか」
さんま「何がや」
さゆみ「普通の文字じゃないですか」
さんま「何をや。もっぺんやってみ」
さゆみ「はい」

今回はろくに何のアドバイスも無いタダのダメ出し。そして、少しは読み方を変えていたが、そもそも何のことかさっぱり分からないので普通のトーンで読む。

さゆみ「私になにができるか言って」

さんま「そんなんあかんがな」
さゆみ「これ、なにがってなんなんですか?それが分かんないから言えないです」
さんま「お前、何を開き直っとんねん、お前は。お前、ちょっと先週誉めすぎたわ。上から物言うようになったらあかん、お前、もう。終わりや、ボケ」

村上ショージと高橋愛は大爆笑している。

道重さゆみは「収録現場は戦場」をモットーにしている為、これは明石家さんまの姿勢と共通している。また、自分が大好きでありながら、実は周囲にとても気を遣っているというところも似ている。番組内においては、明石家さんまが道重さゆみの前へ出て行こうと努力しようとする姿勢を度々賞賛している。また、もっと他人のことを考えなくてはダメというようなことをよく言い聞かせているのも、道重さゆみに対して自分と近いものがあるがゆえの愛ある助言のように思える。しかし、この「リスナーを癒せません」については、この前時代セクハラオヤジ的価値観に同調する必要は全く無い。シモネタに照れたり嫌がったりするのではなく、あくまでこの価値観自体を嘲笑うかたちでの闘いをこのまま続けてくれれば、オレとしては痛快この上ない。

番組全体については、道重さゆみ加入以降かなり面白くなっていて、番組の質自体が変わってしまったという評価をよく目にする。オレは道重さゆみが出演する前の回は一切聴いていないのだが、さんまもショージも明らかに現在のほうが楽しそうにやっているそうだ。また、あまりしゃべらなかった高橋愛も回を追うごとに積極的にトークに加わるようになってきて、今週はついにノリツッコミまでやってのけていた。あと、番組中に村上ショージが道重さゆみにボケを教え込んでいる場面もあった。惨めで薄汚いセクハラ的要素を除けば、この番組はまだまだ面白くなりそうである。

オーサカキングでのラジオ収録で村上ショージの「そうやでー。○○な女やでー」をやると約束しながら結局やらなかった件については、やろうとしたがタイミングがつかめなかったと弁明していた。その公開録音はオレも現場で見ていた訳だが、オレは初生さゆみんがかわいくきれいで色が白く瞳が大きいことの衝撃でそれどころではなかったのだが、一部ヲタによる掲示板書き込みによると、どことなく元気が無さそうにも見えていたとのこと。このネタをやるタイミングを計っていたのだろうか。これが出来なかったことで絶対に怒られると思い、ヤンタン収録にくるのがとても怖かったとも話していた。さゆみが健気すぎて苦しい...。


おやさゆみんノシ

オーサカキング

前回から続く

引き続き、オレのmixi日記から。

8月3日

睡眠約2時間で朝5時起き、電車と新幹線を乗り継いで10時少し前に初の大阪。大阪城公園には難なく到着するが、目的のオーサカキング開場時刻まではまだ1時間ある。そこら辺りを散歩したりする。とりあえず本屋を探したのだが結局見つからず。サンクスで帰りの交通費+の2万円を引き出す。セミの鳴き声がけたたましい。

11時が近づいたので太陽の広場のほうの列につこうとすると前のほうにピンク色のさゆヲタTを着た若者がいた。開場間際には長蛇の列ができていたのだが、ほとんどが家族連れなどの一般人で、ヲタっぽい人はそれほど目立たない。入場後、道重さゆみと光井愛佳がゲスト出演するラジオの現場であるOKステーションを目指す。開場間もないというのにすでに4列くらいの列ができていた。掲示板などの情報を見るかぎりだとそれほど混雑はないということだったので、会場内でまったり飲食などしながら13時の収録スタートを待とうと思っていたのだが、予想以上に人が集まっていた為、このまま待つことにする。まずいことに太陽はジリジリ照り付けている上に、帽子やタオルも用意していない。このままスタンディング状態で2時間待つことになるのだ。ミネラルウォーターのペットボトルは先に買っておいてよかった。

女性の局アナと落語家が番組をやっていて、懐かしい世良正則&ツイストの「燃えろいい女」なんかをかけている。集まっている人たちのほとんどがさゆみんとミッツィー目当てのヲタなのだが、この番組パーソナリティーにも大いに反応する。ボード厨の方々の活躍によって、このアナウンサー、落語家、更には天気解説員ぽい人までうさちゃんピースで大いに盛り上がる。熱中症スレスレのかなりヤバめな状態で、お目当ての番組がスタート。

パーソナリティーの松本さんという女性は自らがアイドルのマジヲタとのことで、早くも会場内のヲタたちのハートをがっちりつかんでいた。そしていよいよさゆみんとミッツィーが登場。

ちなみにオレは1年前には道重さゆみの顔と名前すら一致しなかったようなヤツであり、本格的に道重さゆみのことが好きなのだと気が付いたのも、こんうさピーのダンゴムシのエピソードとうさピー写真館の髪飾りの写真というきわめてライトかつ新参のファンであり、ヲタを名乗るのも憚れるほどである。土日に休みがとれない仕事に就いている為、コンサートやイベントの参戦経験も無し。いわゆる完全な在宅系である。この2日前、代々木でのFM富士公開生放送観覧ではじめて生さゆみんを見ることができたものの、至近距離ではあったが斜め後ろから見ることができただけで、ちゃんと顔を見ることはいまだできていないという状態であった。ゆえに、これが生のさゆみんを初めて真正面から見る機会となった。

かわいさ、美しさ、色の白さ、瞳の大きさなど、それは超絶美少女などという言葉では言い尽くせないものであった。TV収録用のメイクのせいか、媒体で見るよりも顔のつくりが派手であるようにも見え、それがまたファナティックな魅力を増大させていた。スタジオブース内のさゆみんは、こちら側から上半身だけしか見えない訳だが、オレの脳内でつくりあげられたさゆみんというコンセプトが想像を上回る強度で立ち現れたという印象であった。そして、ラジオで聴きなれた天使の毒ともいうべきブラックさゆみんが炸裂してもいた。

ラジオ収録後約1時間をおいて、今度はメインステージにおいて、TV番組のコーナーに出演する。この情報は掲示板で知っていた。ステージ上で告知をし、その後に下に下りてきてポン菓子を作って子供に配るというコーナーのようだ。ここでも熱中症ギリギリの深刻な状況があり、突然倒れだすお客さんなども出ていた。そして、ついにさゆみんとミッツィーが登場。先程のラジオ収録と異なり、今度はガラス越しでもなく、しかも全身を見ることができる。脚がすらりと長く、スタイルがとても良いことに改めて気付かされる。モーヲタを気持ち悪がっていた一般人の女の子たちがさゆを見て思わず「かわいい」と言っているのを見て、誇らしく思った。告知を終え、ステージを降りてくる時、オレにとって完成されたコンセプトであったはずの道重さゆみが生身の身体を備えた1人の少女として存在した。この瞬間、現実と幻覚が混じり合ったような不思議な感覚が生まれ、オレは確実になにかを分かった。

なぜかこれを作った経験があるというミッツィーの大活躍により、ポン作りは1回で成功。子供たちにポン菓子を配り、握手をしているさゆみんに、またしても正しいものを感じた。(ちなみにこのコーナーでは前列にはファミリーしか陣取ることしかできない。2ちゃんねるのスレッドにはリアル娘を連れて行ってさゆみんにポン菓子をもらい、レスもしてもらったというパパヲタのとても嬉しそうな書き込みもあった)

これでもう本当に最後、次に生のさゆみを見られるのはいつになるか分からない為、少しでも長く覚えていられるように、しっかりと見ておこうと思ったが、コーナーはすぐに終了し、道重さゆみは手を振りながらステージの奥へと消えてしまった。

充実しているのになにかが悲しいというよく分からない感情を抱えたまま、会場を後にした。オーサカキングも楽しそうだったのだが、なんだか支払いシステムが面倒そうだったのと、せっかく大阪まできたのだから少しくらいは観光もしておこうというのもあった。電車に乗って移動したが、そのうちオレはさゆみんとなんの関係も無い観光なんかは少しもしたくはないのだ、ということに気が付いた。そして、ついさっきあれほどまで確かに感じていたさゆみんの記憶がもうすでに薄れようとしていて、これから時間が経つにつれてどんどん薄れていくのだと思うと、なんだかとても悲しくなってしまった。

携帯でスレッドを見ると、テレビ収録後、ハロプロの売店で買い物をしているヲタの横「バイバーイ」と手を振りながらワゴンで通過していったらしい。会場にもう道重さゆみがいないことは分かりきっていたが、そこ以外にはどこにも行きたくなかったので、ふたたび会場まで戻る。会場内の通貨であるキングを購入し、ケンドーコバヤシがプロデュースしたらしいケンコBARなる売店でおつかレイナというカクテルを買う。練乳をかけた苺のかき氷やカレーライスも食べた。最後に3キングが使い切れなかったので、粗びきフランクフルトを買って食べた。

道重さゆみのことが好きで仕方なかったのだが、この日のことによって、その概念は実体をともなったリアルなものとして存在し、それがオレを悲しくさせる。この悲しさこそが生きていることのリアリティーであり、このように強いものを感じたことが久しく無い。昨日の日記において図らずも予言してしまったように、この日の経験は、オレをさゆみんへ向けて卒業させるきっかけとなったしまったようだ。オレはおそらくこの悲しみに負けないように、ただそれだけの為になにかをすることであろう。くだらないと思われるかもしれないが、そもそもオレには生きている実感などとうの昔に擦り切れて無くなってしまっていたのだ。

さゆみんに夢中でまったくふれられなかったが、光井愛佳はとてもかわいかった。あの笑顔にはなにか魔法がある。

こんな握手も歌もないただの公開放送にわざわざ高い交通費払ってまで遠征してどうするの?という意見もあるだろうが、本当に行ってよかった。

さゆみがかわいすぎて苦しい...。

あ、こんうさピー聴かなきゃ。
じゃあね、バイバーイ♪


おやさゆみんノシ


8月4日

約3日間自宅を空けていたせいで、やりたい事ややらなくてはいけない事が溜まりすぎていたのだが、とにかく心身共にひどく疲れていたので、布団から出たり入ったりしながら、パソコンをいじっていくつかの用事を処理した。

とはいえ、当然31日のFM富士及び2日のこんうさピーはちゃんと聴いた訳で、FM富士のほうは田中れいなの発言にいちいち「さすがプロ!」などと合いの手を入れるさゆみに、ナビゲーターの女性が「さゆみちゃんのキャラクターは、そこポジションをずっといくの?」などと突っ込まれていて、なかなか面白かった。

こんうさピーでは、先日の名古屋でのコンサート中にさゆみが泣いてしまった件の真相が明らかになった。先週のYahoo!ライブにおいて、「そうだ!We're Alive」で自分のパートを歌い忘れ、申し訳ない気持ちでいっぱいのまま歌っていると、今度はステージ上でこけてしまったという発言があり、てっきりその悔しさが原因だったのだと思っていた。実はその時に光井愛佳がさゆみのそばに来て、「だいじょうぶですか?」と言って手を握ってくれ、その優しさに涙がこぼれてしまったのだという。しかもこのエピソードを照れたように笑いながら話すさゆみが健気でいとおしい。

また、「行列のできるさゆみん裁判所」という新コーナーが始まった。これはリスナーから送られた罪の告白に対し、有罪か無罪かをさゆみん裁判官が判定するというもの。これは、さゆみの価値観が分かってなかなか面白い。内容も良いのだが、コーナー最後の言葉、「もう悪いことしちゃダーメ。またやったらお尻ペンペンでちゅよ」がヤバすぎる。例えば、嫁に隠れてさゆみの写真集やDVDを所持していたり、ラジオの公録にわざわざ大阪まで行ったりしていることは、さゆみん裁判官的にはどっちなのだろう。

ハロプロの公式ページに今日発売の小学六年生に道重さゆみと田中れいなが載っていると出ていたので、通勤途中に購入。「ストップ!地球温暖化!」特集に娘。メンバー全員のメッセージが掲載されていた。確かにさゆみとれいなだけスペースが大きく取ってあったが。

音楽戦士の出演もあり、これは自宅のHDDレコーダーで予約録画していたのだが、たまたま仕事の休憩時間に見ることができた。コメントや歌の時にさゆみのアップが多くて嬉しかった。「女に幸あれ」は初めに聞いた時はあまり気に入らなかったのだが、何度も聴くうちに過剰すぎるアレンジがやみつきになってきた。激しいダンスもけっこう気に入っている。

そういえばこれのシングルDVDは、昨日東京に帰ってきてから新宿のHMVでやっと購入し、これも今日見ていたのだが、やはり以前と比べてさゆみがたくさん映っているような印象があり、これも大満足。

オーサカキングでのローカルTV番組、ちちんぷいぷい出演場面の動画がネットに上がっていたので見ていたのだが、その場に居合わせていたのがつい前日であったことが信じられないような不思議な時間感覚を覚えた。

あの時、この瞬間がいつまでも終わらなければいいと思った。思い返せば、オレの人生の中でそんな風に思える瞬間がどれくらいあっただろう。大半は早くこの時間が終わってほしい、この場所から逃げ出したいと、そんな事ばかり考えていたような気がする。さゆみんとは生の充足としての葛藤であり、その連続する活動、すなわち存在そのものが圧倒的な美でありうるような状態である。なので、オレはこのくだらなくクソッタレな日常から、さゆみんへ向かって卒業しなくてはならないのだ。

