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2014年2月 7日 (金)

カラフルキャラクター。

仕事の帰りに、駅前の書店で「日経エンタテインメント!」を買った。モーニング娘。'14特集を読むためである。

一番の目的はもちろん道重さゆみがモーニング娘。の歴史を振り返ったインタヴューだったのだが、一番初めのページにメンバー全員が横並びに写っていて、それぞれの簡単な紹介が載っているところがとてもおもしろかった。

道重さゆみと振り返るモーニング娘。の歴史のページにもあるように、このグループはすでに結成から16年になる。そのうち、私がちゃんとファンだった期間というのは、2007年から2010年までのほんの3年間ぐらいに過ぎず、これはもうどうしようもないな、と思う次第である。

現在のモーニング娘。のメンバーは、道重さゆみ以外は全員が2011年以降の加入ということで、私にはほとんど知識がないのである。それでも「今夜もうさちゃんピース」は聴いたり聴かなかったりしていたし、9期加入後のライブDVDも買って観ていたりはしたので、全く知らないというわけでもないのだ。最新オリジナルアルバムの「⑬カラフルキャラクター」だってiTunesストアで買って、一時期はわりと愛聴していた。

最近、モーニング娘。'14のメディア露出がちょっと多くなってきただけで、これは久しぶりにグループとして推せるのではないか、などと本当にどうしようもないお調子者的に盛り上り、かつてのように「ヤングタウン土曜日」まで聴きはじめては、他のメンバーのキャラクターもなかなかおもしろいのではないか、などという気分の昨今、こういうコアなファンというよりは世間一般に向けたような記事は本当に役に立つ。

鈴木香音というメンバーの紹介では、「特技は『りんご』などの謎モノマネ」と書かれている。何なのだ、それは。本当に謎である。生田衣梨奈は魔法使いらしい。小田さくらは最も新しいメンバーだが、歌唱力がすごいらしい。譜久村聖は少しは知っている方だが、お嬢様キャラクターのようだ。鞘師里保はライブビデオを観てこれはすごいと思ったことがあるが、キャッチフレーズも「ソリッドダンサー」とカッコいい。Perfumeと同じアクターズスクール広島出身らしい。石田亜佑美は元・楽天ゴールデンイーグルスのチアリーダーらしい。すごい。工藤遥はすでにかなり良いのではないかと思っているのだが、「ショートカットでハスキーボイス、性格もサバサバと気の強さが同居する愛され弟キャラ」と、かなり良い紹介のされ方をしている。佐藤優樹は北海道出身メンバーということでやや贔屓目に見ているのだが、「不可解な行動や言動が多く、あまりに天然すぎて、メンバーからいじられる」とのことである。

そして、飯窪春菜は「おしゃれ番長兼太鼓持ち」であるらしい。何だそれは。

実は昨日、久しぶりに「ヤングタウン金曜日」を聴いて、それから数日前に道重さゆみと飯窪春菜がゲスト出演していたダイノジのラジオ番組を聴いて、飯窪春菜が道重さゆみをことあるごとに持ち上げてヨイショする様が、とてもおもしろいと思ったのだ。咄嗟に頭に浮かんだ言葉が、太鼓持ちというものであった。しかし、太鼓持ちといえば、上司をヨイショするサラリーマン、しかも一昔前のイメージであり、なかなか女性アイドルを表現するには用いられないと思っていたところ、この「日経エンタテインメント!」の記事を読むと、どうやら飯窪春菜は自ら「太鼓持ちアイドル」と名乗っているらしいのだ。そうなのか。ならば、ほぼ初めてちゃんとトークを聴いた私に咄嗟にそう思わせたのは、まさに思惑通りということになる。

いや、なんておもしろいグループなのだろう。いや、まだまだ全然知らないのだが、これはまるで2006年の日曜日の昼休み、たまたま観た「ハロー!モーニング」に引き込まれていった時のような何やらとても愉快な予感がするのだ。

道重さゆみとモーニング娘。の歴史を振り返るインタヴューでは、高橋愛、新垣里沙、田中れいなといった実力派メンバーが次々と卒業していった頃について、新メンバーは若かったが、小さい子が好きなので妹ができてうれしいという感じだった、そして、みんな可愛いし良いところがたくさんあるので、多くの人に知ってほしいという気持ちがさらに強くなった、と語っている。

今のモーニング娘。’14というのは、ある意味、そもそも自らがアイドル好きである道重さゆみが、一方ではファン目線でプロデュースもしているといえるのかもしれない。

かつて、一部道重さゆみファンは、将来アイドルのプロデュースなどをすると良いのではないか、などと妄想を語ったものだが、ある意味それを実現してしまっている。私がより熱心なファンだった頃から、常に期待のさらに上を実現してしまうと感心していたのだが、それは以降もずっと続いていたのだなと思った。

あと、ダイノジの大谷ノブ彦は「オールナイトニッポン」でも道重さゆみのことを熱く語っていたというので、それも聴いたのだが、これはとてもよく分った。ダイノジは数年前に大地洋輔がエアギターの世界チャンピオンになったことが良く取り沙汰されていたが、元々は大谷ノブ彦がDJをしている時にはじめたものだと聴いたことがある。テレビでエアギターを披露する時にはジェットの「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」やブラーの「ソング2」が使われていたが、後に相当なロック好きだということを知った。「オールナイトニッポン」もちゃんと聴いたことはないのだが、音楽番組として高い評価を得ているという記事を読んだことがある。

いわゆるロキノン厨とか厨二病とかいうメンタリティーの一部をやや意図的にこじらせているタイプの大人にとって、道重さゆみの人間性と物語性はたまらないものがあるのだ。

われわれのようなボンクラは、夜中に道重さゆみのことを考えて泣きそうになることがある、などと言っていたが、まさにその通りである。あと、最近のモーニング娘。’14の楽曲について、EDM(Electric Dance Music)のサウンドに歌モノのメロディーがのっているというのはすごいことだというようなことも言っていた気がするが、最近、私がモーニング娘。'14の曲は実はすごくカッコいいんじゃないさろうかと思いはじめているのは、この辺りの音楽的変態性にもあるように思える。

大谷ノブ彦は「オールナイトニッポン」ではない方の先日の別のラジオにおいて、道重さゆみ本人に向ってもこのようなことを言っていたが、道重さゆみは私はそんなすごい人間ではないです、というふうに謙遜していた。

大谷ノブ彦はいまや℃-ute、中でも矢島舞美推しらしいのだが、そのことを言った時の道重さゆみの反応、つまり、矢島舞美のかわいさを認め、大谷ノブ彦が一番かわいいはずの道重さゆみが他人のかわいさを認めていいのか、などと意地悪なつっこみをしたところ、表情がかわり、私の次にですけどというようなことを言ったと、そのことについても語っていた。

役割を絶対に引き受けてブレちゃいけないというところと、そこが少しほころんでしまう時の人のよさ、にじみ出る人のよさのようなものを道重さゆみは持っている、だからこそ人のために生きられるのだなと思った、とのことである。そして、自分がかわいいと言っている人が人のために生きているというのは最高じゃないかと、そのようにも言っていた。

道重さゆみとは、本当に語りたくなるアイドルである。


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