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2014年11月 9日 (日)

Do it! Now

道重さゆみのモーニング娘。’14からの卒業が一日毎に迫っているわけだが、11月26日の卒業コンサートを迎えるにあたり、私は最近のモーニング娘。の曲をあまりにも知らなすぎるという問題点に気がついた。

私がモーニング娘。の新作を出れば買っていた時期というのは、2007年2月の「笑顔YESヌード」から2010年2月の「女が目立って なぜイケナイ」までの間だけに過ぎず、それ以降は買ったり買わなかったりであった。アルバムについては、「⑬カラフル キャラクター」しか買っていないといういかんともしがたい状況であった。

ところで、卒業コンサートではどのような曲が歌われるのだろう。とりあえずいま行われているツアーのセットリストが、インターネットで見つかった。最終日とどれだけ曲目が変るのかは定かではないが、ある程度の目安ぐらいにはなるのではないかと思う。また、ツアーのセットリストもA、B、Cと3種類あるようで、それぞれ曲が異なっている部分がある。私はやはり「シャバダバ ドゥ~」と「ラララのピピピ」が入っているAが良いなとは思うのだが、どうなるのだろうか。

それよりも持っていない曲があまりにも多すぎる。これはいかんと思い、セットリストに入っていて持っていない曲を、メドレーのものを含め、iTunesストアで次々に買っていき、A、B、Cそれぞれのプレイリストを作成した。気がつくとiTunesストアでモーニング娘。(モーニング娘。’14も含む)の曲を7,250円分ほど購入していた。

やはり新しめの曲が多く、古い曲でも昨年発表された「The Best!~Updated モーニング娘。~」に収録されていた、新しいメンバーによって新アレンジで録り直されたバージョンの方だったりした。

私は最新アルバム「14章-The Message」の中では、道重さゆみ・譜久村聖・飯窪春菜による「恋人には絶対に知られたくない真実」が気に入っている。ここ最近のモーニング娘。’14に顕著なEDMっぽいサウンドが使われているのだが、歌詞の世界観や曲調は平和な青春賛歌という、ひじょうに特殊な音楽である。「What is this crazy rock'n roll music?」という英語DJのような声が入っているのも、謎すぎて素敵である。

あと2011年のアルバム「12,スマート」に収録されていた「彼と一緒にお店がしたい!」が最高である。これは道重さゆみのポップでキュートな魅力のようなものがグループ全体に浸透したかのような、眩しすぎて泣きたくなるような大傑作である。コミカルに演技したようなボーカルとか、家族のみんな大好きだけど愛追いかける世代という歌詞など、本当に好きすぎる。

シングルでは「わがまま 気のまま 愛のジョーク」がものすごくカッコいい。他にも「今夜もうさちゃんピース」で聴いたことがあるような曲も少なくなく、間奏でフェイドアウトして「お送りしたのは、モーニング娘。で....」と道重さゆみの声が聴こえてきそうなものもあった。

このセットリストの中に「Do It! Now」が入っていて、しかもA、B、Cすべてにおいて選曲されていることから、わりと重要だと思われる。この曲は2002年7月24日に発売されていて、もちろん道重さゆみはまだモーニング娘。に加入していない。当時の人気メンバーであった後藤真希が参加したラスト・シングルということで選曲されたのかも思ったのだが、じつはこの曲は亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなが合格した「モーニング娘。LOVEオーディション2002」のダンス課題曲だったということである。道重さゆみが参加した最初のシングル「シャボン玉」などと同様、重要な曲ということで選曲されたのかもしれない。

私が道重さゆみの魅力に気がつき、それまでまったく興味がなかったモーニング娘。やハロー!プロジェクトの動画や音源などを観たり聴いたりしまくっていた頃、ハロー!プロジェクトの動画サイト「Dohhh UP!」というのがあり、そこで公開されていた道重さゆみが1人で映る「Do It! Now」の映像が好きだった。

これはモーニング娘。がグループとしてパフォーマンスしているのだが、カメラが道重さゆみだけをずっと映しているというもので、他のメンバーのバージョンもあったのではないかと思う。当時のモーニング娘。においては、高橋愛、田中れいな、藤本美貴といったメンバーがリード・ボーカルをとるケースが多く、他にもリーダーの吉澤ひとみ、最年少メンバーでものすごく推されていた久住小春や実力派の新垣里沙や亀井絵里がいて、道重さゆみの存在感はひじょうに小さいものであった。前年の秋からラジオ「今夜もうさちゃんピース」がはじまり、これをきっかけに独自の道を切り拓き、私のような面倒くさいライトファンにも見つかってしまったのだが、このコンサートが行われたのはおそらく2007年の1月なので、最も立ち位置が定まっていなかった時期なのではないかという気がする。