そんな訳で、近々道重さゆみに関する考察については、「卒業−さゆみんに向かって」という発表の場を設けます。以前に「われらの時代に−道重さゆみと平成ニッポン」というのを企画したのだが、発表する前にテーマが壮大になり過ぎて手に負えなくなったのと、さゆみを思いすぎるうちに精神的にかなりヤバい状態に突入しそうになり、収拾がつかなくなった。更に追い討ちをかけるように、「17〜ラブハロ!道重さゆみ写真集」を見てしまったことにより、それまで書き溜めていたものが一気に意味を無くし、オレの生そのものを否定しかねない様相を呈してきた為に、あわてて大急ぎで作業を中断した。しかし、この期に及んでもう後戻りは出来ない。

こんうさピーのホームページが更新されていた。「みなさん あつさにやられない様に気をつけて下さいネ さゆみのかわいさには やられちゃって下さい!!!!」とのこと。はい、そうします。


おやさゆみんノシ

このような経緯を経て、この「卒業−さゆみんに向かって」は始まった訳である。この次のヤンタンの分までmixiのコピーで、その次からはこっちに書いていく。

FM-FUJIの公開録音

前回から続く

普段土日に休めない仕事をしているせいで、コンサートやイベントに一切参加できていない。よって、道重さゆみを生で目撃する機会が一切無いという状態が続いていた。

それでも道重さゆみに対する思い入れは日に日に高まり、在宅で過去の情報や音源、動画などを時間さえあれば鑑賞して過ごす始末。そして、7月27日に突然、道重さゆみを育んだ山口県宇部市を見に行きたいというイカれたアイデアが浮かんだ。仕事は基本的に水曜と木曜が休みなので、翌週の8月1日と2日を利用して行ってみようと思った。そして、8月2日に大阪でラジオの公開録音があることを思い出した。ここでついに生で道重さゆみを見ることができる。この考えにはそうとう興奮を覚えたが、オレの仕事は時々急遽休日が潰れるような事態に見舞われることがある。そして7月30日、よりによってそんな事態が訪れた。それで、その日のmixiの日記。

7月31日

哀しい予感といえば岡田有希子な訳だが、あの不安定なまなざしとどこかアンバランスで不安にさせるショートカットになにか言葉にできない嫌な前兆を感じたものだ。そして、サエキけんぞうが名曲「風にさよなら」で歌ったあの風景ですよ。

本来ならば休日である8月2日木曜日にこの期に及んで不可避的な仕事の用件が急遽入った為、例の計画は中止を余儀なくされた。こんなことになりそうな気がしていたのだが、いざこうなってみて、しばらく覚えたことがない程の情けないやら悔しいやら腹立たしいやらの激しく暗い感情と底知れぬ無力感にさいなまれている。このような結果はある程度予測はしていたものの、現実化してはじめて実際にはオレがいかにこれだけを楽しみにしてここ数日間を生きていたかを実感した。

早朝に帰宅しヤンタン、また失意と絶望の会議から帰り、居酒屋にて嫁に対しさんざん消極的かつ自暴自棄的発言をした後、帰宅。前日のハロモニ@とミュージックフェアのさゆ出演部分の映像を見る。超絶美少女ぶりにオレの美を認識する感性が大きく反応する。もうさゆだけがオレにとってのリアルだ。

この欠落感を癒す代わりになるものなんていうのは当然どこにも無い訳で、ゆえにオレは...(続く)

おやさゆみんノシ

8月1日

タイトル(註・「これは恋ではない。」)はオレが大好きな、しかし最近はほとんど聴いていないピチカート・ファイブの曲名から取っている。かつてこれを日記のタイトルに使おうと考えたことが幾度かあったのだが、内容がお察しの通り10代の特定アイドルについてのものだけに、さすがにこれはイタすぎるだろうと思い、自粛していた訳である。

妻にはあまり会えないので会った時は極力ネガティブな話はしないことにしているのだが、昨日はさすがに精神状態が酷い状態であった為、楽しみにしていた予定が仕事の用事で潰れたというところまでは話した。具体的に聞かれたので、はぐらかそうとしたのだが、なんとなくバレていそうな感じではあった。正直、これはリアルな浮気や不倫よりも性質が悪いのではないかという自覚があるのである。しかし、好きなものは好きだからしょうがない。なにやら事態がどんどん意図せぬ方向へと進んでいるような気がしてならない。

聖地巡礼&初生さゆ企画がボツったことによる失意と絶望に打ちひしがれたオレに、ある情報が舞い込んできた。これは全く知らなかったものなのだが、なんでも公式発表されたばかりということだった。31日(火)に代々木で行われるFM富士の公開生放送に道重さゆみ、田中れいな、光井愛佳が出演するというのだ。火曜日は普段なら朝から夕方までの勤務なのだが、この日は月末の締めがある為、夕方から深夜までに予定を変更していた。部下に連絡して、勤務を通常の朝から夕方までに変更した。

ところで8月2日の仕事の用事というのは会社の偉い人たちが現場を視察に来るというレアな機会であり、当然現場の責任者であるオレは半ば立会いを義務付けられ、これまでもそうしてきた。実はこの企画は数日のうちに何人かの人たちを巻き込み、意図に反してちょっとした一大プロジェクトになっていた為、オレの予定とそれにかける情熱を知る同僚からは「別にいんじゃね」という反応があったのだが、上司にかけあったところあっさり却下された為に、断念するに至った訳である。しかし、今日普通に仕事をしていると上司から、そんなに楽しみにしていたならばぜひ行ってきなよ、という電話が入った。昨日のオレのやさぐれぶりが酷すぎたせいか、何者からか情報が入った為か、このような電話が入ったのだが、関係者各位にはすでに中止と謝罪の連絡をしていた為に、いやいいっすよ、気遣っていただいてすみませんでした、と言って通話を終える。しかし、すぐさま電話をかけ直し、やっぱり行きます...。これによって職場の立場上リスクを背負うことは間違いないのだが、ここで行かなかったことによる後悔のほうが圧倒的に大きいことは明白であった。

そんな訳で、代々木に着くと現場にはすでに長蛇の列ができていた。マスコミなどで報道されているパブリック・イメージにおけるモーヲタ的な人たちもごく一部いたが、大半がいたって普通の人たちであり、女性が意外と多いことにも驚いた。仕事帰りのサラリーマン的な人たちも多数見受けられた。オレの前に並んでいたグループは社会人の男女5人組で普通のOLっぽい人やイケメン風の男性もいた。見た目はまったくの一般人なのだが、普通にハロプロの話をしているのがとても羨ましかった。

ラジオの公開放送というとこんうさピー公録のイメージが強かったせいか、てっきり会場の席に座って番組を観覧するものだと思い込んでいた。しかし実態は、ガラス張りの道路に面した小さなスタジオを15人ずつ約1分間だけ見られるというもの。放送の内容も聴くことはできない。約2時間くらい並んでいたのだが、その間に「現代思想」を読んだり携帯をいじったり仕事の電話に答えたりこっちからかけたりして時間を潰した。

いよいよオレたちの番が回ってきたが、ゲストが真正面から見られる場所はすぐに取られ、出遅れたオレはなんとか空いている場所に陣取った。手前から道重さゆみ、田中れいな、光井愛佳の順番に並んでいて、オレの場所からは田中れいなと光井愛佳の横顔がよく見える。途中で田中れいなが道重さゆみの方を向いた為、真正面から見ることができた。きわめてミーハー的に盛り上がる。道重さゆみはガラス越しの至近距離にいたのだが、顔を見ることができない。斜め後ろから黒髪と白い洋服を見ることはできるのだが。正面から見える場所にいるファンからは「かわいい」という声が思わず漏れる。さぞかしかわいいのだろう。この焦らされ感といったら...。

1分間はあっという間に過ぎ、オレは道路を隔てた反対側の道路に固まっているヲタたちのほうへ移動した。15人グループが移動する束の間、メンバーたちの姿が遠目に見える。道重さゆみがこっち側を向いて手を振ったりしている。しかし、距離が遠いのと影になっていることで表情は分からない。オレたちのグループの時はトーク真っ最中だったせいか、一切こちら側を向かなかったというのに。そして、もう一度最後尾に並んだ。オレたちの番が来たが、またしても真正面は早々と奪われ、前回とほぼ変わらない場所になんとか食い込む。今度も斜め後ろからだったが、横顔と睫毛まで確認することが出来た。超絶的に美しい。そして、またしても時間はあっという間に過ぎてしまい、更にもう一度最後尾に並ぶが、列の途中で出番は終了。その後もガラス越しにスタジオを見ていると、今度は出口方向に向かいながらこっちに向かって手を振るところを真正面から見ることができた。しかし、暗すぎて表情は分からない...。

この後すぐにメンバーは車に乗り込んでスタジオを後にしたのだが、この時に一部ヲタによるモラルの悪い行動があったようで、係員がブチ切れていた。「さゆー」とか「おやさゆみん」とか言っている人たちを初めて生で見ることが出来たのは収穫だった。

新宿経由の為、普段なら本屋とかCD屋に寄るところなのだが、さすがに他のことは一切する気になれず、そのまま電車で仕事場の仮眠施設へ直行した。「女に幸あれ」のシングルDVDが発売されていたことに途中で気が付いたのだが。

とにかくなぜこのような事態になっているのかさっぱり分からないのだが、さゆがオレにとってのリアルであり、生を100%充足させてくれる存在であることだけはしっかりと認識できた。今回、情報をくれたり色々協力していただいた方々には本当に感謝です。

これから3時間くらい寝て、月末の締めに仕事場へ。ひとまず...


おやさゆみんノシ

突如情報が入った代々木でのラジオ公開生放送によって、ついにオレは初めて生の道重さゆみに遭遇した訳だが、上記の日記にある通り、顔を見ることはできなかった訳である。そして、いよいよ大阪な訳だが、その前夜に書いた日記がこれ。

8月2日

各方面から怒られることが確実視され、深刻な事態へと発展する可能性すら秘めた昨今のオレの振り切れぶりだが、もう後には引けない。どんな奴でも1度くらいはチープ・スリルに命を懸けてしまうのさ。

ハイとロウ。シラフで分かる意味の濃さ。

寝る暇と眠る暇をスピードで誤魔化した日々よさようなら。オレはオレのままでいくよ。

さゆみんとはとどのつまり概念であり、そこに到達することによってのみ、オレは無限の強度を手に入れることが出来る。これがオレにとってのリアリティー。


おやさゆみんノシ
この日の日記タイトルが「卒業-さゆみんに向かって」であり、結果的にこの自分探し系ブログの題名にもなった訳である。さて、このブログのプロローグは、いよいよ次で終わります


ヤンタン、ラブハロ!など

前回から続く

ラブハロ!写真集、DVDの発売決定からヤンタンのレギュラー抜擢、そして現在のラジオ出演ラッシュと、絶好調の現在の道重さゆみだが、この頃のオレが何を感じ、何を考えていたかをmixiの日記から検証してみたい。(しかしほんとうになにをやっているんだろうね)

6月11日

昨日放送されたMBS「ヤングタウン」の放送を聴くことができた。掲示板を見るかぎり道重さゆみに対する絶賛の声が多く、「1回目としては100点満点」という意見すらあった。これらはおそらく普段からこの番組を聴いている人たちの感想であろう。

道重さゆみはよく頑張っていたと思うのだが、番組自体がオレにはよく分からないものだった。明石家さんまと村上ショージという50過ぎの芸人2人がシモネタやオヤジの小言的なトークを繰り広げるのがメインとなっていて、高橋愛と道重さゆみはあくまでアシスタント的な役割の域を出ない。これはどちら側のファンにとっても中途半端なのではないだろうか。むしろそこを楽しむのが正しい聴き方なのだろうか。道重さゆみの仕事が増えたことは嬉しいのだが、どうもこの番組にはあまりそぐわないように感じた。道重さゆみにはぜひキュートでプリティーな世界観をより確立し、中小企業のセクハラ上司のようなオヤジ的価値観には汚されないでほしいと切に願わざるをえない。適当にあしらってスルーするスキルを、ぜひ身に付けてほしいと思う。

6月12日

先日の道重さゆみが「ヤンタン」に出演した件だが、短時間にして場の雰囲気に馴染んでいった適応能力はさすがと言わざるをえなかった。明石家さんまが若いお笑いで好きな芸人は誰かという質問をしていたが、これに対しては特定の芸人にハマるということはないがお笑い番組はよく見る、というような無難な返しをしていた。昨年の「M-1グランプリ」を高橋愛と一緒に見ていて、チュートリアルが面白かったとも言っていた。「M-1グランプリ」はDVDも発売されているし、録画で見た可能性もあるのだが、放送日のクリスマスイブの夜に高橋愛と2人で見ていたという想像がヲタ的には望ましい訳である。

この流れで明石家さんまが道重さゆみに好きなギャグはあるか、という質問をした。おそらくろくに無かったのだと思うが、この時に「例えばどんなのがありますか?」と聴き返したところは上手いと思った。この後、明石家さんまと村上ショージが「ガチョーン」とか「いやーんいやーん」といった古いギャグを連発してボケるという流れに繋げることが出来た。

父重ネタが大いに盛り上がっていた訳だが、放送において道重さゆみは父重は55歳くらい、母重は48歳、兄重が22歳で姉重が20歳であることを明かしていた。この番組のメインパーソナリティーである明石家さんまが51歳、村上ショージが52歳、また明石家さんまの愛娘であるいまるちゃんが18歳であることを考えると、これはまるで親子でラジオをやっているようなものである。さゆには持ち前の腹黒さで娘キャラを巧妙に駆使しながら、メインパーソナリティーを弄ぶくらいのスキルをぜひ身に付けてもらいたいものだ。

