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2014年2月 5日 (水)

絶対彼女。

昨夜、大森靖子さんのアルバム「絶対彼女」をiTunesストアで購入した。「今夜もうさちゃんピース」で道重さゆみにインスパイアされたという「ミッドナイト清純異性交遊」という曲がかかっていて、それをきっかけに少し調べたところ、かなり興味をひかれたからである。

アルバム1曲目の「絶対彼女」は試聴したが、あとは別に確かめなくてもおそらく大丈夫だろうという根拠のない確信で、アルバムをまるごとダウンロード購入した。「ミッドナイト清純異性交遊」そのものも素晴らしいのだが、インターネットに発表されていたこの曲の解説文のようなものにひじょうに感激したため、別にたとえば他の曲があまり好みではなかったとしてもまあいいや、という思いでiTunesの購入ボタンを押したのである。

しかし、これはかなり気に入った。「ミッドナイト清純異性交遊」や「絶対彼女」のようなテクノポップテイストの曲はじつは少なく、その他のアルバムの曲は弾き語りぽいものが多かったりするのだが、全体を通して聴いてみると、実にエクレクティックなインディー・ポップ・アルバムなのだ。80年代の英国あたりのインディー・バンドがものすごく好きだったわけだが、それらの魅力であった繊細で自由な感じにわりと近くて、それでいて明らかに90年代以降のオルタナ・ロックとか音響派とかを通過した後の、最新型のアートフォームという感じでものすごく好きである。正直、日本語でこの類いの音楽的快感を得た驚きとしては、フリッパーズ・ギターの「カメラ・トーク」以来かもしれない。

あとやっぱり言葉のセンスがものすごい。道重さゆみの「今夜もうさちゃんピース」で聴くまではまったく知らなかった訳だけれども、これは本当に良いものを見つけた、という感じである。

ところで今日は私が20年以上にも亘って愛読している英国の音楽誌「NME」が歴代ベスト500ソングのリストを発表する日で、そのプレイリスト化に余念が無かった。持っていなかった数曲を買い足して、500曲のプレイリストが完成した。私が大好きなビッグ・スターの「セプテンバー・ガール」が漏れてしまったのは本当に残念なのだが、それでも名曲揃いである。こういう歴代ベスト系のリストものは本当に大好きで、ついに一番大好きな「NME」が初めて500曲という大ヴォリュームのやつを発表してくれたということで、大盛り上がりのはずなのだが、大森靖子とモーニング娘。’14が久々に本気でリアルなポップ音楽として、いま現在は燦然と輝いているという次第である。

モーニング娘。に関しては2007年のアルバム「SEXY 8 BEAT」だとか翌年のシングル「リゾナント ブルー」とかは本当に大好きだった。リアルなポップ音楽としてものすごく大切に聴いていた。しかし、その後、発表される新しい作品が次第にあまり好みではなくなっていき、ファン活動の一環として半ば義務的に買ったり、ついには買わないものが出てきたりという感じになった。

実は道重さゆみリーダーになった後も、買ってはいたがそれほど熱心に聴いていたかというと、全くそうではなかったりもした。一時的に好みの曲があったり盛り上ったりすることはあったのだが、それが長続きしなかった感じである。しかし、今回のモーニング娘。'14の新曲3曲はどれもものすごく気に入っている。前作を聴き返してみても、作風にそれほど大きな変化があったとも思えず、この辺りの自分のいい加減さ、適当さが不可解すぎて謎なのである。

しかし、道重さゆみ個人も、モーニング娘。'14というグループも、その作品も全て完全に肯定できるということがこんなにも楽しいものだとは、確かにそうだったのだが、すっかり忘れていたのである。

ハロー!プロジェクトの特集記事が載っている「SPA!」のデジタル版を購入した。この雑誌はトータル的に全く好きではないので、できれば立ち読みだけで済ませようと思ったのだが、ハロー!プロジェクトのページだけでもちゃんと読んでおこうと思い、やはり購入した。大森靖子さんがハロプロ推しの著名人として掲載されていて、その中で橋本愛とハロー!プロジェクトのコンサートに行ったことなどが語られていた。また、アルバム「絶対彼女」の最後に収録された「I&YOU&I&YOU&I」はタンポポのカバーであり、ハロー!プロジェクトで最も好きな曲であるということも知った。モーニング娘。のメンバー入れ替わりをプロ野球のチームにたとえているのがおもしろかった。

高円寺に住んで美術大学に通っていた20代のインディー系女性アーティストが道重さゆみファンで、かつプロ野球のたとえをしてしまうという点に、はげしく好感を持った。

あと、やはり「ヤングタウン土曜日」もちゃんと聴かなければいけないということも、強く思った。今日はエクササイズを兼ねて片道約50分の道を歩いて往復することに決めていたので、録音したものをiPhoneに入れて聴いていた。この番組はとにかく長くて、なかなか聴く時間を捻出するのが大変なのだが、このような聴き方はわりと良いのではないかと思った。ちゃんと聴くのは高橋愛と道重さゆみがアシスタントをしていた頃以来ではないだろうか。かつて、いわゆる道重さゆみのさんまに鉛筆投げ事件などに真剣に心を痛め、ポケットモーニング娘。を通じて道重さゆみに励ましのメッセージを送ったことなどが懐かしく思い出される。

今は道重さゆみと飯窪春菜がアシスタントを務めているようだ。飯窪春菜については、モーニング娘。9期以降のメンバーについてよく知らない頃から、クール・ビューティーな雰囲気にわりと好感を持ってはいた。先週の放送には、さらにJuice=Juiceの宮崎由加が出演していた。兄が野球をやっていたことから球場にもよく足を運んでいて、そのため、ウグイス嬢のものまねが得意だという。そのクオリティーがものすごく高く、さんまや村上ショージを爆笑させていた。

この収録日はちょうど道重さゆみが体調不良でイベントを休んだ翌日あたりで、おそらく「ミュージックステーション」生放送と同じ日なのではないかと思う。さんまの自分が風邪をひいたことをけして認めないノリ、風邪をひいた時はミカンを食べて太陽に向って走れというのは、以前から全く変っていない。

宮崎由加はJuice=Juiceのリーダーだが、リズムを取るのがものすごく苦手であるという話題から、やがて、曲に歌詞があることを知らなかったという衝撃的な告白へとつながり、さんまから破綻者などと言われていて、とてもおもしろかった。

かつて、道重さゆみは曲に音程があることを知らなかったことを告白したが、それ以来の衝撃であった。ハロー!プロジェクトにはまだまだものすごくユニークなキャラクターを持った人材がいるものである。

やはりこの番組は楽しくていいね。

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