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2011年8月 6日 (土)

オトナじゃないの。

昨夜、iPhoneのradikoアプリでInterFMの「FIVE STAR」という番組を聴きながら寝ることにした。

パーソナリティーは高橋愛で、ゲストで道重さゆみが出演するということだった。先週も出演していたようなのだが、それは聴けなかった。

FM番組らしくスタイリッシュな雰囲気の番組である。以前に田中れいながパーソナリティーを務めていた頃に、聴いたことがあった。しかし、トークがはじまると、よくあるハロプロの番組のような感じになっていた。

日記は以前はちゃんとつけていたが、ブログをはじめてからは、過去のことを思い出したい時はそれを見ればいいので、つけなくなってしまったらしい。

家族の日記を盗み読んだり、兄があやしい物を持っていないかと机の引き出しや財布の中などを捜索したが、何もなかったとも言っていた。高橋愛がこれを聞いて引いていた。

一日だけ他の人になることができるならば誰がいいかという質問には、高橋愛と回答し、愛ちゃんになりたいなどと言っていた。一方、高橋愛は道重さゆみの体のスタイルに憧れると言ったが、それに対し、それは全てを見ていないから言えることであり、けして憧れるようなものではない、と強く主張していた。

道重さゆみにとって高橋愛は憧れの存在であり、それゆえによく絶賛している。また、最近ではハロプロの後輩メンバーについても、絶賛する機会が増えているような気がする。これ自体はもちろんとても良いことである。自信が無く、何かと嫉妬しがちな傾向があった道重さゆみが、こうして他の人の良い所を見て、それを素直に良いと思えるというのは、本人に自信や余裕ができてきた証でもあるのだろう。

バラエティー番組出演などで一般テレビ視聴者層に印象づけられたブリッコナルシストキャラとのギャップという意味でも、効果的だと思える。

しかし、危惧することが無いわけではない。かつて、がむしゃらに全てを出し切ろうとして、空回りしたり、意図したのとは別のかたちで誰かを傷つけたり、自分が傷ついたり、そのような経験の中で、学び、成長したところもひじょうに多いと思う。ただ一方で、無難にすませてしまうというか、そういったところもあるように思える。

新境地に挑んだり自分をもっと上に持っていこうと努力することは、とても大変なのだ。そんな必要が本当は無い場合も、多々ある。人間はより幸福になろうとして生きるが、その内容や質というのは、人によってそれぞれ異なる。道重さゆみはそもそも家族の愛情に恵まれて育った、基本的に争いを好まない平和主義の傾向が強いから、そもそも生き馬の目を抜くような芸能界には向いていないのかもしれないし、そこでの成功が必ずしも幸福を約束はしないのかもしれない。しかし、そんな中で、ここ数年間はとにかく走りに走ってきたのだと思う。

そんな中で、少し落ち着いて、ではこの世界においてどのようなものを目指すのか、また、一人の人間としての幸福になるためには何をなすべきなのか、そのようなことを考えているのかもしれない。

ブリッコナルシストキャラのイメージがあまりにも流通し、また、自己中心的な傾向が自分の中にあることももちろん分かっているので、だからこそ意識的に自分が所属するモーニング娘。だとかハロプロのために何ができるのかを考え、広報的な役割を以前よりも強く自覚し、そのような表現を行っていることも考えられる。それはそれでひじょうに良いことなのだが、もっと個としての道重さゆみの表現を見てみたいような気もする。

番組では高橋愛の英語の発音が結構良く、そのイキってる感がなかなか乙なものであった。このスタイリッシュさで、あの抜けっぷりというのが面白い。何か英語の文句を高橋愛と道重さゆみが掛け合いで言う場面があったのだが、高橋愛のがそれなりにカッコいいのに対し、道重さゆみの英語がこれ以上ないのではないかというぐらいにカタカナをそのまま読んだだけという感じであり、これがなかなか面白かった。

お昼に「ヒルナンデス」という番組に出演することは知っていたのだが、打ち合わせその他様々な案件が山積みで、やはり観ることはできなかった。出演時間がある程度絞りこめていたならば、ピンポイントでワンセグ試聴などもできたのだが、二時間ぐらいの番組のどこに出てくるか分からないということだったので、これはあきらめるしかないなと思った。

ウルフ掲示板のブログスレッドをのぞくと、あまりにもカオスな展開になっていて、久々に声を出して笑ってしまった。内容はあえてここでは書かないが、私がブログで書いているようないわゆるアイドルヲタクへのある違和感についてが、一部話題になっていた。私はブログではわざと多少大げさに書いているのだが、スレッドではその類いの主張をかなり熱いトーンで訴えているものもあり、なかなか優秀な人材が育っているなと思ったのである。一部、煽り目的のアンチはもちろん混じっているのだが、ほとんどは意見は違えど、それぞれ道重さゆみのファンなのだと思う。これだけ異なった見解を持つ極端な人たちを魅了する道重さゆみの存在というのは、やはりすごいものだなと、改めて思った。たまに他のアイドルのファンスレッドに潜入したりもしてみているが、なかなかこんなふうには盛り上がっていない。

