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2012年1月 5日 (木)

道重さゆみの小娘性と無意識過剰。

諸事情により、大晦日あたりからずっと怒りと憎しみに精神のほとんどを支配されている訳だが、四日の夜になって、やっと自宅の食卓にて食事が出来る状態にはなった。

年末年始に録画しておいたテレビ番組でも見ようと思い、とはいえ普段からそれほどテレビを見る訳でもなく、せいぜいがお笑いのネタ番組ぐらいである。フジテレビ元旦の「爆笑ヒットパレード」は、今年からリニューアルし、バラエティー色が濃くなっていた。長時間録画をしていたのだが、ネタ以外の部分を早送りすると、すぐに見終わった。

同じくフジテレビで元旦早朝に放送されていた「爆笑レッドカーペット」の特別番組も、録ってあったので見た。この番組は数年前まで水曜夜に放送されていた頃、よく妻と一緒に見た。今回は審査員の一人として道重さゆみが出演することを知っていたが、いまさら特に気にすることもなく、普通に見ることにした。

しかし、晴れ着姿で審査員席に座る道重さゆみの美しさは圧倒的であり、アイドルオーラを放出しまくっていた。超新塾にいつの間にか外国人メンバーが加入していたり、いろいろと懐かしかったり初めて見る芸人達のネタを楽しんでいた。

ビジュアルが道重さゆみの実兄に酷似していて、「そんなの関係ねえ」のギャグは、数年前、モーニング娘。メンバー間でも大流行した小島よしおが出演していた。初めは新しいタイプのネタをやると見せかけるが、やはり脱衣して、「そんなの関係ねえ」のギャグをやった。

また、この番組ではエロ詩吟の天津木村が人気だった漫才コンビ天津は、スーツで登場し、今回は漫才をやると言ったものの、最終的にはやはりエロ詩吟になってしまった。

司会の今田耕司が道重さゆみに寸評を求めるのだが、小島よしおが「結局やっぱそれに頼られるんだなと思って」と言ったところで笑いが起き、今田耕司がこれを拾い、「結局...チラッと毒入れるのやめてください」と言う。

また、天津についても、漫才と言われたので新しいのが見れれると思ったが、「やっぱり結局そこに...」と言い、また笑いが起こった。今田耕司が「結局って言わない」と注意をして、さらに笑いを呼んでいた。

また、トミドコロというピン芸人について寸評を求められると、「勢いだけはすごくて」と切り出し、また笑いが起こる。今田耕司が「なんか、ちょっと入れるね、毒」と言うと、今度はフォローのつもりか、「誠意が伝わってきたというか」と、お笑いネタの評価としてはどうかという言い回しが出てきて、さらにバカ受け。

東京ダイナマイトは、ネタ中にピンマイクが外れて声がよく聞こえないということがあった。ハチミツ二郎が元メロン記念日のメンバーと離婚したということもあり、アップフロントエージェンシーの後輩である道重さゆみに、今田耕司が寸評を求める。

離婚してことを指して、「低迷期」というワードを発するが、これがひじょうに受ける。さらにはピンマイクも外れ、「人生うまくいかない時はうまくいかないんだと思った」というようなことを言い、これがまた大爆笑を生む。同じく審査員として出演していた宮崎美子などは、悶絶しているのではないかというぐらいの反応である。私の妻も道重さゆみのコメントの度に笑っていて、芸人のネタよりも受けているのではないかとすら言っていた。

この安心して見られる感じは、かつて「ロンドンハーツ」を胸を痛めながら見守っていた頃からの道重さゆみファンにとっては、感無量なのではないか。道重さゆみのキャラクターや核(コア)の部分がある程度浸透し、今田耕司クラスの超売れっ子司会者にも、正しく扱ってもらえるようになった。