このパフォーマンスにおいて、道重さゆみがグループの中心としてスポットが当たる瞬間は一切ない。それでも地道に自分がやるべき振り付けやコーラスパートを一生懸命こなし、途中で明らかに体力を消耗しているように見える箇所もあるが、頑張っている姿が記録されている。それがとても感動的であった。

その後、道重さゆみは少しずつ活躍の場を広げ、人気も徐々に高まっていって、ついにはモーニング娘。のリーダーになり、セールスを復活させ、歴代メンバーの在籍最長期間も更新した。

あと数週間で輝かしい花道を飾ろうとしているが、そこに至るまでにはこのような時代もあったのである。

「Dohhh UP!」はもう無いのだが、別の場所でこの動画を見つけたので、何年かぶりに観てみたのだが、やはり感動した。そして、とても感慨深いものがあった。

仕事の帰りに夜風にあたりながら、iPhoneで「ヤングタウン土曜日」を聴きながら歩いた。radikoプレミアムは居住地域以外のラジオ放送がパソコンやスマートフォンで聴けるという素晴らしいものだが、少し前まで確かMBSラジオは聴けなかったような気がする。それが、いつの間にか聴けるようになっていたことに、今日気づいた。

道重さゆみの他にレギュラーの飯窪春菜と、ゲストで石田亜佑美が出演していた。収録は飯窪春菜の誕生日である11月7日金曜日に行われたようだ。つまり、私が福家書店新宿サブナードの握手会に参加した翌日のことである。道重さゆみは卒業を前にして、だんだん寂しくなってきたというようなことを言っていた。季節のことも少し絡めて話していたが、以前、年末の切ない感じが好きだという話を何度かしていたので、おそらくそのことなのだろう。

石田亜佑美はブログに自信があるようで、明石家さんまに物怖じせずに読んでくださいとグイグイ行っていて、道重さゆみがレギュラーになったばかりの頃を思わせて、なかなか良かった。

道重さゆみはモーニング娘。を急遽脱退した藤本美貴にかわって、2007年6月9日から「ヤングタウン土曜日」のレギュラーになった。あの「Do It! Now」の動画が撮影されたコンサートから、約5ヶ月後のことである。この頃は道重さゆみにとって久しぶりのソロ写真集や初のソロDVDが出たりして、とても楽しかった。道重さゆみは「ヤングタウン土曜日」において、なんとか自分の場所をつくろうと、ひじょうに一生懸命に奮闘していて、それが明石家さんまや村上ショージにも段々認められていった。ブチ切れて明石家さんまに鉛筆を投げつけるという伝説の事件もあった。

今日の番組でもふれられていたが、道重さゆみが「シンデレラ The ミュージカル」でセリフもなくワイヤーで吊られる役だった頃、ラジオなどでは普通に告知をしていたが、内心ではひじょうに屈辱的な思いを味わっていたらしい。そんな時に明石家さんまからそれは面白いと言われ、そういうポジティブな考え方もできるんだと思い、とても救われたということを言っていた。

いま、それをMCでスベりがちで自信が無かった石田亜佑美に対して、道重さゆみがやっているという素晴らしいエピソードも話されていた。

「シンデレラ The ミュージカル」はセリフがなくワイヤーで吊られる役かもしれないが、私はそれでも道重さゆみが観られる数少ない機会だと思い、新宿コマ劇場に行っていた。道重さゆみはその頃、本当に心が病んでいて、家に帰って大好きな家族にすら当たり散らしていたらしい。そのことを数ヶ月後、ミュージカルが終ってからしばらく経った頃にラジオで話し、感きわまって放送中に泣いてしまっていた。あと、同じ回で話していた母や姉と熱川バナナワニ園という場所に行った話も私はとても好きで、「ワニがいて当り前なんだ」という素敵なフレーズもとび出した。私はそれにあまりにも感動して、一時期、ブログのタイトルにしていたぐらいである。あと、実際にバナナワニ園にも行ってみた。

このような時期を見ていたからこそ、花道がより感動的なものになるのであろう。私などは途中で悪態ついてしばらく離れていたり、「元道重ヲタの『生きる』氏がAKBに寝返ってハロプロを叩いていた件」などというスレッドを立てられたりしていた泡沫在宅ライトヲタクに過ぎないわけで、ずっと一筋に応援してきた偉大なる道重さゆみファンの方々には、もちろん遠く及ばないわけである。それでもこんな気持ちになるのだから、本物のコアなファンの方々においては、より一層思いが強いことであろう。道重さゆみと同じ時代に生きているというリアリティーを、強く焼きつけていきたい。そして、自分も負けずにやっていきたい。まずは、また明日もである。



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