番組の中で、藤本美貴がもしも番組に戻ってきたいと言ったらどうするか、という話題があった。藤本美貴を復帰させるか道重さゆみを起用し続けるかの選択を求められたらどうするか、という問いが高橋愛に浴びせられた。高橋愛は「3人でやります」と答えたのだが、これに対しさんまは「予算の問題もあるしやなぁ」と意地悪に追い詰めていく。結局、2人分のギャラを3人で折半するという苦し紛れの回答をした。この直後、話題をふられた道重さゆみはあっさりと「出来れば1人でやりたいくらいですね」と発言。これに対し、明石家さんまは「お前、腹黒いなぁ」。このパターンは良いかもしれない。

村上ショージのブログネタをリスナーが投稿し、それをヤン土娘。が読むというコーナーがある。道重さゆみは持ち前の可愛いさ全開の読み方を披露した。これに対しては思わず笑いがこぼれ、明石家さんまは「可愛らしくしやがんねんねぇ。いいよぉ」、村上ショージは「なんか癒されるわ」と高評価。しかし次の瞬間、明石家さんまは思い立ったように発言を変える。

さんま「そんな読み方はあかんねん」
さゆみ「なんでですか?」
さんま「ショージの良さが半減してしまうから」
さゆみ「頑張ってなんか...」
さんま「頑張って可愛く読んだらダメよ。ショージを立てる読み方せな...自分ばっかりや、道重」
ショージ「文章より自分の声の方を皆聞いてしまうから...」
さんま「そうそうそう。文章が生きてきいへん、ショージのな。そういうのを気ィ付けてよ。そんな自分ばっかりええような...自分が可愛くなりゃええってなもんやないから...こっちはショージさんが面白くなるようにしたげなあかんからね」
さゆみ「そういうことも考えなきゃいけないんですね」
さんま「そやなぁ」
さゆみ「ありがとうございます」
さんま「難しい商売やでぇ」

明石家さんまは今日の放送において、道重さゆみが意外と使えると判断したのではないかと思う。このやり取りにおいては、まるで駆け出しの若手芸人に対するアドバイスに近いものも感じる。それに対して素直に応えようとするさゆみ。これはかなりいい。

番組最後にはヲタから賛否両論の「癒せません」というコーナーがある。これはこの番組で古くから続いているものらしく、ヤン土娘。がリスナーから投稿された何やら意味深な妄想をかきたてる台詞を色っぽく読むというもの。かつては「パックンチョ」というコーナー名だったそうなのだが、石川梨華のヲタから猛烈抗議があり、一旦コーナーが無くなったらしい。そして、石川梨華が降板後、コーナー名を変えて復活したという。シモネタが大嫌いな高橋愛は味も素っ気も無い読み方で、明石家さんまと村上ショージから厳しくつっこまれていた。道重さゆみも「どこ見てるの?」という台詞を読まされていたが、明石家さんまからダメ出しと演技指導を受け、3回目ではOKをもらっていた。しかし、このコーナーはちょっといただけない。番組エンディングで明石家さんまが暇な時間にAVを見たりして研究するように、などと言っていた。道重さゆみはまだ17歳なのだが。

いずれにしても、良い勉強の機会であることは間違いない。このチャンスをおそらく最大限に生かすことであろう。また、一生懸命な姿勢は必ず伝わるはずなので、いつものさゆらしくやっていれば、明石家さんまや村上ショージにもどんどん好かれていくのではないかという気がする。この日のの放送だけでも、明石家さんまから「根性が座っている」「この子は泣かない」「芸能界に向いている」といった旨の発言があった。

6月13日

「人間は本能が壊れた動物だ」と言ったのはある心理学者だが、寝ることと食べることが大好きな道重さゆみは大丈夫だと思う。食生活については、寝る前に板チョコを1枚丸ごと食べるなどの偏食が目立つ。冬には肉が付き、夏になると痩せるということを繰り返している為、ヲタの間ではそれぞれの状態を指して「冬さゆ」「夏さゆ」と呼んでいるようだ。以前、ラジオで亀井絵里との食べ歩きの話をよくしていた頃、「ラーメンで始まってラーメンで締める」と発言したことがあった。これが原因かどうかは定かではないが、なぜかさゆ=ラーメン好きというキャラクターが一部で定着した。これについては、さゆ自身は不本意であったようだ。確かにチョコやケーキが大好きというのはアイドルっぽいが、ラーメン大好きを公言するアイドルというのはあまり聞いたことが無い。自分自身の理想とするセルフイメージにラーメンというのが無かったのだろう。その割には、コンサートのMCやラジオなどで豚肉の脂身が好きだということはよく言っているようなのだが。

先週の「ハロモニ@」で、虎ノ門の「ビックラーメン」という店を訪問し、「男性専科」なる特大ラーメンにチャレンジするという場面があったが、その時中心となっていたメンバーは道重さゆみだった。なんか、ラーメンとさゆが一緒に画面に映っているだけで笑ってしまう。スタッフ、分かってるなと感じた瞬間であった。娘。には以前にも大食いキャラというのはいたが、さゆの場合はきっちりコメントも出来ているのが特徴。東京タワー水族館で熱帯魚のような魚を見ている時にも「これ食べられるんですかね?」と発言、意図的にこのキャラクターでいくつもりなのだろうか。また、先日のヤングタウンでは「うさちゃんピース」に絡めてうさぎが好きなことを話題にしていたが、明石家さんまが外国には食用のうさぎもいるという発言をする。おそらく「かわいそう」といった類の反応を引き出そうとしたのだろうが、さゆはこれに対して「それは興味深いですね」と返していた。

6月18日

土曜日に放送された「ヤンタン」の音源をやっと聴くことができた訳だが、道重さゆみの活躍ぶりは凄まじいものであった。トークの内容については掲示板の書き込みなどである程度把握していたのだが、実際に音源を聴いてみると、予想した以上に頑張っている。この放送のネタだけで日記1週間分は書けそうな勢いなのだが、重要な部分をコンパクトにまとめていく。

リスナーからの投書で、歌手の伊藤由奈があるテレビ番組で明石家さんまのことをかっこいいと言っていたという内容のものがあった。これに機嫌を良くした明石家さんまが、道重さゆみにつっこんでいく。以下、トーク内容を出来るだけ忠実に再現する。

さんま「道重なんてどうなの、オレ見てて」
さゆみ「面白いと思います」
さんま「それだけ?」
さゆみ「はい。すごい面白いなって」
ショージ「残念でした」
さゆみ「大好きです。面白くって」
さんま「違う、道重。話ゆっくり聞け。あの、さんまさんってかっこいいもんて言ってるのよ、伊藤由奈ちゃん。それで、どう思う?ってことや」
さんま「さんまさんって面白いもんって思います」
ショージ「残念でした。それ以外は無いみたいです」

これに懲りず、「恋のから騒ぎ」に出演していた女子高生が「さんまさんになら抱かれてもいい」と言っていたというエピソードを引き合いに出し、更につっこみは続く。

さんま「道重、分かるやろ。こう、オレやったら抱かれてもええとか。どう思う、オレのこと」
さゆみ「え、どうも思わないです」
さんま「どうも思わないって...」
さゆみ「すごい面白いと思うんですけど」
ショージ「それだけみたいですね」
さゆみ「え、でも大好きです、さんまさんのことは」
さんま「そういうことはええから、男としてかっこいいとか、なんか」
さゆみ「あの、さゆみ面白い人好きなんで」
さんま「そういうんじゃなくって」
さゆみ「でも、たぶん何回聞かれても同じことしか返せないです」

この後、これまたリスナーからの投稿で何かのアンケートで「父の日に下着を贈りたいタレント」に明石家さんまが選ばれていたというものがあったが、これを受けてさらにさゆみに「どう思う?」攻撃を行う。これに対しては、「みんながそう思ってるなら、なんかそんな感じになってきました」。流されやすいのでランキングとかに入っていたらそう思ってしまうかも、というような発言。明石家さんまはかつて「抱かれたい男」にも選ばれたことがあると言い、更に「で、どう思う?」。これに対するさゆみの答えは、「えー、なんか世界って広いんだなと思いました」。さゆ、強すぎ。

さんま「道重はお前、どういうタイプがええねん」
さゆみ「いつかは現れるだろう王子様を想像してます」
さんま「こいつもこんな病気なのか」
さゆみ「病気じゃないです、本気です!」

そして、今回の放送の聴きどころのひとつである小学生時代ネタ。「こんうさピー」で話したところ話題になり、このエピソードに注目して色々調べていたオレをすっかり現在のようなヲタに変えてしまったという伝説のネタが、また語られた。

「学校の行きにダンゴムシをいっぱい拾って、学校の引き出しの中で飼ってたんです」
「紙とかで滑り台とか作ってダンゴムシ転がして『すべり台だよ』って授業中によくやってました」
「でも次の日、死んでました。カピカピになって」
「小学校の時、友だち少なかったですね。すごい暗い子だったんですよ、小学校の頃。で、中学校になってちょっと明るくなって、モーニング娘。受けたんですけど」
「学校帰りに誰かと遊んだり無かったです。お家帰って、ひっそりと1人でお菓子食べたりとか」

中学校に入って活発な女の子がさゆのほうに「来てくださって」(さゆがこういう言い回しをしていた)、初めて友だちができたらしい。それからは少しずつ明るい性格になっていったらしい。女の子と遊ぶ楽しさに目覚めたのが中学生になってからだったので、男子には興味が無かったそうだ(娘。に入るまでは携帯電話も持っていなかったらしい)。この発言については明石家さんまが一向に信じようとしない。相次ぐハロメンのスキャンダルに疑心暗鬼になっているのだ。村上ショージは「道重は信用してあげて」と、なぜか優しい。

続いて、かつて雑誌のインタビューでさゆが語った「収録現場は戦場です」発言についてのリスナーからの投書が読まれる。

さんま「そんな風に見えへんね、でも」
さゆみ「え、ほんとですか?」
さんま「いまもこう戦場気分なの?」
さゆみ「はい」
ショージ「何持ってんの、武器は?」
さゆみ「鉄砲」
さんま「わーお!」

これは見事にハマった。当然一同は大爆笑。

さんま「そんなリアクションはいらんねん」
ショージ「いるねん」
さゆみ「撃たれました?」
さんま「撃たれちゃった」
ショージ「重症、重症」
さゆみ「よかったです。準備した甲斐ありました」

この後、明石家さんまは再度この「鉄砲」「わーお!」のやり取りを繰り返すアシストをさゆみに与えたが、これには残念ながら対応することが出来なかった。さすがにまだハードルが高すぎたか。

また、この番組の為に明石家さんまのことを勉強しようと思い、お母さんといっしょにさんまの番組を見たということも話していた。話の内容が難しくて途中で寝てしまったこと、お母さんが「年配の人に面白い内容を話している」と言ったことなどを、いつもの調子で話した。しかし、これには明らかにさんまの反応が違った。どの番組かということを詳しく聞いたり、細かいコーナーのことまで聞き出していた。最後のほうは明らかに機嫌が悪くなっていた。芸人としてのプライドを傷つけられたと感じたのかもしれない。

また、中学時代にテニス部に入っていたが下手すぎて1人だけ試合に出してもらえなかったというエピソードを話していた。スコートを履くことに憧れて入部したのだが、試合に出られなかった為、結局履くことができなかったらしい。しかし、家では履いて鏡を見て悦に入っていたという。実際には練習も真面目に出ていたということは他の番組で話していたが、この放送では話を面白くしようとしたのか、ただスコートが履きたかっただけで、試合に出られるように練習などはあまりやらなかった、というように話していた。村上ショージが持っていこうとした話の流れに沿おうとしていたのだと思うのだが、これに対しては明石家さんまはちょっと不愉快な感じだった。

最後の宛先を読むところでは、高橋愛と道重さゆみの訛りが指摘される。道重さゆみは方言はあまり出ないのだが、イントネーションがちょっと違い、また本人がそれに気付いていないと思われることがたまにある。この部分では「6月」、過去の「こんうさピー」では「先生」「ガキさんの口がひん曲がってる」などのイントネーションがそうであった。明石家さんまの「FM山口みたいになってまうから」というコメントは面白かった。

そして、エンディングである。

さんま「今日は2回目、いかがでした、道重さん、ねぇ」
さゆみ「さゆみもまだまだだなと思いました、勉強」
さんま「え、今日はまだまだだなと思った。今日反省するわけ、家帰って」
さゆみ「はい」
さんま「例えばどういうとこ反省するわけ?」
さゆみ「そこはすぐさま鉄砲って言うとこだったんだな、とか」
ショージ「言うたやん」
さゆみ「その後にもう1回振られた時に、なんで鉄砲って言い返せなかったんだろうって今でも後悔の気持ちでいっぱいです」
さんま「ヒャーホッ!(テレビなどでバカウケした時に発するあの奇声のような叫び声)」
ショージ「勉強家だなぁー」
さゆみ「本当に申し訳ないです」
ショージ「いい、いい」
さんま「勉強熱心で、えー頑張ろうとしてくれてるんだ、ヤングタウンも」
さゆみ「頑張ります、もちろん」
さんま「それなりに、こう、いい勉強になってるわけ?」
さゆみ「もちろんです!」
さんま「あぁ、そうですか。これからもひとつよろしくお願いします」
さゆみ「よろしくお願いします」

