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2011年7月21日 (木)

ラジオ本。

「今夜もうさちゃんピース」のラジオ本が出ればいいのにと思う。

昔はそういうのがたくさん出ていたのだが、今はどうなのだろう。オードリーとかナインティナインのやつを書店で見た記憶があるが、中身までは確認していない。

ビートたけしのオールナイトニッポンの本がその昔にベストセラーになり、出る度に買っていた。数年前、文庫本サイズで復刻されたので、それも買い直した。番組でのトーク傑作選、リスナーからの投稿、収録風景の写真などが載っている。これはなかなか面白い。

漫才ブームではB&Bやザ・ぼんちの人気が、お茶の間レベルでは圧倒的だった。ツービートはけして一番ではなかった。ネタがブラック過ぎたので、お茶の間レベルで万人受けというわけには、なかなかいかなかった。表面的な毒気や過激さにあてられ、それが受け入れられない人達もいた。

ビートたけしの人気が圧倒的になった契機は、「オールナイトニッポン」だったように思う。そもそも内向的であった性質が、深夜ラジオというメディアにマッチしたように思えた。テレビなどのお茶の間のノリを半ばバカにしがちな男子学生たちに、ビートたけしのラジオは熱狂的に支持された。

私はツービートの漫才も、ビートたけしのテレビも本も映画も、歌さえも好きだったのだが、最高傑作は、やはりこのラジオだったのではないかと思う。私は「芸人」としてのビートたけしというよりは、ビートたけしという「人間」に魅かれる部分が大きく、それが最もヴィヴィッドに感じられるメディアは、ラジオだったからである。

さて、道重さゆみはモーニング娘。のオーディションに合格することによって世に出たわけだが、当時のことを私はよく知らない。後から動画を見たりして学習はしたのだが、当時の世間一般やモーニング娘。ファンの反応というのは、想像するしかない。しかし、オーディション結果発表の司会を徳光和夫アナがやっているのなどを見ると、かなりの大イベントだったのだろうなという気がする。

しかし、「今夜もうさちゃんピース」開始時点で、道重さゆみのモーニング娘。内におけるポジションというのは、なかなか微妙なものだったのではないか。同期の亀井絵里、田中れいなと較べ、モーニング娘。の作品中におけるソロパートは少なく、写真集の数も劣っていた。ソロDVDはまだ一枚も出せていなかった。当時、唯一の後輩であった久住小春は、アニメ「きらりんレボリューション」の月島きらり役でソロデビュー、声優として小さな女の子からの人気も高まっていた。

ブリッコナルシストキャラの印象が強かった道重さゆみではあったが、後にラジオ番組内で告白するように、そもそもは内向的な性格である。このラジオでのひとり喋りという新しい経験は、うまくハマった。本人も普段からラジオで話すネタをメモするように努力していたし、身内にお姉ちゃんという強烈なキャラクターがいて、それを面白いエピソードトークとして構成し、話す才能が、道重さゆみにはあった。そして、何よりも道重さゆみ自身のパーソナリティーが、とても面白かった。

道重さゆみはモーニング娘。のメンバーであり、歌手が本業である。タレントでもあり、テレビ、ラジオ、ブログなどの活動も仕事として行っている。私は道重さゆみのラジオやブログをとても楽しみにしているが、いずれも無料で聴いたり読んだりすることができる。DVDや写真集などが出れば買うが、あまり何度も見直すということもなく、家族に見つからないように隠す場所にも苦慮する。だが、まあこれは買う。コンサートなどはどうしても生活をしていく上で支障を来す日程が多いため、どうしても行けないのだが、行ける日に開催された舞台やミュージカルには何度か行った。

道重さゆみのビジュアルやパフォーマンスはもちろん好きなのだが、それは魅力の一部であり、私にとっては内面が9割以上重要である。

かといって、たとえば道重さゆみと全く同じ内面を持つ人がいたとして、道重さゆみのような超絶美少女ではなかったとしても興味を持ったかといえば、そうではなっかたのではないかという気がする。しかし、私が道重さゆみのラジオの発言を知るまで、「ハロー!モーニング」などで何度ビジュアルを見ても、ネタキャラ以上の関心は持てなかったというのも事実である。

テレビ出演などで道重さゆみの内面がうまく生かされた時はすごく感動するのだが、そうでない場合も少なくない。まあ、出ているだけでもじゅうぶんにありがたいと思わなくてはいけないのだが、ポテンシャルがもっとすごいのだと思っている以上、少し残念に思うこともある。

お茶の間のバラエティーでは拾えないようなコアな部分とかももちろん多々あるわけで、逆に他のバラエティータレントだとかのように、何でも器用に現場感覚でこなしてしまっているのが良いのかといえば、そういうのが好きな人は、そもそも道重さゆみを好きになってはいないのではないかと思う。

ブログも開設当初はやれる喜びに満ち溢れていて、それから更新回数やアクセス数にとらわれて釣りみたいな記事も多くなって、現実とのバランスを崩しかけ、親友の亀井絵里にそれを指摘されて目が覚めたという感動の告白もあり、今は肩に力が入らず、自然体でやれていると思う。微妙な気分の浮き沈みだとか、近況だとか、そういうのが文面から伝わり、それで十分なわけで、月日を重ね、ちょうどいい感じになっていると思う。

道重さゆみの魅力というのは、「アイドル」としての道重さゆみというよりは、道重さゆみという「人間」であると思う私にとっては、やはりその部分が最も濃厚に出ていると思える「今夜もうさちゃんピース」が最も楽しい。ここで話された数々のエピソードや考え方というのが、電波に乗ってそれで終わりというのが、どうにも勿体なく思えてしまう。インターネットに音源が保管されていたり、書き起こしテキストが存在したりはするのかもしれないが、これをやはり作品として残すべきではないかと思うのだ。ゆえに、CBCさんにはぜひとも「今夜もうさちゃんピース」のラジオ本を出してほしいなどと思ってしまうわけだが、商売として成立させるのもなかなか厳しいのだろうか。

収録風景のDVDだとか名場面集のCDとかを付けるのもいいと思う。

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