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2014年11月29日 (土)

好きだな君が。

iPhoneのホーム画面に道重さゆみのアメーバのブログがアイコン化されていて、1タップで開けるようにしているのだが、もちろん11月27日13時35分15秒に投稿された「卒業」という記事が最新のままで、ついに更新をあらわす「NEW!」の文字も表示されなくなってしまった。これにさゆロスの初期症状ともいえるさびしさを覚えなくもないのだが、ピンク色のサイリウムで染まった横浜アリーナの写真も表示され、あの光の1つになれたことを、とても誇らしくも思うのであった。

日常はすっかり平常に戻ったかのようではあるが、自由な時間はやはり道重さゆみについて書かれた文章を読んでいる。もう道重さゆみ本人による新しい言葉はおそらくしばらくは読むことはできないのだが、いま、かなりたくさんの人たちが道重さゆみについてかなり熱烈に語りたくなっているので、それで極度のさゆロス状態を回避できている部分もある。

BARKSやビルボードといったサイトに掲載された11月26日の横浜アリーナコンサートのレビューを読んだが、かなり詳細に、しかも愛情をこめて書かれている。そして、当日、現地で観た風景を思い出し、また、観ていただけでは分らなかった事実を知り、それ込みで胸が熱くなり、何度も泣きそうになったりしている。

コンサート途中で道重さゆみが足を痛めるというアクシデントがあってから、やはり舞台裏では多くのドラマがあったようである。臨機応変に対応したスタッフやメンバー、そして痛みと悔しさと闘いながら、最後までやり遂げた道重さゆみ、あの夢のような空間では、ものすごいことが起っていたわけである。

メドレーの途中、当初はメンバー全員が中央ステージでパフォーマンスする予定だったと思われる場面で、道重さゆみだけはおそらく足の痛みのために移動することができず、メインステージで歌っていた。次の曲は「好きだな君が」で、道重さゆみと譜久村聖のデュエットである。ここで譜久村聖は中央ステージからメインステージの道重さゆみに向って猛ダッシュで走る。おそらくこれを見たと思われる道重さゆみが、笑顔になる。この場面は「フクムラダッシュ」として、一部のファンの間で早くも伝説化しそうな勢いである。

道重さゆみがいうところの、なんとか自分の力を発揮して、スカパー!で生中継された当日のコンサート動画をところどころ観たのだが、アンコール前の最終曲である「Be Alive」の曲紹介、そして歌い出しで、道重さゆみが泣いている。これはおそらく自分が足を痛めたことに対する悔し涙なのではないかと思う。ここまでは順調であった。カッコいいパフォーマンスも決っていたし、「彼と一緒にお店がしたい」で鞘師里保にもキスできたし、中澤裕子、矢島舞美、田中れいなからの祝福もあった。しかし、メドレー中にアクシデントが起った。ずっと準備してきて、映像収録もある、この記念すべき卒業コンサートで、よりによってなぜこんな大事な舞台でこんなことが起きてしまうのか。

道重さゆみは翌日のブログで「悔しかったし申し訳なかったし、自分に対してこんなにムカついたことはないくらいにムカつきました(笑)」と綴っているが、あの表情にそれがあらわれていた。しかし、ピンチをチャンスに変えるドラマこそが道重さゆみの真骨頂であり、結果的にこのアクシデントこそが卒業コンサートを伝説的なものにし、後輩メンバーたちの成長に後々つながる経験になったに違いあるまい。

コンサートDVDとBlu-rayが2月に発売されるようだが、これはぜひメンバーやスタッフ、当事者や目撃者の証言をもまじえたドキュメンタリー作品も制作してほしいと思わせてくれるほどである。

数年前、道重さゆみの魅力に気がつき、それをやや大げさではないかと思えるほどに讃える文章を日夜書き綴っていた時期がある。当時、世間一般的には人気が下火だと見なされているアイドルグループの、しかも人気がある方ではないメンバーに強くはげしく入れ込むことに、スノッブ的な快感がまったく無かったといえば嘘になる。しかし、その根底にある愛と敬意はいつでも本物であった。