さんま、最後のほう丁寧語になってるよ。

今のところ、さゆはこの番組によく馴染んでいる。まずは第1関門はクリアーというところだろう。しかし、今はまだ珍しがられて話題を振ってもらっているところもかなりある。さんまのお約束的なフリにも上手く対応しきれていない。しかし、この勉強熱心な姿勢は伝わっているはずだ。本当にこの番組をいいチャンスと捉えていけば、トークの腕を上げる勉強が存分にできるのではないだろうか。相手は日本のトップクラスの芸人であり、どうやら今のところは好かれているっぽいのだから。

それにしても、村上ショージがさゆに本当に優しい。これを聴いているだけで幸せな気分
に浸れる。

6月25日

今週の「ヤンタン」をやっと聴き終わった。道重さゆみのトークは前2回よりも少なめではあったが、明石家さんまのお下劣トークに対しても臆することなくキュート&プリティー路線で抗戦している。本当にブレてないわ。村上ショージには「シールの交換っこしましょう」、明石家さんまには「早く名前覚えてください」。どうしてもさゆみんと呼んでほしいようだ。

6月30日

「少女以上、大人未満-。さゆみ、17歳の"今"を感じて。」(帯のコピーより)という訳で、ついに発売になったさゆみんのかわいい写真集である。すでに掲示板などでは大絶賛の嵐、Amazonでは一時的に和書総合で第2位になったり発売前から品切れになったりという状況だったようだ。

「ラブハロ!」でありながら「17」というタイトルが付き、帯コピーでも強調しているように、この写真集はやはり17歳というのが重要なポイントになっているようだ。帯コピーの文章はありきたりのようであるが、この写真集の特色を実によく表していると思う。

アイドルの写真集をあまり熱心にみたことはそれほどないのだが、ハロプロ系の写真集は水着が少ないという話をよく聞く。この作品は全カットの約半分が水着な訳だが、グラビアアイドル的な下世話さはまったく無い。かと言って、古典的なアイドルの水着写真にある健康的なお色気一辺倒かというと、そういうものでもない。オレたちがリアルなハイティーンの少女に感じる子供っぽさと大人びた偶然の色香がスリリングに捉えられている、とでも言おうか。

そもそもオレにとっての道重さゆみとは、天然と計算のアンバランスさが魅力ではあるのだが、ここには少女と大人というまたもうひとつのアンバランスがある。これは今、この時期でなくては存在しえなかった種類の作品であり、ゆえにタイトルに「17」と付いているのはとても正しい。

オレが道重さゆみを認知してからまだ1年しか経っていなく、それ以前についてはあまり知らないのだが、どうやら末っ子的な甘えときわめて自然な媚態によるナルシストキャラが売りだったようであり、これがアンチを増殖させているひとつの原因であるようにも思える。繰り返されるメンバー・チェンジによって、道重さゆみも今やモーニング娘。で4番目の年長組である。ここにはおそらく人知れぬ葛藤があり、それがオレを魅きつけてやまない魅力のひとつにもなっている。

つんく♂Pが「モード」をテーマにしたと語る新曲「女に 幸あれ」のプロモーション画像では、髪にウェーヴをあて、服装も表情も大人っぽいものになっている。7月13日が誕生日である道重さゆみの17歳最後の作品として、この写真集は実にふさわしいものだといえる。

7月1日

先週、道重さゆみが進行を担当した回で、誕生日からその人の性格診断ができる「ユア・バースデー」なる本を持ってきていた。先週は高橋愛と田中れいなの誕生日をやっていたのだが、特に田中れいなのものは実によく当たっているように思えた。
今週は番組の初めのほうで道重さゆみの誕生日を取り上げた。判定は以下の通り。

「普段はおとなしく物静かですが、時には自分の愛するものを守るために激しい闘争心をむき出しにすることがあります。自分の平和を乱す者は徹底的に敵と感じる防衛本能を持っているのです。優しくて包容力があり、他人の気持ちを考えて行動できる人。個性を大切にするので、他の人に対して余計な口出しをするようなことはしません。そして、あなた自身自分なりのスタイルや生き方をとても大切にしています。反面、自分に対して不安を抱くことがあります。それはあなたの理想があまりにも高く、現実とのギャップに悩んでしまうからです。空想力が豊かなあなたはかなりのロマンチスト。いくつになっても空想の世界に遊ぶのを楽しんだりします。それは時には優れた作品を生み出すことになり、人々が忘れかけていた心の世界を世の中に伝えることもできるでしょう。反面、あまり現実を無視すると周囲の人との間にズレが生じてしまうことも。現実と夢のけじめをつけること、自分をコントロールすることを学ぶといいでしょう」

まるでよく知っている人が道重さゆみを想定して書いたかのような内容。同じ誕生日の人は単純に計算すると全人口の365分の1もいる訳で、その人たちが皆似たような傾向を持っているとはなかなか考えにくいのだが、これについては本当によく当たっているのではないだろうか

7月2日

明石家さんまの52歳の誕生日スペシャルとなったこの日の「ヤンタン」だが、番組冒頭では高橋愛、道重さゆみ、村上ショージが「ハッピー・バースデー」を合唱した。本来は誕生日前日の22時からの放送だったのだが、偶然にもプロ野球中継が長引いた為、本当に誕生日の放送となった。

スタッフからのプレゼントを高橋愛と道重さゆみが紹介する。
マネージャーなどからあらかじめ情報を聞いた上で、さんまが喜びそうな物をみんなよく考えて買っていたようだ。高橋愛はオシャレなビーチ・サンダルを贈っていた。また、村上ショージにもプレゼントを買ってきていて、番組は和やかな雰囲気になっていった。

そして、いよいよ道重さゆみの番である。さゆみんが用意したのは、自宅のコレクションからチョイスした大量のシール!これにはさんまも「いらんいらん。ちょっと待って、いらん!」とかなり迷惑そうにしながらも、大受けしていた。村上ショージが「うわー、さんまさんこれ大好きやで」などとと茶々を入れ、高橋愛は思わず「なに、これあげてまうんか!?」と方言丸出し状態。いちごちゃん、ハート、キティーちゃん...。

さんま「シンデレラ...?」
さゆみ「そこはお姫さまシリーズで合わせました」

道重さゆみはさらにさんま宛てお手紙も用意してきていたのだが、うさぎやケーキのイラスト入りのとてもかわいいものだったようだ。また、シールなどでデコレーションした手造りの箱もあり、さんまはこれには少し感激しているようだった。前夜に1人で頑張って作ったらしい。そして、箱の中に入っていたのは...これまたさゆみコレクションから厳選した食玩。一同、大いに盛り上がる。高橋愛は「これ集めてたやん。あげていいんか?」と、またしても方言。さんまはまたしても迷惑そう。

さんま「道重、すまん。返すわ」
さゆみ「お部屋に飾ってください」
さんま「もう勘弁して」

さんま「いいよ、この箱だけでええわ、さゆ。あの、オレこの箱が気に入った。さんまさんへと書いた。これは...こんなんお前集めてんねやろ。
そんな大事なもんはあかんあかん」
さゆみ「大丈夫ですよ。あの、ちょっと被ったのとかも入れてるんで、ちゃんと。だからお揃いですよ、さゆみと」
さんま「ええな...」

この会話で注目すべきなのは、いつの間にかさんまが道重さゆみを「さゆ」と呼んでいる点である。


http://uk.youtube.com/watch?v=1HZ6XjyT6Go

この後、さんまがお返しに何を贈るかという話になる。「道重はお前、何が欲しいねん」と問いかけるさんまに、さゆみの答は「お人形!」。スタジオ全体がどんどんさゆみんワールドに染まっていく。さんまは自分が持っている物で何とか済ませようと、色々な提案を持ちかけていく。

さんま「来年の全米オープンのマーカー、ゴルフの。いらんか?」
愛「ゴルフやんないです」
さゆみ「はい」
さんま「でも、飾っといたらええで。磁石のシールみたいになってるから、あれ...」
さゆみ「あ、でもシールなら欲しい!」

スタジオの外にいるスタッフまで笑っている。

明石家さんまはどうやら道重さゆみの自分大好きキャラに気付き、またそこに自分との共通点を見出しているようにも思える。さゆへのツッコミが実に楽しそうなのだ。

しばらくやっていなかった替え歌のコーナーも復活し、高橋愛と道重さゆみがキャンディーズの「年下の男の子」のメロディーで、明石家さんまに捧げる「52歳のお茶目さん」を歌った。道重さゆみの歌は音量が絞られていて、歌唱力を突かれることは今日のところはなかった。歌が苦手なのもさゆとさんまの共通点だな。

一部のヲタから非難を浴びている「リスナーを癒せません」のコーナーは、この日は無かった。

ラジオでこんなに笑ったのは本当に久しぶり。

7月10日

先週の明石家さんま誕生日スペシャルは、スタジオにある種の化学反応が起こったかのような実に面白い放送だっただけに、今週はかなり期待していた。しかし、結果は以下のようなものであった。

お笑い芸人と女性アイドルのラジオ番組においては、芸人がきわどいシモネタや恋愛の話をふり、これに対して照れたり嫌がったりするアイドルの反応を楽しむという公開セクハラ的な側面が昔からあり、道重さゆみのヤンタン出演に際し、オレが最も危惧していたのもここの部分であった。しかし、先週までの放送においては道重さゆみのキャラクターとトークがさんまのセクハラ攻勢を凌駕しており、それが笑いにもつながっているという理想的な状態になっていた。

今週は誕生日プレゼントにはシールがほしいと言う道重さゆみに対し、このくらいの年頃の女の子ならばもっと違ったものが欲しいはずだというような話をし、なぜかパンツの話になる。ここで道重さゆみはパンツがお姉ちゃんと共用であることを話す。いつもであれば面白エピソードとしてかなりおいしい部分なのだが、明石家さんまはこれに対して「絶対おかしい」と執拗に食いつく。

舞台の打ち上げのカラオケの話、サザンオールスターズやブルーハーツや湘南乃風の「巡恋歌」などを歌ったと話すも、高橋愛と道重さゆみは全く興味を示さない。どんな音楽を聴くのかと問われた道重さゆみは、自宅でもモーニング娘。、それ以外は聴かないし興味もないと発言。そのくらいの年頃ならばアヴリル・ラヴィーンなどの洋楽にも興味があるはず、というつっこみに対しては、これも名前くらいは知っているが興味はないと答える。モーニング娘。以前に聴いていた音楽もディズニーなどのアニメのCD。明石家さんまは「変わってる」「おかしい」「自閉症」などと道重さゆみを評する。

遠距離恋愛の話題が出た時には、地元でボーイフレンドや好きな人がいたはずだという話をふるものの、道重さゆみはきっぱりと否定して話が全く広がらない。

明石家さんまが繰り出すふりのほとんどがスルーされ、どんどん機嫌が悪くなっていくようだった。

道重さゆみには今後も安易な馴れ合いやくだらないものに対する無関心を貫いてほしい。そして、同調圧力が蔓延するクソッタレな不安社会、また悪趣味で露出狂的な性愛至上主義が精神的嘔吐を常に強要するようなメディア状況において、道重さゆみこそがオレが推すに足る存在に違いないということを再認識した。

7月12日

「アロハロ!」シリーズというと、ハワイでの水着や街のロケを中心としたイメージ的映像集という印象がある。今回のこのDVDは、1日目にあたる前半約17分が水着、残りは80分以上にわたるサバイバル・ゲームのような企画になっていて、合計すると約100分間のボリュームがある。

1日目の分は、水着になったメンバーがプールやビーチ、アトラクションなどではしゃぐシーンが続く。Amazonのレビューを見ると、純粋にこういったシーンばかりたくさん収録してほしかったという意見が比較的多いようだが、個人的はこれくらいで十分。アトラクションには絶叫系のものもあり、去年「ハロモニ」でやっていた「絶叫コマーシャル」を思い出した。

2日目は、くじ引きで決められた2人1組のチームに分かれて、見知らぬ場所からスタート地点へ帰ってくるというサバイバル・ゲームのような内容。地図と携帯電話とお金が渡され、それぞれよく分からない場所で車を降ろされる。撮影スタッフは同行しているものの、メンバーとは一切話しかけてはいけない。スタート地点であるベースに残っている藤本美貴に連絡を取り、ヒントをもらいながら自力で戻らなくてはならないのだ。

この企画に対しては、長すぎるとか1回見れば十分といった意見もあるが、個人的にはとても楽しめ、この作品をオレのニーズに合致したものにしている。

2人だけというのはかなり深いレベルでのコミュニケーションが必要とされ、また、長時間に渡り不安な状況に置かれることによって、各メンバーの素の表情であったりリアルなキャラクター性だったりが垣間見られる。

Aチームは亀井絵里と久住小春。やはり亀井絵里の天然ぶりと久住小春のいい意味でバカっぽいところがうまい具合に引き出されている。バス停からガイダンスの番号に電話をかけて、「バスカモーン!」と叫んだり、バスの待ち時間など時間があけばよく分からないダンスを踊りだしたりする久住小春が面白かった。

Bチームは田中れいなと道重さゆみ。このチームはダイヤモンド・ヘッドを登るという難関もあり、ゴールまで一番時間がかかった。田中れいなの福岡の方言につられ、普段は標準語の道重さゆみが終始方言になっている。「ハロモニ@」などではあまり絡みがないこの2人だが、元々が同い年で同期、出身が福岡と山口という具合に、かなり近い存在であった。バスの中で吸盤がついた方位磁針を窓にはりつけただけでお腹が痛くなるくらいに笑い転げたり、バス待ちや食事の時は2人が恋人同士に扮した寸劇を勝手に始めたりと、見所は多数。当初はは知らされていなかったダイヤモンド・ヘッド登頂を指示され、ふてくされモードに入る田中れいなをなんとか励まして一緒に登る道重さゆみ。途中で雨が降ったりもするが、頂上から見下ろす風景に感激する2人はかなり良い。帰りのタクシーで、疲れた道重さゆみはぐっすり眠ってしまう訳だが、この時の田中れいなの「すごい笑ったし。たぶんさゆだったけん笑えたっちゃよ、これ。バスの中とか超最高」というコメントがまた良い。

