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2012年11月 7日 (水)

Be Alive。

先日、久々に道重さゆみのラジオ番組「今夜もうさちゃんピース」を聴いたところ、あまりにも内容が素晴らしく、また、その中で「ラララのピピピ」なるソロ曲が存在することも初めて知った。さっそく試聴してみたところ、かなり気に入ったので、収録されているアルバム「⑬カラフルキャラクター」をiTMSで買ったのである。

ここ数年間、モーニング娘。やハロー!プロジェクトの熱心な聴き手ではまったくなかったので、このアルバムもダウンロード購入はしたものの、果たしてちゃんと聴くのだろうか、という疑問はあった。大好きな道重さゆみがリーダーを務めるモーニング娘。を応援したい気持ちは山々ではあるが、シングル曲を確認するものの、じつはまったくピンときていなかった、という事実があった。もうモーニング娘。やハロー!プロジェクトと私の趣味嗜好は、短かった蜜月を終え、もはや永遠に別々の道を歩みはじめたのだろうと、そんな気がずっとしていたのだ。

しかし、結論から言ってしまうと、私はこの「⑬カラフルキャラクター」というアルバムをとても楽しんでいるのである。とても溌剌としたポップ感覚である。現在のメンバーは、道重さゆみと田中れいな以外ほとんど知らないのだが、一人とても歌が上手いメンバーがいて、その歌唱がなかなか好きである。あと、ラップもカッコいい。何度か聴いているものの、まだちゃんと掌握できていないので、いずれ感想をまとめてみようと思えばそうしたいと思うのだが、そうはしないかもしれない。

通勤電車の中吊り広告で最新のモーニング娘。を見た。表紙を飾っている「プレイボーイ」のものである。田中れいな以外の全員が黒髪である。ある時期は茶髪のメンバーがほとんどであり、黒髪の道重さゆみが目立っていたものだが、そのグループ全体で見た時の髪色にも不活発な退廃を覚え、じつは単なる流行りもの好きのミーハーなおっさんに過ぎないのではないかという疑いがある私は、「AKBに寝返ってハロプロを叩いている元道重ヲタの『生きる』氏」などと呼ばれたり呼ばれなかったりしていたわけである。あれから二年と数ヶ月が経過しているのだが、それが長かったのか短ったのかは定かではないが、道重さゆみはいまも当時と同じく、「今夜もうさちゃんピース」のエンディングで「妄想セクシーワード」なるコーナーをやっていて、色っぽい声で「名古屋コーチン」などと嬉しそうに言っているのだ。世界はそれほど悪くもないではないか。

「今夜もうさちゃんピース」は、現在は月曜夜に放送されている。最新回を聴いた。最近、山口県の実家に帰ったという話をしていた。嫌なこともすべて忘れるぐらいリラックスできたと話していた。地元のことを話す道重さゆみの声は、いつも弾んでいる。家族や地元への愛着、これは道重さゆみが私に思い出させてくれた、とても大切なことのうちの一つである。道重さゆみのルーツを探訪する聖地巡礼ツアーにおける気づきがなければ、私はいまだに家族との関係修復どころか、帰省すら十数年間もしていないままだったかもしれない。

下関の海響館へ行った話をしていた。下関市にある水族館である。聖地巡礼ツアーには関門篇もあったので、道重さゆみゆかりの地のうちの一つである唐戸市場の朝市などには出かけ、また、ついでに海峡ゆめタワーにも上ってみたりしたのだが、この海響館には行かなかった。

毎月第一回目の放送は、いつもの「さゆの小部屋」を拡大した「さゆの大部屋」のコーナーがある。モーニング娘。の最新シングル「ワクテカ Take a Chance」の特設サイトにおいて、道重さゆみはやめられないこととして、ネットパトロールを挙げているらしい。聞き慣れない言葉だが、意味は伝わってくる。別の単語が思い浮かんだのだが、自分発信の言葉で伝えたいと思い、この言葉になったようだ。自分の意見やモーニング娘。や自分が食べたものの感想、自分が見たテレビの実況などを見るのが大好きなので、つねに監視しているよ、つねに見ているよ、みんな、大丈夫かな、ということらしい。

そして、最近感動したこととして、「聴診器を買って自分の心臓の音を聞いたこと」を挙げているという。この摩訶不思議な突拍子のなさこそが道重さゆみの魅力の一つなわけだが、ダンゴムシを教室の机で飼っていたエピソードや、静岡県の熱川ワニ園へ行った感想、「ワニがいて当たり前なんだ」をはじめ、そこにはいつも私の心の琴線にふれる真実が存在しているのだ。この回の中で最も好きな部分だったので、道重さゆみのトークを、またしても文字に起こしてみた。

これは...あの、まあ、これもお姉ちゃんとお母さんの話になるんですけど、三人で、あの、ファミレスに行ったんですよ。そしたら、ファミレスの横におもちゃ屋さんみたいな、ちょっとなんか、なんていうの、メントスとか売ってる所あるじゃないですか。で、そこで、あの、聴診器が売ってたんですよ。で、その聴診器に...まあ、六百円ぐらいだったんですけど、なんか、後の、その、説明書きの所に、「自分の心臓の音が聞けます」とか、あとまあ人の心臓の音はもちろんだけど、なんだっけな、ペットの音が聞こえますとか、そういうことが書いてあったんで、猫を飼ってるんで、お姉ちゃんが、セーラの音を聞きたいねって言って、まあ、自分の心臓の音もついでに聞こう、みたいな感じで、とりあえずセーラのが聞きたくって、買ったんですよ。
で、でもその時は、あの、山口県だったんで、セーラがいなかったんで、あの、自分の音を聞いたんですよ。なんか、ドクッ、ドクッみたいな。なんか、生きてんだなー、みたいなことを考えて...生きてるっていうよりは、このドクドクに、私って生かされてるんだな、みたいな、なんかそう考えたら、なんかたった六百円の、あの、聴診器だけどバカにできないなっていうか、すごい感動したんですよ。

もう本当に道重さゆみは最高だな、と思わずにはいられない。

それにしても、ファミレスのそばのおもちゃなどが売っている場所を表現するのにあたり、なぜにそれを代表する商品がメントスなのか。このあたりもひじょうに興味深い。いや、単純に好ましい。

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