たとえば、かつて日曜の昼にテレビ東京で放送されていた「ハロモニ@」において、赤チン国王こと平成ノブシコブシ吉村崇が、笑いが欲しい場面ではかなりの高確率で道重さゆみにコメントを振り、それに対してしっかり結果を出し続けていた頃のことを思い出す。当時、吉村崇は、モーニング娘。メンバーの中でお笑いのセンスがあるのは誰かという質問に対し、「ダントツで道重」と答えている。

小学生の頃から「爆笑オンエアバトル」を熱心に見たり(ちなみに一番好きだったのは、後の桜塚やっくんが所属していたおばけエントツである)、テツandトモの握手会に参加していた、道重さゆみは根っからのお笑い好きなのである。最近では、2700がお気に入りのようである。(こう見ると、音楽を取り入れたお笑いが好きという傾向がある)


道重さゆみの面白さの一つは、この可愛くて小生意気な小娘性とでも呼ぶべき部分にあると思う。かつて、「ハロー!モーニング」のエリック亀造のコーナーなどで中澤裕子に毒づいて、天使の毒などといわれていたのもそうなのだが、これはキャラクターや核(コア)の部分を理解して、大らかに受け止めてくれる年上に囲まれていてこそ成立する。

「ロンドンハーツ」初期においては、視聴者層に道重さゆみのキャラクターや核(コア)がほとんど知られていなかったため、あのような大きな反感を呼んだのであろう。また、すでに年長メンバーになってしまったハロー!プロジェクト内において、このパターンが成立しにくくなったのも、そう考えると仕方がないのかもしれない。逆にいうと、モーニング娘。卒業後にOGメンバー内においてあのポジションを再び、というのは十分ありだろう。

もう一つ、道重さゆみの面白さというのは、無意識過剰ということなのかもしれない、とも思った。よく道重さゆみの面白さを語る場合に、ワードのチョイスということが出てくる。たとえば、今回の「レッドカーペット」においても、「結局」だとか「誠意」だとか「低迷期」といった、それ自体ではどうということのない言葉が、その状況で発せられることによって、笑いを生んだ訳である。

果たしてこれは道重さゆみが意識的に選んだ言葉なのかというと、どうもそうではない。「低迷期」を言った後には、別の言葉の方が相応しかったのではないかとすら思っている。

「レッドカーペット」の審査員寸評というのは、取り敢えず何か無難なことを言っておく場であり、道重さゆみも別に何か突拍子もないことを言おうと意識している訳ではないのだ。何か無難なことを、出来るだけ面白くなるようにちゃんと構成して言っているのだが、受けているのはおそらく本人が意図した以外のワードのチョイスといった部分であり、おそらくそれは無意識なのだ。そして、その無意識が、無意識であるがゆえに、意識的に言ったこと以上に、真実を語ってしまうという面白さである。

たとえばマスコミだとかで意識的に言われたり書かれたりしていることよりも、匿名掲示板の書き込みやTwitterのつぶやきに見られる無意識の表出の方が、生々しく真実であるということは、よくある。

うまくいっていない組織があるとして、上層部の言っていることが全く末端に伝わらない。温度差がいかついことになっている。構成員がプライベートでやっているTwitterをフォローして、読み込んでみると、うまくいっていない原因というのが、実は上層部が考えるのとは全く別の所にあり、構成員のほとんどはそれを理解している。そして、上層部にはどうせ分かるはずがないだろうという深い絶望がある。

まあ、話は随分と脱線してしまったが、要は今年も道重さゆみはかなり可愛くて、面白いのではないかということである。

この時期になると思い出すのが、三年前、2009年1月3日放送の「小学生クイズ」である。初の単独でのゴールデンタイムバラエティー出演にして、主役級の大活躍をし、あれこそが道重さゆみ第二章の幕開けだったともいえる。

まあ、AKBに寝返ってハロプロを叩いていた元道重ヲタ「生きる」氏としては、無邪気に感慨にふける資格などは無いに決っているのだが。

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