Cチームは吉澤ひとみと新垣里沙。吉澤ひとみの男前っぷりもいかんなく発揮されているのだが、気が利くしっかり者の後輩的な新垣里沙のキャラクターもかなり良い。特に新垣里沙が情報を集める為にまるで漫画のようにあちこち走り回っている一方で、吉澤ひとみが座りながら落ち着いて地図を確認している場面の対比はかなり面白かった。

Dチームは高橋愛と光井愛佳。行きの車では会話すら無い2人だが、光井愛佳が「今日いっぱいしゃべれるといいですね。高橋さんとあんまりしゃべったことないから」と言うのに対し、高橋愛も「昨日チームが決まったじゃない。その時になんかいい機会だなとは思った。今回の旅の目的は知ることにしますか」と答える。色々な体験を共有することによって、最後には距離がかなり縮まっていたように思う。

ベースで指示を出す藤本美貴についても、子犬をかわいがったり電話がかかってこなくて暇な時間にトランポリンで遊んだりと、かなり自然な表情を見ることができた。

全て見終わった後にメンバー全員のことが確実に以前よりも好きになっているという、とても良い企画だと思った。意見は色々あるようだが、オレにとっては実に満足のいく作品である

7月13日

さて、18歳である。おそらく道重さゆみの価値観はかわいいものに置かれており、それは大人になることや成長することと相容れない部分が多いと思う。しかし、毎日は知らぬ間に季節をめくり、娘。内でのポジションを含め、状況は変わってくる。ここにおそらく葛藤があると思うのだが、最近の道重さゆみには、何かひとつ吹っ切れたような印象も受ける。これからに期待しながら見守っていきたいと思う。

7月16日

オープニングでは道重さゆみの誕生日を祝って明石家さんまがシールをプレゼントして大いに盛り上がる。しかし、実はファンから頼まれたものを自分で買ったと嘘をついて渡しただけ。この真相を分かっていながら追究したりはぐらかしたり、村上ショージ、高橋愛を交えてのお約束的なトークはなかなか面白かった。誕生日は自宅で家族と亀井絵里を招いて祝ったということだったが、とにかくケーキが早く食べたくてローソクを消したりというセレモニーは行わなかったという話には、明石家さんまが必要以上に批判的だった。村上ショージは本当に自分で買ってきたシールをプレゼントしていた。

飯田佳織の妊娠結婚発表を受け、明石家さんまがハロプロはタレントに避妊法を教えるべきと発言。高橋愛に、後で絵を描いて教えてやると言い、道重さゆみも「さゆみにも教えてください」と食いついていたが、まだ必要がないというニュアンスで軽くあしらわれていた。その後、「道重はまだデカいパンツを履いてるんやろ」などと言われ、なぜか高橋愛が猛烈に否定していたが、当人である道重さゆみは終始この状況自体を笑っているようだった。

また、8月2日に「大阪キング」なるイベントだか番組だかに道重さゆみが光井愛佳と2人で出演するようなのだが、それに際して村上ショージの得意ギャグだという「そうやで~。○○やで~」というのを伝授されていた。

高橋愛と道重さゆみがリスナーから送られた意味深でいやらしい台詞を言わされ、その演技について明石家さんまが苦言を呈するという毎度のパターンがヲタに不評きわまりない「リスナーを癒せません」というコーナーが、今回もあった。1つ目のネタは、いつも通りかわいらしく読んだ訳だが、「そんなかわいく読んだらあかんねん」と明石家さんまからいつも通りのダメ出し。更に「淋しい時はお母さんと寝てるとか腹立つ」「18歳で遅過ぎるやろ」「生き方に気合が入ってない」などと言われるが、「そうで~す」と軽くいなす。2つ目のネタには、明石家さんまがOKを出したが、これに対しては「やったね!」。村上ショージが「完全に遊ばれてます」と言っていたが、アイドルにいやらしいことを無理矢理言わせて恥ずかしがったり嫌がったりするのを楽しむというコンセプトそのものを嘲笑うかのような道重さゆみのこの態度は実に痛快であった。これはかつてマッチョ的でダサいロック的価値観を軟弱で女々しいニュー・ウェーヴが覆していく時に感じた快感にひじょうに近い。これはいいな

7月19日

道重さゆみの顔と名前が一致してからわずか1年余り、ファンであることを確信してからまだ5ヶ月しか経っていない。過去の情報については少しずつ学習しているのだが、つんく♂が見た道重さゆみの第1印象で、「この子自体が作品やな」というのがある。この発言がどのような状況で発せられたのかは不明だが、オレが道重さゆみに対して抱いている感情に実に近いと言える。他には「ある意味おれの師匠やな」「マイクに向かう姿勢ようするに目線というか眼差しというか彼女が向いている方向というのがすごい力強いものを感じた」「今後どういうふうになるにしてもまだものすごい未知数を持ってるが本人自体は塊ものすごい強いものがある」というのもある。

要するになぜオレがこのタイミングでよりによって10年以上ぶりに特定アイドルのラジオを毎週欠かさず聴いたり写真集やDVDなどを買ったりしているか、ということである。オレにとって道重さゆみとはパンクでありロックでありポップ。理想と立場との葛藤はオレにとって実にリアルなテーマである。かなり昔に起こったある少女歌手の哀しい死へのトラウマから、メディアの向こう側の対象に萌えとか癒しとかを求める回路は完全に切断されたはずなのに、なぜにいまさらこんなことをやっているのかがよく分からなかった。しかし、つまりはそういうことなのだろう

7月20日

まぁ当たり前なんだが、73分間ずっと道重さゆみだけが映っているという素晴らしいDVD作品であった。グァムを舞台に買い物したり水族館へ行ったり食事したり橋の上を歩きながら無伴奏で「歩いてる」を歌ったり逆バンジーなるアトラクションに挑戦しようとするものの途中で断念したりビーチではしゃいだりといったシーンの数々がたっぷり収録されている。

終盤で夜の砂浜で焚き火に照らされながらインタビューに答えるシーンがある。ここでは、いつも自分がかわいいなどと言っているが、実は自信が無い時も多く、そう言い続けることによってかわいい自分をつくっていきたいのかもしれないと話していた。他のメンバーと比べたり比べられたりして自信を無くしたりネガティブになったりすることも多いが、そういう時は自分は自分なんだと言い聞かせ、またファンがそんな自分をちゃんと見てくれていることを実感することによって、また自信が湧いてくるということも話していた。

このシリーズのDVDは他のメンバーがオーディオコメンタリーを担当していることが多いのだが、この作品では道重さゆみ本人が1人でやっている。メニュー画面で「道重さゆみひとりでおしゃべり」をONに設定すると、コメントを聞きながら映像を見ることができる。これがまた映像の中の自分を客観視していてなかなか面白い。言い間違いを正したり衝動買いしそうになるのを注意したり話しかけてみたりと、ここでも独特の言語感覚を堪能することができる。ビーチの場面などでもオーディオコメンタリーで「さゆみの家族はキャンプだらけでしたね」と道重家話や姉重エピソードに突入というお得な内容だ。

最後の方ではロケから抜粋されたシーンがスローモーションで流れるのを見ながら、この作品が出せることへの感謝やしあわせについても話している。「別れたくない。なんか切ない。いいね、なんか。ほんとたくさん思い出がつまってるよね。すごいね、なんかほんとにありがたい。ほんとスローモーションにされると切ない。悲しくなっちゃうよ。いいね。(BGMに)「歩いてる」かけてくれてるのもすごいほんと嬉しい。ありがとうございます。なんかすごいみんなに会いたくなってきちゃった。メンバーに会いたい、いま。みんな大好きだから、ほんとに」などと最高すぎる。ロケ映像の後には写真集撮影のメイキング的な映像が収録されているが、これがまたとても良い内容だ。

素の表情や撮影風景などビジュアル面の充実、本音を語ったインタビュー、パーソナリティーや言語感覚を楽しむことができるコメンタリーと、ファンにとって至れり尽くせりの実に
良心的な作品だと思った。

7月24日

冒頭、フジテレビの「27時間テレビ」で中居正広とやっている「ラブメイト10」という企画に明石家さんまが吉澤ひとみを選んだという話題からスタート。道重は選ばれていないのかという村上ショージの突っ込みに対し、さんまは道重はまだ18歳で若すぎるしオレのラブメイトというのはおかしい、恋愛感情なんか沸かないだろうという発言に、道重さゆみは年齢は関係ない、52歳の明石家さんまや村上ショージもじゅうぶん恋愛対象に入るという旨の発言をする。タイプは王子様という発言に対し、こんなオッサンの王子様はおらんやろ、と反応するさんま。しかし、さゆみにとって王子様とはやさしかったりというイメージであり、好きになったらその人が王子様という発言。お前は芸能界で生き残れる、そういう才能を持っているやつは出世すると、52歳の2人から大絶賛という流れに。これで気分をよくしたのか、番組全体は終始和やかなムードで進行した。

この後、浜崎あゆみが長瀬智也と破局したのは自分が原因だという明石家さんまの妄想トークが炸裂するが、これに対してツッコミを入れる村上ショージとのやり取りが実に面白かった。

また、歴史上のえらいお坊さんである道重上人と道重さゆみが遠い親戚にあたるかもしれないという話題では、それぞれの姓の世帯数ランキングに話が及び、ここでも明石家さんまが本名の杉本姓は昔はもっと多かった、この何十年でたくさん亡くなりはった、と滅茶苦茶なことを言っていて、それに対する3人の反応が面白かった。

7月26日

歌やダンスに自信が無く、持ち味であった末っ子的なかわいいキャラも後輩に奪われたようなかたちになっていた道重さゆみには、おそらく物凄い葛藤があったのではないかと思う。ラブハロDVDで語っていたように、他のメンバーと比べたり比べられたりして自信を無くしたりネガティブになったりしたことも多かっただろう。しかし、自分は自分なんだと言い聞かせ、そんな自分をちゃんと見てくれているファンがいると実感することで乗り越えてきた。道重さゆみの葛藤はおそらくまだ続いていると思うが、最近の何か吹っ切れたような立ち振る舞いや言動は、見ていて聞いていてとても嬉しくなってしまう。「1人じゃないから」「みんながいるから」「切に平和願って」という気恥ずかしいくらいにベタな歌詞が多い「歩いてる」という曲が大好きなさゆみん。こういうたかだか18歳のアイドル歌手に本気で感情移入しているというのは確かにどうかしているのだが、オレにとっては実にリアルな存在なのである。

次回に続く

ラブハロ!ヤンタン前夜に思っていたこと

前回から続く

この自分探しブログをスタートするにあたり、オレがどのような過程を経てここにたどり着いたのかを振り返っている訳だが、続いては5月後半あたりのオレのmixi日記から。これはちょうど藤本美貴のスキャンダルが出た頃だ。

5月24日

明日発売のフライデーに今度はモーニング娘。リーダー、藤本美貴のスキャンダルが出ます。漫才コンビ、品川庄司の庄司智春の部屋に連泊とのことです。辻希美スキャンダルのさなか、藤本美貴が男の部屋に通っているとのSTK情報は出回っていましたが、これのことだったのですかね。しかも藤本美貴と松浦亜弥によるユニットGAMのアルバム発売週に出ちゃうとか...。

ここまでくるともうこれはヲタ切り離してライトファン層を取り込み、一般人気回復を目論んだ事務所の戦略ではないかとすら疑ってしまうな。すでに匿名掲示板では祭が起きていますが、ここのところの立て続けのスキャンダルのせいか、カート・ヴォネガット的な平熱感で進行していますね。そういうものだ、やれやれ。

まぁ、ペシミズムの極北にこそリアルな希望というものはあるもので、勝ち馬に乗っているだけの単純バカに較べ、実に濃厚な苦悩と葛藤を生きられるというのは、今のハロヲタの
醍醐味なのではないかね...とかなんとか。

5月25日

ハロプロになにが起ころうとも、オレのさゆ愛は揺るぎないな、ということを再認識した放送であった。

5月26日

もういっそのことセールス、人気大幅ダウンは覚悟で、いま一度コンセプトをはっきりさせて、再スタートを切ってはどうかと思う。今のままではどう転んでも中途半端。良い方向の展開が全く想像できない。規模縮小でいいから、1からやり直す感じで。歌は高橋愛、田中れいな、新垣里沙を中心にすれば全然イケる。今ならばまだついてくるヲタもいるだろう。ヲタと一緒にこの苦難を乗り越えていく覚悟を決めるくらいでないと、もう未来は無いね

今週は久々に「こんうさピー」の音源を4回も聴いたよ。

6月8日

「ラブハロ」写真集の表紙が公開されました。これが白ビキニさゆで、かなりヤバい。前作「憧憬」で勇気を出して十数年振りにアイドル写真集を買ったのだが、正直これを書店のレジに持って行く自信がありません。通販はまさかの嫁バレが怖いしな。さゆ推しカミングアウトは済ませているのだが、ここまで愛しているのはバレていない。客観的に見て、ある意味AVより性質が悪いと思うんだよな。そういう自覚は、一応ある。でも好きな者は好きだからしょうがない。悩ましい問題である。

