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2012年11月 4日 (日)

ラララのピピピ。

土曜日の夜、本屋に寄って雑誌を立ち読みしたが、買って読みたいというほどではなく、階段を下りて外へ出た。もう空気は冬の気配を漂わせていて、去年の今頃は確かまだこんなではなかった、などと思っていた。

日々の暮らしに潜む微弱で分りにくい邪悪さが次第にココロを蝕み、それが積み重なって、やがてカラダにも影響を及ぼす。

確かなもののぬくもりが、いま求められているのか。宗教ブームは来る前に終ったが、あれはおそらく夢の中だ。パンクロックはやさしいから好きだ。

そして、iPhoneで道重さゆみの「今夜もうさちゃんピース」を聴いた。これは愛知県のCBSラジオが毎週放送しているラジオ番組であり、ある時期から山口県でも放送されていたはずだが、いまどうなっているかはよく知らない。かつて私はこの番組を毎週欠かさず聴いていた。それどころか、道重さゆみがしゃべる言葉のすべてを文字に起こしてすらいた。それを公開していた当時のブログは、ほとんどがテキストな一般人のそれとしてはそこそこのアクセスを維持していた。

いつからか道重さゆみを以前ほどには必要としなくなったが、たまに思い出したようにラジオ番組やブログにアクセスすると、最も新しいトークや文章や画像を体験することができる。それは私に安定した肯定感を与えてくれるのだが、だからといって以前ほど依存するというわけではない。それが良いことなのかそうでないのかは、定かではない。

しかし、先日、道重さゆみと新垣里沙が山口県に行った様子を収めたDVDの存在を知り、YouTubeでその宣伝映像のようなものを観て、これは買いたかったと強く思ったのだが、すでに遅かったようだ。ファンクラブ会員限定で、すでに予約は締め切られていたのだ。山口県の道重さゆみにハズレ無し。かつて地元のローカルTVに出演した時の映像とかまで収集していた私だが、地元に帰っている時の道重さゆみは、じつにリラックスした良い表情をしているのだ。道重さゆみによる山口県観光DVDが出ないものかと、以前から強く願っていた私だが、知らないうちにこんなのが出ていたのだ。

モーニング娘。は世界握手会なるものをやっているらしい。ブログを見たり見なかったりしているので、最近、よく海外に行っているようだなとは感じていたのだが、こういうことだったのか。そういえば、私にAKB48の魅力を教えてくれたある方がいるのだが、先日、近所のショッピングセンターに行くと、モーニング娘。の年少メンバー達が来ていたので、シングルCDを買って握手をしてもらったと言っていた。年少組は国内、年長組は海外をまわっているのだろうか。他に最近注目しているというBiSやBABY METALといったグループやローカルアイドルについてもご教示いただいたが、もはや私にはまったくついていけないのだ。最近買ったアイドルのCDといえば、松本伊代デビュー30周年記念ベスト・アルバム「オールウェイズI・Y・O」といった具合なのである。握手会参加券も封入されていたのだが、そもそも仕事で行けない日程ではあったのだが、仮に行けたところでどのようなテンションで臨めばよいのかまったく見当がつかないのだ。場所は品川ステラホールであり、それは確か私が最後に道重さゆみを生で見た場所であった。「気まぐれプリンセス」の発売記念イベントであった。昨年の今頃、福家書店の握手会は、写真集を買って現地にまで行っていたにもかかわらず、怖気づいて参加しなかったのだ。

「今夜もうさちゃんピース」のオープニングトークでは、その海外握手会での面白エピソードを話し、ピチピチの衣装でぽっこりしたお腹が目立っていたという自虐トーク、からの今日はラジオなのでお腹が見えなくて安心、という安定した構成力、これぞ道重さゆみである。その気になればいつでも最新のこれが聴けるのだ。これさえあれば大丈夫ような気がしてくる。

モーニング娘。の最新シングル「ワクテカ Take a Chance」がかかる。道重さゆみがリーダーのモーニング娘。なので、贔屓目に見たい。ブログには本当に感じ、思ったことを綴りたい。ある時期からモーニング娘。やハロー!プロジェクトの音楽にすっかり興味を失ってしまった私だが、いまでも大好きな「笑顔YESヌード」はたまに聴くし、本当にカッコいいと思うし、最近では「恋愛ハンター」とかもわりと好きで、ブログにもその旨を綴ったものである。道重さゆみリーダー体制になり、売上も復活した「One・Two・Three」、そして、続く今回の「ワクテカ Take a Chance」と、もちろん確認はしているのだ。YouTubeでPVを観ている程度だが。しかし、このブログにその感想を書いていないのは、もうすでによく分からないということなのだ。エレクトリックなサウンドのアイドルポップはわりと好きなタイプの音楽なのかもしれないのだが、どうもよく分からない。これは良いとか良くないとかではなくて、明らかに分らないということなのである。