いまや多くのメディアや著名人が道重さゆみの魅力を、真顔でレジェンド的に讃えている。そして、道重さゆみ自身ももちろんそれに見合う存在となった。横浜アリーナで見た道重さゆみは、本当に凛々しかった。感動した。しあわせだった。

道重さゆみが卒業してしまったら、もうモーニング娘。’14には興味がなくなってしまうのではないかと思っていた。実際にしばらく前から、モーニング娘。そのものはもうそれほど好きではなくなっていたし、一時期はどちらかというと嫌いに近い感情を持っていたことすらある。しかし、道重さゆみは卒業スピーチでも言っていた通り、元々、モーニング娘。が大好きで、モーニング娘。になりたいという思いだけでこの世界に入り、その気持ちだけはずっとブレることがなかったという。

道重さゆみは卒業後も、これからのモーニング娘。をよろしくと、ことあるごとに言っていた。ならば、道重さゆみファンとしては、道重さゆみが卒業した後もモーニング娘。’14を応援するべきであろう。しかし、それだけの理由でじつはたいして好きでもないグループを応援するというのは、何かが違うような気がする。だが、私はいまのモーニング娘。’14がとても好きになってしまったので、もはや何も迷いがない。道重さゆみが卒業した後でも春コンサートに行こうかと思ったぐらいなのだが、いま出ているスケジュールだと、やはり仕事の都合で行ける日が無い。

道重さゆみのことはハロプロ卒業メンバーとして事務所のホームページに載っているし、アメーバのブログでは「道重再生 またいつの日か...。」という文字も見せてくれているので、いつか再びまた会えるのではないかと、期待をしていないわけではない。

先日の横浜アリーナのコンサートのことも、当分は道重さゆみの言葉で聞くことができない。だから後輩メンバーのブログを読んだりラジオを聴いたりするのだろう。それが道重さゆみの思い出だとか情報を知りたいからという理由だけなのではなく、もはや各メンバーのこともより多く知りたいということになってきているので、これは良いことだと思う。

しかし、やはり根本的には道重さゆみが好きであるということから派生しているのであり、無理して推すメンバーをわざわざ決めるというよりは、道重さゆみの後輩であるメンバー全体、グループそのものを応援するというスタンスで良いのではないかという気がする。これがいわゆる箱推しというやつか。

しかし、やはりグループの中で特に興味があるメンバーというのはいる。

道重さゆみは卒業スピーチでファンに対して、「変な人たち、サンキュー」という名言を残したが、もちろんそれは道重さゆみ自身が変なアイドルであるからに他ならない。変とはもちろん他と違っているということであり、独特で個性的でユニーク、多様性を認めるということにもつながる。その通り、私は変なアイドルであるからこそ道重さゆみに魅かれたわけであり、この場合の変とは、道重さゆみがファンに対して言っているのと同様に、最大の賛辞なわけである。

さて、現在のモーニング娘。’14メンバーの中で最も変なのは誰かというと、私はサブリーダーに就任したばかりの生田衣梨奈だと思うのだ。魔法使いや実費で名古屋の「今夜もうさちゃんピース」のロケに突入やファンとして新垣里沙のイベントに参加、また、うさぎ系女子を目指すといった謎の宣言をするも中途半端に終っているらしいことや、ロック的なデザインやファッションを気に入っている風なところ、普段から福岡弁で話すなど、ひじょうに気になる部分が多い。また、面倒くさいかまってちゃん気質であるらしいところや歌があまり上手くないなど、私の心の琴線にふれる部分がわりと多い。

このようなキャラクター的な部分を先に注目したのだが、コンサートの映像を観ると、ただただシュッとしていてカッコいい。このギャップはかなり良いのではないだろうか。今後注目していきたい。

こうすることによって、当分は深刻なさゆロスは回避できそうだし、おそらくこのようにモーニング娘。’14を好きになって道重さゆみが卒業した後も応援し、しかしもちろん道重さゆみこそが一番好きである、という状態こそが道重さゆみが最も望んだものだったのではないか、という気がする。

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