はい、それで大阪のMBSラジオでやっている明石家さんまの「ヤングタウン」には藤本美貴と高橋愛が出演していたのだが、藤本美貴降板に伴い、道重さゆみがレギュラー決定!!イェイ!。ラジオのレギュラーが2本になった。もう、自分のことのように嬉しいよ。

次回に続く

さゆみんがだんだん好きになった頃

前回から続く

3月2日の日記を読み返すと、この日、ついにCBCラジオ「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」を初めて聴いている。当時はネットを通して聴く方法を知らない為、ラジオで遠距離受信を試みているようなのだが、当然大して聴こえない。しかも、この日の放送では道重さゆみが喉を痛めていて、かなり苦しそうな状態だったようなのだ。以下、当日のmixi日記より。

3月2日

ちなみに今、ラジオのダイヤルを1053kHzに合わせているのだが、雑音に混じってかすかに聴こえるな、CBCラジオ。アンテナを手で押さえると感度が少しアップする。「こんばんピンク!」とか言っているな。マーボー丼を食べた話をしているようだ。内容を書き起こしているファンサイトなどもあるのだが、やはり肉声で聴かないとな。予想を裏切らない魅力的なトークである。今週は℃ーuteの「桜チラリ」でお別れか。「来週もあなたのハートにうさちゃんピース!」とのことである。素晴らしい。時報の前のスジャータのジングルって、これ今もやってたんだな。オレが小学生の頃からやっているような気がする。AMラジオを聴くのは、本当に久しぶりである。

3月3日

名古屋のラジオこと「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」を、昨日雑音混じりで初めて聴いたのだが、今日はファンサイトで過去の書き起こしを少し読んだ。ところで昨日の放送は実は声がかなりヤバかったらしい。雑音でそこまでは聴き取れなかったのだが、実に健気である。さゆ愛は深まる一方なのだが、気が付いたらmixiのコミュニティ一覧がさゆだらけになっていた。なんか嬉しい。

3月5日

楽しみにしていたハロモニのビデオを見た。先週の予告で、今回はさゆスペシャルになりそうな予感はしていたのだが、予感は的中。木曜日の「おはスタ」を見逃した為、1週間ぶりの最新さゆ映像に感激。先週の予告に続き、オープニング、CM前と、さゆの跳び箱映像が放送される。

番組前半の「ワールドプッチゲーム」には、バナナマンが出演。ハロメンとの絡み加減など、実に好感が持てた。石川先生も言っていたが、ゲームのほうも、いつにもまして一体感があったように思える。さゆのアップが多いのも良かった。

今回のメインである苦手克服企画だが、いきなり教室のセットで制服姿が最高。最後列というのも、さゆらしくて良い。ここで、卒業式にかけて、メンバーがあらかじめアンケートに記入していた苦手なことを卒業する、というのがコーナーの趣旨。克服する必要が無いと思われるものは、中澤裕子校長が却下するのだが、藤本美貴の「人(特に小さい子供)」というのは笑った。人が苦手なアイドルって...。

ここで、道重さゆみの運動音痴がピックアップ。「とにかく運動全般が苦手なんですよ。逆上がりも跳び箱もかけっこも...」。「かけっこ」って、年幾つなんだよ。で、スポーツインストラクターみたいな人が登場して、「絶対できるようになります」と宣言。これに対してさゆは、「その言葉、後悔しないでくださいね」。克服してもらうのに、なぜか上からの発言。逆上がりをするにあたって、「ハツがドキドキしてきた」。ハツ...?で、この出来なさぶりがまた凄まじい。ある意味、芸術。レッスンを受けるのだが、更に悪化するというおいしい結末。

続いては跳び箱。これもオレのつたない文章力では表現できないほどのダメっ子ぶり。練習によってかなり上達したのだが、結局最後も惜しいところで跳べなかった。しかし、努力が認められて、見事合格。周囲のメンバーも「さゆ、頑張れ」と応援していたのだが、最後のコメントが「(上達したことよりも)みんなのフォローが嬉しい」。いい子だ。

その後、久住小春と田中れいなのお化け屋敷克服があり、これもなかなかいい画が見れたのだが、今日のオレの最大の萌えポイントはこの後にあった。

新垣里沙と辻希美が記憶力が悪いことの克服に挑むのだが、内容は数種類の料理と番号を記憶し、それらの場所を入れ替えた上で、飲食店の客役の他のメンバーが番号で注文。店員役の新垣・辻が正しい料理を給仕できるか、というもの。さゆは、新垣里沙のときはピザ、辻希美のときはスパゲティを注文した。そして、これはモ娘(狼)の書き込みを見て、後でもう一度ビデオを見直して確認したのだが、料理を給仕されたことに対して、さゆだけが「ありがとうございます」とちゃんと言っていた。こういうところが、本当に大好き。なんだろうな、オレのこのよく分からない萌え基準。

なんか色々と鬱屈していたものが、さゆを見ているとどうでもよくなる。これはなんなのだろう、などと柄にも無く考えてみた。

オレが色々な物事に対して持っている価値基準のバランスに、さゆがとっても近いっていうことなんだろうな。だから、さゆを見ると癒されるのだろう。

確かちょっと前までのオレは、「オトコってヤツは癒されたらオシマイ」とか言っていた気がする。でも、確かにさゆに期待している効果というのは、紛れもなく癒しだよな。こんなことでいいのか、と思う反面、まあいいんだろうな、という気もするし、なんだかよく分からない。とにかくオレは大切なものや人たちを守る為に、オレの戦いを戦っていくってことですよ。

さて、明日も戦場へ行く気分で...おやさゆみん。


註)ちなみに、「戦場に行く気分で」は、「ザ・テレビジョン」のインタビューに対して、道重さゆみがハロモニの「毎度ありぃ」コーナー収録に臨む際の気合を示して、語られたコメントである。

註2)昨日の日記の「明日何を食べるか真剣に悩む」も、道重さゆみが「ポケットモーニング娘。」の「アーティストQ&A」において、「朝起きて一番にすることは何?」の質問に対しての回答、「朝ごはん何食べようか真剣に悩む」にオマージュを捧げたものである。

3月6日

日記を毎日書きはじめたのは、「ポケットモーニング娘。」内の「アーティストQ&A」において、道重さゆみが「毎日欠かさずやっていることは?」の質問に対し、「日記をつける♪あとから読んでその時の事をすごくくわしく思い出せるので日記はオススメです♪」と答えていたからである

3月9日

この間に23時30分が近づいてきたので、とても切ない気分でラジオを1053kHzにチューニング。そう、「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」、公式略称「今うさピー」の時間である。名古屋のローカル局の放送である為、受信状況がひじょうに悪い。先週初めて頑張って聴いたのだが、喉の調子が悪くて声が枯れていたことすら分からなかったくらいだった。ちょっと前にラジオを付けて、色々向きを変えたりしていたら、よく聴こえるポイントが見付かった。更に携帯電話やiPodをラジオのそばから離すと、受信状態が少し良くなったような気がする。なにやら経済の難しそうな番組をやっている。

そして、「今うさピー」スタート!間違いなく先週よりもよく聴こえている。声の具合も良くなったようだ。声・話し方・トークの内容、どれをとってもかわい過ぎる。改めて道重さゆみのことが大好きになった。あと、先週の放送では聴き取れなかったのだが、道重さゆみが「おやさゆみん」というのを、初めて聴いた。ヤバい。どうやら本当に引き返せないところまで来てしまったようである。

3月12日

アフレコ講座では、さゆみんは吉澤ひとみ、岡田唯とのチームで「あらいぐまラスカル」に挑戦。さゆみんの配役はラスカルだったのだが、これがまた声優の概念を超越したシュールリアリスティックかつヤバい代物。スタッフは絶対に確信犯であろう。また、コントのコーナーでは着物姿での登場。これがまた激キャワで、相当にヤバかった。

3月13日

道重さゆみについてだが、振り返ると今から1ヶ月ほど前までは娘。の中であえて選ぶとすれば、くらいの好き具合だったのだが、ここ最近で急速にヲタ化が進んだ為に、最新写真集の「憧憬」はまだ購入していなかった。海外の違法アップロードサイトで全ページ見ていたし、付録のメイキングDVDもYou Tubeで見てはいたのだが。先週、仕事場近くの文教堂書店に実物を確認にいったのだが、ハロプロ系写真集は何冊かあったものの、「憧憬」は在庫していなかった。なぜか数年前に出た1st写真集と石川梨華といっしょのやつはあったのだが。とにかく実物を手にとってみたいと思い、紀伊国屋書店へ。普段、アイドル写真集を買うという習慣が全く無い為に、まずはどの売場にあるのかを探り当てるまでにひと苦労。やっと見つけたのだが、女性店員が居並ぶレジのすぐ近くというなかなか手ごわいポジションであった。亀井絵里や田中れいなの最近出たものをはじめ、過去のものまでけっこう在庫されている。がしかし、「憧憬」は無かった。ここにも1st写真集は在庫されていたのだが。こんなに大きな書店に1冊も置いていないなんて、なんだかとても切ない気分になってしまった。

そして、ルミネのブックファーストへ。写真集の在庫自体は紀伊国屋書店に較べると圧倒的に少ないのだが、「憧憬」は置いていたのだ!棚から抜き取り、オンラインで何度も見ていた表紙のさゆみんと目が合った瞬間、これは絶対に買わなくてはダメだと思った。ところでこの店は、元が青山ブックセンターということもあり、なんとなくちょっとオシャレな雰囲気を漂わせている。スターバックスや小洒落た輸入雑貨屋みたいな店も同フロアにあり、客層はOL比率高が高い。しかし、ここで負ける訳にはいかない。無難と思われる裏表紙側を確認すると、これがなんと黒ビキニ写真で、緊張のボルテージは高まるばかり。しかしなんとか勇気を持って列に並び、会計完了。実に大きな達成感があった。

家の人が夕食を用意してくれていたのだが、ここで空腹が急に襲ってきた。我慢できないこともなかったのだが、道重さゆみのラジオで聞いた亀井絵里との大食いエピソードのこともあったので、新宿駅構内のカレー屋でごろごろ温野菜カレーを食べた。帰宅途中に寄ったコンビニで、暴君ハバネロとカラムーチョを買う。帰宅後、用意されていた夕食もしっかり完食。これからは食べ物への興味をもっと持つことと、辛いものに詳しくなることが目標である。きっかけは昨日の日記に書いた通り。

そのラジオ番組「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」だが、こういうアイドルのラジオっていうのは、対象が中高生だと思っていた。いくらそれ以外のリスナーが多いとしても、表向きはそういった体裁を装って制作されるものと思っていたのだが、番組公式ホームページのさゆみんのコメントを見ると、「みなさんお仕事などでつかれてたらさゆみのラジオでいやされて下さいねー笑」なんて言ってくれちゃっている。確信犯なんだろうな。また、このホームページで画像が公開されているさゆみん愛用の定期入れが、とてもかわいくて切ない。

3月18日

CBCラジオ「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」の過去放送された全音源を入手することが出来た。早速iPodに転送し、マラソンリスニング中。全24回中6回目の途中まで聴いた。

3月19日

さて、今日も相変わらず移動中に「今夜もうさちゃんピース」の音源を聴いていたのだが、やっと10回目の途中まで聴くことができた。この番組での発言については、掲示板やファンサイトなどである程度知ってはいたのだが、実際に聴いてみると改めて凄い。詳しくは今後小出しにしていくとして、本当にここまでオレの妄想を具現化してくれる女の子が実在しているという事実に驚かされる。声や話すスピード、まだ未完成な語彙の選び方など、どれをとっても最高である。

オレにとって可愛いということはあらゆる価値に優先する訳だが、それ以外における努力と言うのは、自らの可愛さの不足を補完する為の行為に他ならない。ところで、可愛いとはどういうことかというと、「深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちである」「愛らしい魅力をもっている」「幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい」「殊勝なところがあって、愛すべきである」「かわいそうだ。いたわしい。ふびんだ」などの意味がある(三省堂「大辞林 第二版」より)。道重さゆみについては、歌や踊りがヘタだとか何も出来ないといった批評があるが、これらはオレにしてみれば、可愛いという概念を具現化していることに他ならない。そして、その所作や言動よってオレたちの美意識に強く鮮烈に訴えてくる道重さゆみは、まさしく可愛いことにおいての天才なのではないかと思うのだ。さゆヲタは変態紳士などと言われているようだが、別に悪い気はしないのである。

4月24日

さゆのラジオ「こんうさピー」は過去の全ての放送を最低1回は聴いているのだが、現在はこれをプレイリストにしてシャッフルで聴くという新しい楽しみ方を編み出した。内容はほとんど覚えているはずなのに、全く飽きることがない。話している声や笑い声を聞いたり、言葉の選び方や話の内容に感じ入ったりしているだけで、至福の時間が流れていく。このコは本当に奇蹟ですね。

5月12日

歌も踊りも苦手で、すぐにいっぱいいっぱいになってしまうのが道重さゆみである。オレも誤解していたナルシストキャラは自信の無さの裏返しであった。しかし、自分の価値観をしっかりと持ち、その上でメンバーから愛される潤滑油的な存在でもあり、組織にはやはりこういう人は必要であろう。寝ることと食べることが大好きという実に真っ当な欲望を持っていながら、与えられた課題には一生懸命に取り組む。その姿は不器用ではあるが、それだけにとても感動的である。こんなところに、オレがこれほどまで道重さゆみに魅かれる理由があるような気がする。

次回に続く

さゆのことが気になりはじめた頃

前回からつづく

2月17日のmixiの日記において、オレははじめて道重さゆみのラジオのネタについてふれている。しかしこれはモ娘(狼)で読んだものであり、実際にはその番組は1度も聴いていない。しかし、これはオレが本格的に道重さゆみを好きになるきっかけとなった決定的瞬間であることには間違いない。では、そのmixiの日記である。