やっといろいろなことが片付くともうすっかり夜になっていて、適当にゴニョゴニョやっていると、昼の「ヒルナンデス」の出演部分を観ることができるようになった。

南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太が仕切り、道重さゆみを含む女性芸能人四人が買物ゲームのようなものをするという企画である。場所は銀座のプラザという雑貨店であった。ここはおそらくソニービルの地下で、以前はソニープラザだった所だ。ここでは昔、よく買物をした。夕方に待ち合わせをした制服の私立女子高校生と輸入モノのお菓子などをバカ買いしたりした良い思い出がある。中古レコード屋のハンター数寄屋橋店なども近くにはあった。そんなことはどうでも良い。

他に出ていた女性芸能人は、神戸蘭子、内田理央、渡辺直美だったが、こういった人たちと並んでいると、やはりちゃんとした芸能人っぽく、また、透明感というかぷにぷに感がハンパないなと思ってしまう。

買物をする雰囲気なども無理やりアイドルのイメージを作っている感がなく、ひじょうに自然である。22歳の等身大のレディーという雰囲気で、なかなか良かった。こういうのを見ると、やはり10代の頃から基本的に変わっていないシドルのキャラクターをやるのには無理が出てきているし、それどころかどうもポテンシャルを生かし切れていない勿体なさも感じてしまう。しかし、現時点ではアイドル路線を望むファンが圧倒的であるがゆえ、そういうニーズにも応えていかなければならないのだろう。

アイドルとしてのファン向けの仕事はあくまでやりつつも、それはあまり外には出さず、あくまで内向けにやっておいて、外に対しては、たとえば今日の「ヒルナンデス」のような番組の中で、アイドルヲタクではない、想定されるいわゆるテレビの一般視聴者や同世代の女性などにとって、どうありたいかということを考えてみるべきではないかと思う。

10代の頃の延長のようなアイドルヲタクとの慣れ合いみたいなものや、実年齢のわりに幼稚だったり無知だったりする部分を倒錯的に愛好し、変態紳士だなどと得意気なのもいいが、それでは互いに成長は何もない。出来ればそこにずっと留まっていたいというのであれば話は別だし、成長が必ず幸福につながるかどうかというのは、個々の価値観によって異なる。

買物ゲームをクリアし、選んだ商品がもらえることになった時のキラキラした表情など、本当によかった。

今月発売される雑誌「クイック・ジャパン」が「ロンドンハーツ」特集で、格付けしあう女たちに出演した芸能人の座談会的なものに、道重さゆみも参加しているという。この雑誌を買うのは数年前の「NANA」だか山下達郎だかの特集以来だが、昔はよく買っていた。いわゆるサブカルの雑誌である。80年代に「宝島」や「ビックリハウス」を愛読していた私は、基本的にこういうのは好きである。昔の小泉今日子などは清純派アイドルの頃を過ぎてからは、こういうサブカル的なアプローチなどもどんどんして、当時のニューアカデミックな新人類たちに深読みされたりと、なかなか刺激的な存在だったものである。この雑誌では過去にPerfumeやAKB48やももいろクローバーなども取り上げられているが、今回、「ロンドンハーツ」の座談会的なものであっても、道重さゆみがこれに載るのはとても嬉しい。「ラジオライフ」に載った時以来の興奮を覚える。

道重さゆみほど深読みや記号化が楽しいアイドルもそうはいないとは思うのだが、処女幻想だとかレズ妄想だとかで盛り上がっている現実の性から退行した層がファンの中心であり、本人もそこに居心地の良さを感じているふしが見られるため、なかなか面白い展開にはなりにくそうだ。しかし、打ち合わせから参加しているという、今度の写真集には少しだけ期待したい。

全く別件だが、Amazonで北海道関連の本を探していると、「菅谷梨沙子 in 北海道」とかいう写真集がヒットした。アイドルの写真集というとグァムやハワイで水着満載といった、もてない青少年や中高年の自慰行為扶助を目的としたようなものが多いが、そうではなくて、普通のかわいいものやカッコいいものが好きな女性や男性が見て楽しめるような、そういうものがあるといいなと思う。道重さゆみならば渋谷と山口の二部構成にして、渋谷の方は本人が好きな可愛いもののイメージを全開にしたもので、山口の方は、地元の自然を舞台としたクラシックな美少女性と素朴さを生かしたものというのがいい。

山口県に帰省した時のブログ写真や地元ローカルの「熱血テレビ」出演時の映像を見るに、地元では、道重さゆみはリラックスしたとても良い表情をしていることが多い。

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