そんな思いで今回も「ワクテカ Take a Chance」を聴いていたのだが、いや、じつは意外と良いのではないか、などと思ったりもしたので、いい加減なものである。

「さゆの小部屋」で、後輩の9、10期がブログをはじめたが、それについて何かアドバイスを、というようなメールが読まれていた。そこで、道重さゆみは、ブログはポケモー。のツアー日記と違うのだということを頭に入れてほしい、というようなことを言っていた。ポケモー。とはモーニング娘。の有料携帯サイトであり、もちろんかつては私も会員で、月額315円払って壁紙や着ボイスをダウンロードしたり、Q&Aの更新を楽しみにしたり、おみくじを引いたりしていたものである。道重さゆみがGREEでブログをはじめる前は、ここだけがまとまった文章を楽しめる場で、じつにありがたかったのだ。

もちろん会員はほぼ全員がモーニング娘。の、しかもわりと熱心な部類のファンであろう。それに対して、ブログはいつ誰が見るか分らない。ファン以外の人たちの目にふれるチャンスがある。そのことを意識してほしい、つまり、あまり内輪ノリになるとチャンスを逃すことにもなる、そのようなことなのだろう。

道重さゆみのブログを見ると、後輩メンバーと一緒に写っている写真がわりと多いのだが、もちろんかなり年上なこともあるので、ひじょうに大物然としているというか、貫禄があるのである。それでいて、かわいい女の子としての現役感も維持しているのであり、これはもうすごいことなのである。

道重さゆみは、確か「ポニーテールとシュシュ」の頃にAKB48が好きだという発言を深夜の生配信番組でして、対抗心を燃やしている多くのハロー!プロジェクトファンから非難をされたことがある。しかし、私はむしろだからこそ自分は道重さゆみが好きなのだろうと思った。ポップなキラキラ感に対する開かれた感性、これである。9期、10期メンバーのことはほとんどよく知らないのだが、まだまだ未知の可能性があるのだろう。変に内向きになって凝り固まらず、あくまで外へ開き、ポップを志向すべきというスタンスは、じつに好ましい。

続いて、モーニング娘。からいつも力をもらっているというファンからのメールで、最後の道重さゆみのMCで号泣してしまうが、それは前を見続ける道重さゆみと自分の後向きさを比べてしまうからではないか、という内容が読まれた。そして、もちろん道重さゆみはこれに反応するのだ。以下、久しぶりのテキスト起こしである。

でも、あの、本当に私は、こう、なんだろうな、全然前向きじゃないんですよ、じつは。
あの、さゆみの前向きさと自分の後向きさを比べちゃうって言ってるんですけど、たぶんさゆみも相当後向きだと思うし、この「伝わらないことがあるけどあきらめない」って思えたのは、その、「伝わらないことがあるけど」って思ってる時は後向きじゃないですか。あー、伝わらないから、もうなんかいいかなって、なんか、ちょっと...とりあえず大丈夫って思った時は、もう、さゆみ的にはもう相当後向きなんですよ。
でも、これじゃよくないと思って、まあ、そういう、後向きになったし、よくない考えにもなったし、まあ、時間もかかっちゃったけど、あきらめないで頑張ろうって思えたから、いまは前向きに、こう、取り組めてるよっていう気持ちだったので。
逆にいえば、まあ、自分で言うのもあれですけど、成長できたってことなんで、後向きさがあってこその、その、前向きがあるかもしれないので、別になんかいま後向きでもいいと思うし、さゆみは、その時に、あの、一回、いまはあきらめなかったけど、あきらめたことがあったんですよ、一回、モーニング娘。に対して、リーダーになってから。
でも...あ、これ、ヤバい。これはヤバいぞ、これは。
でもそれは、なんていうんだろ、なんか一回、なんか、逃げようかなと思ったんですよ。壁が高すぎて、その壁を乗り越えれる気がしなかったんですよ、自分の中で。だから、これは、ちょっと、なんか、それようと思ったんですよ。なんか、逃げようって。
でも、逃げって、たぶん、逃げちゃダメだよってたぶんいろんな人に言われるじゃないですか。私いまこういうこと思ってて、こうしようかなって、ちょっとあきらめかけてるんですって言われたら、いろんな大人に、逃げちゃダメ、とか、そういう、頑張れ、とか言われるんですけど、その時に、絵里にメールしたんですよ...あー、これダメだ...絵里にメールしたら...あー、これ泣けちゃう...やめよっかな、この話。
えっと、なんか、絵里にメールしたら、なんだっけな、いや、覚えてるんですけど、言葉が出ない...あの、なんか、逃げてもいいんだよ、みたいな、なんか、来たんですよ。それが本当に感動して、なるほど、逃げても、その場所が...その時に、絵里の気持ちがすごい伝わったんですよ。逃げてもいいんだよっていう一言だけに、あ、そのなんていうんだろう、逃げた場所がいまよりも楽になれて、楽しくって、自分にとってプラスになることだったら、きっとそれは...それがいまの自分にとって正解なんだなって思えたから、いろんな人に、それは良くないって言われたとしても、あー、でも自分が選んだんなら、それでいいって思えたから、その時は一回逃げたんですけど、逃げたら逃げたそこの場で、またつらいことって必ずあるんですよ。で、そこでまた、こう、一歩一歩、自分で見つけて、こう、いまにたどり着いたっていうか、そこで逃げた場所でまた、つらいことがあったから、あ、どこにいてもそういう試練はあるというか、あの、ちゃんと、しなきゃいけないことがあるんだなって思えたから、あ、あきらめないでおこうって、あきらめないで...自分があきらめたら、すべてがよくなくなるから...自分もダメになるし、周りもよくなくなるなっていうことに気づけたから、まあ、そこで遠回りはしちゃったんですけど、それはそれで自分の中で、まあ、前向きに考えるしかないんで、ここは。まあ、そういう時間をつかっちゃったので、前向きに捉えるしかなかったんで、まあ、いいかなって思えたので、たぶん、きっと後向きになってるリボンの愛さんは、別に全然いいと思う、っていうか、いまはそういう時間だなっていうことで、うん、全然大丈夫と思いますね。