道重さゆみは名古屋のラジオ局で「今夜もうさちゃんピース!」という番組をやっているのだが、東京では残念ながら聞くことができない。モ娘(狼)などで情報を集めているのだが、先日は、小学生の頃に芋虫を拾って机の中で飼っていたというエピソードを話していたそうだ。また、今週の放送では、当時のあだ名が「みちし原人」であり、それがすごくいやだったという発言があったようだ。今日の道重さゆみの自己愛のルーツを探る上で、実に興味深い。ちなみに、この番組のホームページで、道重さゆみが気に入っているうさぎの形をした髪留めの画像を公開していたのだが、初めてこれを見たときに、なんだかとても切ない気持ちになった。あれはいったいなんだったんだろう。

この日記では芋虫と書いているのだが、これはオレの勘違いであり、実際には道重さゆみが小学生時代に机の引き出しで飼っていたのはダンゴムシである。なぜこれを訂正していないかというと、マイミクさんから芋虫という言葉が入ったコメントをいただいた為である。この髪飾りはほんとうにかわいくてぜひリンクを貼りたかったのだが、残念ながらCBCの公式ページからは削除されているのだ。「笑顔YESヌード」の時に道重さゆみが推しメンなどと書いていたのは、おそらくこの髪飾りの画像を見ていたからかもしれない。それは、小学生の頃に女子に対して抱いたようななにか立ち入れないような甘く切ない感情を呼び覚ましてくれるようなものであった。

この後、2月21日の日記では会社の人たちと行ったカラオケでモー娘。の曲を歌ったというような書き込みがある。そして、25日の日記では「ハロー!モーニング」のことを書いている。

テレビはあまり見ないオレだが、唯一毎週欠かさず見ているのが、テレビ東京で毎週日曜日にやっている「ハロー!モーニング。」である。この番組の素晴らしいところは、道重さゆみがたくさん見られるということに尽きる訳だが、今日放送分において、第8期メンバーの光井愛佳加入に際して、良い先輩度チェックといった趣旨のコーナーがあった。まず吉澤ひとみと辻希美によって捕獲されたメンバーが、小部屋に閉じ込められて、その中で与えられる試練への対応の如何によって、良い先輩度が測られるという、心理学を駆使した企画である。

まずは、敵と闘うヒーローのコスチュームとして、4種類の中から好きな色のマントを選ぶ。最初の被験者である高橋愛は、オレと同じ赤を選択した。これは、後輩に対して情熱的に自分を表現するのは良いのだが、その分弱点もさらけ出してしまうということで、7点。ちなみに青は4点で、黒は1点であった。最高得点は白で、素直な自分を表現するので、受け入れられやすいとのこと。道重さゆみは、白を選んだ。いいなぁ。

続いて、いかにもヤバそうな箱のフタを開けろという指令がくる。当然ビビる訳だが、中に入っているのはおいしそうな苺パフェ。これのどこから食べるかによって、判定が下される。高橋愛は、苺から食べたが、これは自分を中心に考えていて後輩に対する優しさが足りないらしい。道重さゆみは、オレと同じくクリームを選んだのだが、これは9点で最高得点であった。得点が高いこともさることながら、さゆとの共通点が持てたことが嬉しかった。

最後は、突然警報が鳴り響き、お化けの覆面をした敵が浸入してくるのだが、これに対してどう対処するかが問題。高橋愛はハリセンで応戦したが、これは4点だった。道重さゆみはかなりビビっていたが、ボールを投げつけて応戦。これは遠くからの攻撃で頭がいいということで7点。ちなみにオレは素手を選択したのだが、これは体を張っているということで9点の最高得点であった。

総合で高橋愛は27点満点中15点で、「ただの年上」。一方の道重さゆみはというと、25点の高得点で「良い先輩」。やるじゃん、さゆ。で、オレも同じく25点だった。メチャクチャ嬉しいんだが。これは、出演していた心理学の教授のような人が考案したものなので、たぶん間違いない。うん。

それにしても、敵が現れたときに、食べかけていたパフェを死守しようとしていた道重さゆみの姿に深く感じ入った。そして、このテストが終わってからも「これ全部食べていいんですか?」といって、パフェを完食しようとしていた。名古屋のラジオ情報によると、最近太ってきていることを気にしているようだが、でも食べるのはやめないらしい。いいなぁ。

次週の苦手克服企画の予告では、逆上がりができなかったり跳び箱が跳べなかったりする道重さゆみの姿が映された。これを見ている瞬間のオレの萌え度数が相当なものだったことは、言うまでもない。これは必見、というか保存版である。

どうやら道重さゆみを推す方向性がオレの中ではっきり固まり始めてきたようである。この辺りから日記の中に道重さゆみに関連した記述がどんどん増えてくる。

2月26日

道重さゆみは、小学生時代に男子から「みちし原人」なるあだ名をつけられ、それが凄くイヤだったそうだ。また、昨日の「ハロー!モーニング」の予告において、運動能力がきわめて低いことも実証されている。小学生時代は暗い性格だったことも、色んなところで語っている。毎日鏡を見ながら「可愛い」「可愛い」と言っていたら本当に可愛くなったらしい。書店のビジネス書コーナーに置いてある自己啓発書に書いてあるようなことを、さゆみんはすでにやっちゃっていたということ。よく聴く音楽は、お姫様の歌などがたくさん入ったアニメのCDらしい。コンセプトが明確で、行動に迷いが無い。素晴らしい。ぜひ見習いたいものである。

2月28日

とにかくケータイのアラームで無理矢理起きることが苦痛ではなくなったのが、意外と大きい。

なぜなのかと考えるに、やはりアラーム音を「ポケットモーニング娘。」からダウンロードした道重さゆみの着ボイス、「朝ですよ~」と「時間ですよ~」に変えたことが原因であろう。待受画面も、晴れ着姿のさゆみん画像を設定している為、もはやアラームで起こされるのが楽しみ、といった状況である。

まったくもってオレって奴はバカだなぁ、と実に嬉しく思う昨今である。

同じく2月28日の2本目は「憧憬」というタイトルである。この時点では道重さゆみの写真集「憧憬」はまだ買っていないのだが。

この日記のタイトルは、只今絶賛発売中の道重さゆみの最新写真集と同じな訳である。近頃のオレの道重さゆみに対するヒート・アップぶりを分析するに、もちろんさゆみん本人に対する思い入れという部分が大きい訳だが、いわゆるモーヲタといわれる人たちに対する憧れがあることも間違いない。

やはり世間からくだらないだの終わってるだの言われようが、自分が感じるリアルに対してのピュアな思いというものを尊く思うのだ。

モーニング娘。は今年で結成10周年。確かYahoo!Japanが去年で10周年だったはずなので、モーニング娘。の歩みは、わが国におけるインターネットの発展と時期的にはしっかり被っている。かつてのアイドル・ファンの活動といえば現場での追っかけ活動やレコードや写真集、グッズといった物の購入、ファンレターを書いたりミニコミを発行したりというのがあった訳だが、インターネットを通じてのファンサイト運営や掲示板での意見交換という可能性が生まれたことで、これはよりコアでマニアックなものになったと言える。

現在のモーヲタといわれる人たちの主な年齢層は、20代中盤から30代前半くらいであろうか。モーニング娘。が名実共に国民的アイドルだった頃から追いかけている人たちがほとんどだと推測するのだが、当時と比較しての人気凋落が叫ばれる現在もヲタを続けている人たちというのは、やはりそれなりにコアでマニアックなのではないだろうか。

モ娘(狼)というスレッドを見ると、推しメン同士のヲタ論争や顔文字やAAを駆使したネタスレッドなど、実に高度なものが多い。また、自分たちにとってはリアルであるが、世間一般にとってはイケていないものについて語っているという認識が大抵の場合は根底にある為、この辺りの加減も実に良い。

モーニング娘。が国民的アイドルであった頃、オレは正直全く興味が無かった。周囲の同世代の連中までもが、軽いノリで支持したりしていたのが気に入らなかったし、あからさまに子供受けを狙ったものや、楽曲についてもコンセプトが甘いと感じられるものが多かった。

オレが中学生や高校生の頃、アメリカン・ヒットパレードを皮切りに、英国のニュー・ウェイヴやパンク・ロックなど、洋楽を好んで聴いていた。しかし、それと同時に当時音楽シーンの優秀な人材が多数制作に参加していた、日本のアイドル・ポップスも愛好していた。しかし、周囲の音楽ファンからアイドル・ポップスはバカにされていた。バカにされながらも、オレたちにとってのリアルを信じ続けた。

仕事場は、常にヒットチャートものの有線放送が流れているような環境である為、モーニング娘。はもちろん、オリコン上位に入っているような楽曲はほとんど耳にしている。しかし、それらのほとんどに対し、全くリアルを感じることが出来ず、英国のインディー・ギター・バンドなどを聴いていた。「真夏の光線」などはひじょうに優れたポップスだと思ったが、それほど思い入れを強くするほどではなかった。一時期は2時間の有線放送の番組中、ハロプロ関連の楽曲が5曲も6曲もかかっていたことがあったが、思い入れは全く無かった。

2003年から2年間くらい、わりと自由にやれる現場に配属された為、有線放送を切り、リバティーンズやフランツ・フェルディナンドなど、好き勝手なものをかけながら仕事をしていた。よって、この時期の日本のヒットチャートものはほとんど聴いていない。ゆえに、モーニング娘。の人気が凋落していたことも意識していなかったし、6期メンバーのことなんて全く知らなかった。

歌舞伎町や秋葉原のDVDショップを見に行った際に、モーニング娘。の楽曲はよくかかっていて、どんどんコアでマニアックなものになっているな、というのは薄々感じていた。そして、どういうきっかけかは全く覚えていないのだが、モ(狼)のスレッドをたまに見るようになった。「紺野あさ美」とか「田中れいな」といった固有名詞を見てもなんのイメージも湧かないまま、そこで繰り広げられているカオス的世界を楽しんだ。そして、去年の春くらいにたまたま「ハロー!モーニング」を観て、亀井絵里がなんか引っかかってしまったのだ。

なんとなく毎週予約録画して観るようになったある日の放送で、亀井絵里と新垣里沙が心理ゲームをやらされるという企画があった。亀井絵里が親友である道重さゆみに対して、どのようなスタンスで接しているかを分析するゲームで、結果は「都合よく利用しているだけ」といった内容だったと思う。この結果を聞いて、道重さゆみは涙目になっていたのだ。思えばこの時が道重さゆみの顔と名前が初めて一致した瞬間であった。そう、まだ1年も経っていないのである。

こんなオレがヲタなんて自称するのは、実におこがましい。ずっと真面目に応援してきた筋金入りのモーヲタの方々に対して失礼というものである。今のオレに出来ることといえば、在宅系ヲタ見習いとしてきちんとおカネを使うものには使うことと、ちゃんとしたことをしながら、世界とモーヲタの戦いにおいては常にモーヲタの側に付くことくらいであろうか。

最近、いくつかの道重さゆみのファンサイトを巡回しているのだが、その内容についても共感することしきりなのだが、なんといっても対象に対してのピュアな思いの発露が眩しすぎる。世間がなんと言おうが、オレにとってこんなに大事なことはそうは無いよ。

本日は期末の締めゆえに、これからまた仕事場へ行く。昨日は明け方に「わ~MERRYピンXmas!」を28回リピートしながら、かなりドラッギーな感じで仕事を終わらせた訳だが、あと今期最後のひと頑張りである。明日からはまた新たな戦いが始まる訳だが、道重さゆみが推されていることを誇りに思えるようなオレである為に、自己を律し、最高の成果を残していきたい。

それにしても本当にオレはバカだなぁ。

この日記からは本物のモーヲタの人たちに対する引け目が感じられ、この気持ちは現在も続いている。ゆえにmixiでもハロ系の人たちにマイミク申請できずROMっているだけ。あちらから申請していただいてマイミクになった方も若干名いらっしゃるのだが、内容が濃すぎてコメントが出来ない。このジレンマはなんとかしたい。

次回へ続く

2007年8月 6日 (月)

笑顔YESヌードの頃

前回から続く

それはほんとうにどのようなきっかけだったかさっぱり覚えていないのだ。

ある2月の日曜日の夜、自宅でYou Tubeの動画を色々見ていたところ、どういった経緯だったのかは分からないのだが、モーニング娘。が「うたばん」で新曲「笑顔YESヌード」を歌っているのを見た。以下、オレの2月13日のmixiの日記から引用する。

全音楽ジャンルの中でオレが最も愛してやまないのが、日本のアイドル・ポップスであることは、よく知られているのだが、モーニング娘。の32枚目のシングル、「笑顔YESヌード」が素晴らしい。

前作「歩いてる」は、実に3年7ヶ月ぶりにオリコン第1位に輝き、女性グループの第1位獲得曲数の新記録を樹立した。確かに良い曲なのだが、一般的に知名度の高い高橋愛、藤本美貴、久住小春がメインで、曲調も普通に良い曲で、個人的な好みからいうと、ちょっと物足りないものであった。

それだけに、今回の路線には驚いた。「Hey DJ!」の掛け声と共に始まる超カッコいいフュージョン風のイントロ。衣装はオレのフェイバリット・カラーであるパープルのセクシーなもの。今回のメインは、今年5月で脱退が決まっているリーダーの吉澤ひとみに加え、高橋愛に藤本美貴、そして加入5年半にして初めて新垣里沙が抜擢された。しかし、この新垣里沙のウェットなヴォーカルがかなり良い。代わる代わる1小節歌うごとに入る吐息のようなヴォーカルが、チープなゴージャス感漂うサウンドに実によくマッチしている。

そして、このシングルがCDデビューとなる8期メンバーの光井愛佳も将来を期待させる堂々とした歌いっぷり。続いて、今回はメインから退いたものの、個性を発揮している田中れいな。そして、月島きらりで大ブレイク中の久住小春がプラスチックなヴォーカルを披露して、サビに突入。これは、イイ!

オレのこの1年における新旧推しメンである道重さゆみと亀井絵里も、名脇役ともいえる仕事をきっちりと果たしている。今のメンバーってもしかすると最強なんじゃないか、とすら思えてくる。それだけメンバー1人1人の声質や個性がうまく活かされ、しかもトータルとしてもクォリティーの高いポップスに仕上がっている。

CDはまだ発売されていないのだが、「うたばん」出演時の映像を、昨日からもう20回は観ている。

ちなみに、この曲がオリコンで第1位を獲得すると、歴代通算1,000曲目のナンバー1シングルとなるようなのだが、同日にはEXILEなども発売される為、実際には厳しいんだろうな。しかしまぁ、KLAXONSも第1位にはなれなかった訳だし、チャートの順位なんていうのはオマケみたいなもんだ。

今週末あたりから、仕事場でもこの曲が有線で流れたりすると、実に盛り上がるのだが。

この時点で、なぜかオレは道重さゆみを現在の推しメンと書いているのだが、これにはたいして深い意味は無いと思う。この日記ではあたかもずっと娘。に興味があったかのように書いているのだが、実際のところ、この動画を見るまではすっかり忘れていたのだ。おそらく 過去のコンビニスレの記憶やモ娘(狼)によるキャラクターから、ネタ的にこの辺りを推しにしとくとおいしいかも、というような考えがあったのだろうか。今となってはさっぱり分からん。

そして、オレはついに生まれて初めてモーニング娘。のCDを買うことになる。以下、2月14日のmixi日記から。

新宿タワーは、元が外資系にもかかわらず、レジ前の良い場所にハロプロ・コーナーを大々的に展開していてエラい!しかも、新曲はもとより、記念隊や田中れいなの「アロハロ」DVDにも力の入った手書きコメントカードが付いていて、更に感激。しかも、ニューリリースコーナーの「笑顔YESヌード」に付けられたコメントカードが、「久々に初聴でガッツポーズ!」というもの。他にも、「セカンドモーニングの頃を彷彿とさせる...」など、ちゃんと分かっている人が書いているであろう内容。しかし、ここである疑問が...。

今回は久々の超絶良曲である為、ぜひともオリコンのチャートで少しでも高い順位にしてあげたい。ところで、タワーレコードってオリコン調査協力店舗だったっけか...?実際にはそうなんだが、これまでオリコン調査協力店舗かどうかなんてことを気にしてCDを買ったことがなかった為に、全く自信が無かった。iモードで調べようとしたのだが、それもままならず、店員に聞く勇気もなく、ルミネのブックファーストでオリコンを立ち読みしたんだが、調査協力店舗の一覧が載っていないんだよな。結局、帰宅してオリコンのホームページで調べた後に、調布パルコの山野楽器にて購入!!(ごめんよ、新宿タワー。今度からは絶対そっちで買うな)

ハロプロ系CDは実は買ってもほとんどそのまんまで、TV出演時の動画やミュージック・クリップが主な視聴方法であったのだが、今回に関してはちゃんとiTunesにインポートして、iPodにも転送。last.fmの聴いた曲が反映されるページに「モーニング娘。」という文字が表示されるのは、新鮮かつ嬉しいものだ。

この日記ではあたかもオレがこれまでにもハロプロ系のCDを買ったことがあるかのように書かれているのだが、ここに働いた心理がいかなるものなのか、今となってはさっぱり分からん。とにかくこのシングルを買ったという事実にかなり興奮してはしゃいでいたことは確かである。

ちなみに、オレのマイミクは現在も26名なのだが当時はもっと少なく、ほとんどが洋楽を好きな人などである為、娘。関係の文章がかなり説明的になっている。そして、17日の日記ではカップリングの「サヨナラのかわりに」にふれている。

「笑顔YESヌード」のテレビ出演も昨日の「ポップジャム」と「音楽戦士」で終わりなんだろうか。まぁ、EXILEやWaTなんていうそもそも最近の初動が違いすぎるアーティストが同日発売で、オリコン1000曲目の第1位はムリっぽいが、初日のデイリーで第2位など、けっこう健闘したのではないだろうか。今回は「ミュージックステーション」の出演が無かったり、「ポップジャム」もコメントだけでトーク無し、「音楽戦士」も曲だけ、と歌番組の露出が実に少ない訳だが、ちょっと前に出た記念隊と分散してしまったということもあるだろう。実はここ数作品は1枚ごとにセールスが回復に向かっているのだが、地道に良い作品をつくり続けていけばよいと思うよ。

カップリングが「サヨナラのかわりに」という卒業ソングである。一昨日はこの曲を生放送で歌うということで、数年ぶりに「おはスタ」なんてものを観た訳である。ガレッジセールがイカなどのお面を付けて子供とゲームをしていたり、ハンカチ王子の扮装をして道重さゆみにやたらと絡んで嫌がられていたアイツは誰なんだ?とか、色々と思うところはあったのだが、この番組では久住小春は月島きらりのイメージのほうが強いんだな。ホームグラウンドという感じで、タレントとしてのオーラが圧倒的だったよ。

この曲は数年前に「おはスタ」の企画でCDが出ていたが、今回はそれをモーニング娘。がカバー、ということのようだ。「サヨナラのかわりに、アリガトウ」という、実に真っ当なメッセージと卒業式の感傷が入り混じった良曲である。小学校の「卒業生を送る会」などで歌い継がれてスタンダード化してもおかしくない。

「笑顔YESヌード」と「サヨナラのかわりに」はどちらも良いのだが、コンセプトが余りにも違いすぎている為、もっと別の売り方をしたほうが良かったのかもしれない。「笑顔YESヌード」は「サマーナイト・タウン」の頃を思わせる微エロ路線で、長くヲタを封印していたファンも久しぶりに買った、という声もよく聞く。また、「サヨナラのかわりに」を「おはスタ」で見てCDを欲する小学生も多いかと思うのだが、そのCDジャケットに「ヌード」とか書いてあって、しかもあの内容だと、親が引いてしまうのではないか、など色々余計な心配をしてしまうのだ。

「サヨナラのかわりに」では、久々に亀井絵里の声質がよく活かされたソロ・パートがあり、個人的にはこれだけでも充分に満足であった。

実はこの日の日記のタイトルは「風の谷のさゆみん」であり、上記の文章の後にモ娘(狼)から拾った道重さゆみのラジオのネタについて書かれている。これについては次の日記あたりで。

次回へ続く

オレがさゆ推しではなかった頃

前回から続

そんな訳で、毎週日曜の昼に「ハロー!モーニング」を見るのが楽しみになったオレだったが、各メンバーの顔と名前を認知したことによって、モ娘(狼)のスレッドもより楽しく読めるようになった。特に道重さゆみをコンビニの店長としたAAによるネタスレッドは実に面白く、書き込みが増えるのを楽しみにしていた。これによって知ったことは、道重さゆみがかわいいものが大好きで、当時小学生の女子などの間で大流行した「オシャレ魔女ラブ&ベリー」に並んだりするタイプの女の子であること。しかし、亀井絵里の天然系ボケボケキャラを楽しみ、You Tubeで見た松浦亜弥「100回のKISS」のカバーがかなり気に入っていたオレにとって、道重さゆみはあくまでネタとして楽しむ程度の存在でしかなかった。

8月に第5期メンバーの紺野あさ美、小川麻琴の卒業があったが、実はこの頃、ネット上で亀井絵里のファンサイト管理人をめぐるとある噂が盛り上がっていた。この件についてのスレッドも色々と見たりしていたのだが、この頃から一時的にモーニング娘。及び亀井絵里に対する興味は失せていった。移り気に色々なものに興味を持っては飽きていくオレのいつものパターンではあった。秋くらいには「ハロー!モーニング」も見なくなっていて、それでもなぜかモ娘(狼)はチェックしていた為、次のシングルが「歩いてる」だということや道重さゆみが名古屋のローカル曲でソロラジオを始めることなどは知っていた。

「歩いてる」は職場の有線放送でも流れていたのだが、歌詞の内容や曲調などがありきたりでつまらないなという感想を持った。また、前作のセンターに第6期の田中れいなを抜擢したのに対し、このシングルでは藤本美貴、高橋愛、そして「きらりん☆レボリューション」での声優業により人気が急上昇していた久住小春という一般的な知名度を重視したと思われるメンバーがソロパートが多く割り当てられていたのもあまり気に入らなかった。結果的にこのシングルは約3年半ぶりのオリコン第1位を記録した訳だが、この結果も含めて、オレの娘。熱はますますクールダウンしていった。ほんとうにわずか数ヶ月間のこと。

その後も最低限の情報はとりあえずチェックしていた為、年が明けて吉澤ひとみの脱退が発表されたことなども知っていたが、それ以上の興味はもはや無かった。

次回へ続く

オレがさゆみんを知らなかった頃

おそらくあれは2006年の春から夏にかけてのある時期だったと思う。

不規則な生活の中での娯楽として、インターネットというのは実に便利なものだ。

その年の初めくらいから英国の音楽週刊誌NMEを題材にしたブログなどを初めていたオレは、コメント欄で知り合った人などから色々と教えてもらい、last.fmやmixiなど、インターネットを媒介とした新たなコミュニケーションというものに新鮮な驚きを感じていた。

また、暇つぶしによく見ていたおなじみの巨大掲示板サイト2ちゃんねるの中でも、モ娘(狼)というスレッドをよく見るようになった。ここはモーニング娘。をはじめとするハロー・プロジェクトのメンバーをはじめとしたテーマについて雑談することを目的としているのだが、オレがハロー・プロジェクトに興味を持っていたかというとそんなことはなく、おそらく大半の一般人よりも知識がなかったと言っていいだろう。

モーニング娘。がデビューした翌年の1998年からCDなどを扱う仕事に転職し、そこでは常に有線放送の最新ヒット曲が流れていたから、モーニング娘。をはじめとするハロー・プロジェクト系のシングル曲はたいてい耳にしていた。

オレはかつてアイドル歌手による楽曲を韜晦的に聴いたり語ったりする活動をやっていて、高校時代にアイドル歌謡に関するミニコミ誌をつくっていたようなこともあった。しかし、これは当時からさかのぼっても何年も昔の話であり、ある時期からアイドル歌謡に関する興味は一切失ってしまい、1992年以降は日本のポピュラー音楽自体ろくに聴かなくなってしまった。80年代にアイドル歌謡を他人にバカにされながらもマニアックに分析したり、洋楽と同列に語ったりするということを一生懸命やっていたオレには、モーニング娘。はコンセプトが甘いようにも思え、ミニモニあたりから始まった子供狙いの路線にはあざとさすら感じていたのだ。確かに「真夏の光線」などはクオリティーが高いと思っていたし、洋楽の色々な要素をハイブリッドに組み立てたアレンジやサウンドに感心することもあったが、オレがバカにされながら聴いていたアイドル歌謡が堂々と評価されているような風潮に違和感があったし、オレの周囲の洋楽ファンですら「加護ちゃん可愛いよね」などと平然と言っている状況を苦々しく思っていたりもした。

2002年あたりから異動した配属先では、有線放送を流さず、好き勝手にピクシーズとかリバティーンズとかストロークスのCDをかけていた為、この頃のハロプロ系楽曲にはあまり詳しくない。しかし、たまに新宿のDVD販売店に入った時などにたまたま流れているのを耳にすることがあり、「Go!Girl~恋のヴィクトリー~」にはおニャン子クラブを連想したり、「女子かしまし物語」は平成版「会員番号の歌」だなと思ったり、「THE マンパワー!!!」はアイドル・グループのシングルとしては随分と斬新だなと感じたりはしていた。たまたま「直感2~逃した魚は大きいぞ!~」を歌っているところを目にした時には、随分とB級アイドル感が漂うようになってしまったんだなという感想を持った。

この頃、モ娘(狼)で「亀井絵里のいやらしくてだらしない体」というスレッドが気になっていたのだが、果たしてどれが亀井絵里なのかさっぱり分からなかった。同じ第6期メンバーの道重さゆみ、田中れいなにしても名前くらいしか知らなかったし、久住小春に至っては名前すら知らなかった。

そんなある日曜日、お昼に休憩をとろうと仕事先の宿泊施設のテレビをつけたのだが、ちょうど「ハロー!モーニング」を放送していた。確か30枚目のシングル「Ambitious!野心的でいいじゃん」の発売を記念して、過去のモーニング娘。に関するカルトクイズのようなものをやっていたと思う。この放送の印象は実はあまり覚えていないのだが、亀井絵里の名前と顔がはじめて一致したのと、このゆるい感じがなぜか気に入り、翌週からほぼ毎週見ることになった。

ある回で亀井絵里と新垣里沙がジャージで登場し、架空のラジオ番組を収録しているのだが、実はドッキリ企画であり、ゲームを装ってこの2人に対して心理テストを実施しているというものだった。亀井絵里は親友の道重さゆみを実際にはどのように思っているかというテストで、結果は都合よく利用しているだけというようなものだった。亀井絵里はへらへら笑っていたのだが、アップになったどうやら道重さゆみというらしい女の子は目に涙を浮かべていた。これが、道重さゆみの顔と名前が初めて一致した瞬間だった。

次回に続く

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