もうこれを聴いて、だから、やはり道重さゆみなのだ、と強く思ったのである。どこがどうとか、そういう解説とか感想とか、一言でも付け加えようものなら純粋さを失うというか、道重さゆみが話した原文そのものがすべてである。このような文字起こしではまったく十分ではなく、声や間を含めた、すべてが素晴らしい。テキストはあくまで記録である。これを残したいし、多くの人に伝えたい。また、自分で改めて打つことによって、写経的な効果も期待できる。そもそも、かつてテキスト起こしをやっていたのは、そういうことだったのだろうな、ということを思い出した。

番組後半は「もしもさゆみん」のコーナーで、昔は医者になりたかったという話が出て、それは以前にも聞いて知っていたのだが、他にカリスマ美容師と詩を書く人にもなりたかったらしい。トライアングルの詩が地元の新聞に載ったのは、熱心なファンならば知るところだが、カリスマ美容師の件は初耳である。そもそも道重さゆみは確か世の中で一番苦手な場所は美容院というようなことを言っていた気がしたが、この辺りの突拍子のなさも含め、やはり最高に素敵なのである。

この後、嬉しいことに私が道重さゆみを好きになったきっかけである、小学生の頃に教室の机の引き出しでダンゴムシを飼っていた話までしてくれた。なんだこの充実した内容は。おまけに、モーニング娘。の中でも私がかなり好きな「秋麗」までかけてくれたのだ。

あと、番組中、道重さゆみのソロ曲「ラララのピピピ」の話題が出ていた。もちろんまったく知らない。しかし何やら期待させるタイトルではないか。ピピピといえば、松本伊代の「オトナじゃないの」である。「オールウェイズI・Y・O」のブックレットでは、松本伊代の最強パフォーマンスはこの時期ということになっていたが、まったく異論はない。道重さゆみに「魔女っ子セブンティーン」とかをカバーしてほしい。23歳ではあるが、まったく問題はないはずである。

iTunesで検索すると、モーニング娘。のアルバム「⑬カラフルキャラクター」の収録曲であることが分った。試聴すらする前からこの曲だけでも購入しようかと思ったのだが、1曲250円なので、これならアルバムを2,000円で買った方がお得ではないか、とか、いや、でもそもそも購入したところで聴くのだろうか、とか思っているうちに、別の所で試聴ができてしまい、これは近頃流行りのエレクトリックなポップなのだが、道重さゆみのファニーなボイスがよく似合っている。切なげな旋律もあり、これはすぐに気に入った。「⑬カラフルキャラクター」の曲目を見るに、「恋愛ハンター」も入っているし、じつは「ピョコピョコウルトラ」も、初めはなんじゃこりゃと思ったものの、「今夜もうさちゃんピース」で何度か聴くうちにその違和感が快感に代りつつあったことも思い出し、これはやはり買ってしまおうと思う。いま「アルバムを購入」ボタンをクリックし、クレジットカードに2,000円が課金されて、ダウンロードがはじまっている。3作ぶりにモーニング娘。のアルバム購入である。とても嬉しい。


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